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sick

ビジネスホテルにて


「前髪、邪魔だなぁ。切るか、、、あ。」


(君、綺麗な顔してるんだからオールバックでもいいと思うんだよね。それに、前髪は邪魔だろう?

オールバック?

そうさ、僕のような、ね。

GEのような、、嫌だね。私は顔に自信はない。それに本当の顔など見せたことがない。

あぁ、そっか。まぁやってみようと思ったらでいいよ、オールバックにしたいと思ったらこれどうぞ。

なんだこれ。

ワックスという物さ。まさか知らないのかい?

馬鹿にするな。

ははっwまさか!

see you)

まぁ、やって見るか。

ガサガサ


ーーー


まぁ、、出来栄えが悪すぎるだが、、まぁいい。楽だしな、ワックスの解き方も、、分からん。日常生活、、今度ちゃんと見直すか。

プルル


『やぁ!』

「,,,なんだ、、」

『特別用はないんだが。君と話がしたくてね!』

「そうか、GEと今話す気分ではないからきる。」

『それは酷くないかい?!』

「はぁ。」

『どうした?いつもより調子が悪いように思うんだが。』

「別に。普通だ、」

『嘘は良くないな』

「,,,少し疲れた。」

『そうかい!マッサージは効果的だと思うが、』

「そうか、試してみる、、」

『,,,本当に大丈夫かい?任務中に倒れでもしたら刻一刻。死ぬ可能性もあるのだよ?』

「ちゃんとビジネスホテル(ここ)で休む。」

『そうかい?しっかり休むのも仕事の範囲だからね。』

「あぁ、、」

『気を付けるんだよ。』


ガチャ


「はいはい、」

「本当に聞いているのかい?」

「え、、」

「え。」


何故か、GEの姿がそこにはあった。


「何故いるんだい、、?」

「こちらの台本(セリフ)だ。何故いるんだ、、」

「スタッフに案内された。」

「どうなってるんだ、、部屋替えを申請してくる。」

「無理じゃないかい?」

「なんで。」

「君、分かってるかい?」

「何を。」

「はぁぁ、、相当疲れてるようだね。」

「少しだ、少し。」

「いやいや、僕もそうだが、君、その顔と髪の毛、そして声。」

「,,,っ?!」

「今更。へぇ、それが君の顔かい。意外とおぼこい顔をしているのだな。」

「はぁ、、もういい。」

「それより面白い髪型だねw」

「仕方ないだろ、分からないのだから。」

「子供のような理屈だね。で、オールバックはどうだい?」

「涼しくていいとは思うぞ、、」

「,,,僕がやってあげよう。」

「いやいい、」

「なんでだい。そのままだったらどうにも不格好だろう?」

「いや、GEに頼むといいことはなさそうだし、借りを作るようで嫌だ。」

「えぇ、いやそんなことで借りだなんて言わないよ。ほら、その髪型でいいのかい?」

「よくはないが、、」

「ほらほら、明日にはどうせ取れてるんだから、ね。」

「あー、はいはい、、」


疲れた。もう適当でいい、、


ーーー

GEside


何となく任務で疲れたから近くのビジネスホテルで泊まることにしよう。そう言えばFくんもビジネスホテルに泊まると言っていたから電話しよ。

プルル


『,,,』

「やぁ!」

『,,,なんだ、、、』


彼も疲れてるように感じた。理由(わけ)を聞いたら任務で疲れていた。ということらしい、どうやら彼と理由が一緒らしい。

彼はちゃんと休まないため電話で注意しながらスタッフに案内された部屋に入るとそこにはFくんらしきバックに服が脱ぎ捨ててあった。どうやら彼の私生活(プライベート)は意外と雑なようだ。


「,,,まぁ、幻覚だろうか。なんだろうか、、」


ガチャ


「はいはい」


僕の考えは悪くなかったようだ。それより、彼のその髪型に目が行くんだが、あと顔、あと声。どうなっているんだろうか。やはり彼は少し抜けているところがある。


ーーー

Fside


何故いるのか、、もう考えるのはやめた。


「はぁ、、」

「うん!やはり似合うね!君のそのオールバックは!顔が整っているからちょうどいいよ。」

「そうか、、」

「おいおい。本当に大丈夫かい?相当疲れてるじゃないか。」

「寝ていいか、、オールバックにしてもらった所悪いが、、このままだとぶっ倒れそうだ、、」

「それはそれは、、早く寝るが良い。」


ガチャ


「,,,」


あ、これ、倒れるやつだ、、

バタンッ


「なんの音だい?」


ガチャ


「おいっ?!大丈夫かい?!!」

「,,,すまない、、」

「あぁ、生きてるのか、、良かった。ベッドまで運ぶよ」

「大丈夫だ、、」

「じゃあ、そこから起き上がるんだ。そして立ってベッドまで自分の足を使って行け。」

「,,,」

「無理じゃないか。ほら、手を貸す。」

「,,,ありがとう、」

「妙に素直だね、、鳥肌が立ってくるよ、」

「失礼だな、ほんとにお前は、、」

「あははw」


ベッドに運ぶ。


「何かいるものはあるかい?」

「お前寝るとこあるのか?」

「僕は徹夜さ。」

「ちゃんと寝ろ。人に言えないじゃないか、」

「,,,そうだね、僕も寝ようか、」

「あぁ、、」


Fが寝る


「え、早いねぇ、、」

「,,,」

「いつも僕が見てる寝顔はこんな子供のような顔ではないんだがな、、いつも強面の顔をして寝てるイメージしかないんだが。おやすみ、、」


次の日


「あれ、もう起きてるのかい?」

「,,,気ぃ抜いたらぶっ倒れそうだ。」

「何故立つっ、なぜ歩くんだっ、、本当に君はっ、、早く寝なさい!」

「ここから動けん。」

「どうなっているんだ、、ほら、こい。」

「すまない、、」

「いいが、仕事はどうする、私が代理(アフター)しようか?」

「いや、いい、、明後日まで泊まるとでも言う。」

「今日ここは移動しなきゃ行けないし、、僕の家に来るかい?」

「,,,もう、なんでもいい。」

「そうかい。なら眠っていていいよ。」


ーーー

起きたら、知らない天井だった。


「ん、、?」

「あ、起きたかい?熱を測りなさい。」

「あ、あぁ、、?」

「覚えてないのかい?君が僕の家に来ると言ったんだろう。」

「え、、あぁ、、そうか。」

「これ以上体調が悪化したらまずい。今日はひとしきり寝て休むんだな。」

「はいはい、」


ピピピ


「げっ、、なんで君はこうも、、」

「何度だ」

「40、3」

「,,,聞いたら途端に頭痛してきた」

「はぁぁぁ、とにかく今は何も考えずに寝ろ!」

「はい、、」


ーーー

GEside


彼は熱があったようだ、、何となくそんな気はしたのだが、、もう少し早く気づいてやればよかったな、、

仕事は奴隷に任せるが、、ここは離れれそうにない。

プルル


「すまない、番号2を頼む。」

『了解しました。すぐに伺います。』


番号3が死体処理、番号2が荷物運び、番号1は、、


ピーンポーン


「本当にすぐだな、、置いておいてくれ。」

「はい。」


ガチャ


最近奴隷の質上がってきたな。素晴らしい、

さて、ここで仕事をするか、、


ーーー

Fside


「F君、、F君!」

「ん、、なんだ、、」

「水分も取らなければならないと思って起こした。もう9時間は寝てるぞ。」

「え、仕事っ、」

「大丈夫だ。奴隷に任せてある。」

「そうか、、」

「信用はできる。最近奴隷の質も上がっているしな。」

「,,,ならいい。」


実際そんなことはどうでもいい、、とにかく頭が痛い、少しおかしいような気がする。


「さっき、君に内緒で見せてもらった。」

「何をだ。」


まさか、、


「体さ。多分インフルだと思うのだが、念の為医者に行ってもいいと思うよ。」

「大丈夫だ。」

「そうかい、、?」

「あぁ。」


バレずに、すんだようだ。

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