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⒈<br/>

<br/>side


ずっと昔。俺は、大阪にやってきた。自分で来たと言うよりかは無理矢理。8歳になったとき気付いた。俺が使ってるのは関西特有の言葉、でも俺は生まれも育ちも東京やった。でも1人だけ違った。人と違うからって言うしょうもない理由で虐められて、両親にも煙たがられた。やから俺は大阪に行った。大阪に行って大阪の人に溶け込んだ。大阪は東京よりすごかった。大阪に行ったら面白いやつに出会えた。関西では話におちをつけなあかんらしい。そこがまたおもろいねん。


奴隷スパイにならないかという誘いを当時の奴隷の最高地位についていた、あの方に言われた。奴隷スパイって、なんなんだよ、、


「おめでとうございます!あなたは奴隷スパイに選ばれました!」

「は?」


ならないかというより、選ばれたんだからなるよな。という圧を感じた。

ってか、なんの為に??

まぁ、暇だった俺の生活には良かった。この方に出会ってから、GEやF(面白い奴ら)と出会った。どうやら、あの方が言ってた、面白い出会いは面白い出会いを引き起こす。と言うのは本当らしい。


俺は、過去のことを見るより、未来を見てる方が今は楽しい!!

だから俺は、こいつらを助ける!!!


「GEとFみっけぇぇぇ!!!」


上から降りてきた。


「おぉ。」

「おっそ。」

「うるせぇぞ!!」

「ははっw」

「,,,え??」


Fが笑った??ん??んーー??珍しすぎて驚くんだが??


「あ。忠告。Fくんは戦闘になると精神年齢が3歳になる。注意してね?」

「何を?!!何を注意すりゃいいんだよ?!」

「それは、、知らん。」

「えー、、」


相変わらずGE(あいつ)は適当だ、、。

Fはよく分からんし、、

いやまぁ、両方よくわからんのだが。

まぁ、でも。確実に過去よりは楽しいから、まぁいい!!!



<br/>過去


「なー!遊ぼーよ!」

「,,,」

「なぁ、、?なんで無視すんねん?」

「お前キモイんだよ!」

「きもい。」

「消えてほしいんですけど、、」

「お前だけ異世界から来てんだろ!」


は???なんだよ。なんなんだよ、、


家に帰っても、罵倒される。


「お前はなんで関西人でもないのに関西弁を使うんだ!!」

「気持ち悪い!こんな子産まなきゃ良かった!」


でも、、でもさ?

俺はさ、頭は人一倍良かったし、運動も学校1なんて言われるほど出来たし、他人ともすぐ仲良くなれたし、よく、、褒められた。認められた。でも、、俺は東京で育ったくせに、関西弁、ってのを使ってるらしい、、


「そんなん、知らんし、、何があかんねん、、」


えぇやん別に。気にすることないやん。関西弁はかっこえぇやろ。

俺かて、分からんねん。なんで俺が関西弁なのか、関西弁は、特有の言葉ってだけで訛りってだけで悪いことちゃうのに。

なんなんもう、、


あー、、何歳やったかな、18とかやったかな、、嘘ついたかも。俺、年齢は言いたないねん。ほかのことやったらなんでも言うで〜!それも嘘かもw

子供っぽい、ってよく言われた。たしかにな、でも子供は無邪気なもんやろ。

やっぱり俺は、人とは違ったんや。最悪や。


奴隷スパイに、選ばれた。最強の存在を知った、神の存在を知った。そいつらは、仲が悪かった。面白いくらいに。

最強は怖かった。出会い頭にボコボコにされかけた。いや、後々されてんけどな?

神は、よく分からん。すげぇ変な奴。本人が気にしてるかもしれんから、言わんけど、、。

まぁでも、2人ともオーラがちゃうねん。すげぇ怖い。多分いつか殺されそう!でも、、でも優しいねん。そんでもって、こいつらは面白い。


「何ニヤニヤしてるんだい?」

「頭大丈夫?」

「ふざけてんだろ!!F!!!」

「おう?」


Fも意外と、面白い奴。圧倒的天才みたいな!!感じの癖に。それがまた面白い。

GEは見たまんまって感じ。アホっぽい。でもあのFが認めるくらいすごい奴。


こんな奴らと組めるなんて思ってなかった。こいつらは多分ヤバい。人を見る目とかないけど、こいつらが異次元なのは分かる。どんな鍛錬してるんとか!聞きたいことはいっぱいあんねん!!でもさ、こいつらは違う。


()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()


俺は、そうやねん、、

お父さんがそんな存在やった、、。


俺のお父さんはクソ野郎!!とんだな!!

あいつは浮気して母親に虐殺されてた!すげぇグロかった!!気持ち悪かった!!これだけ聞くとただのサイコパスのように感じるんだけど、違うから。

でも、悲しくはなかった。暴力三昧の親がいなくなって、悲しくはない。


「おいっ!!!なんで全部100点じゃないんだ!!」


知らねぇし。


「聞いてるの?!」


うっとおしい、、


「てめぇは本当になんも出来ないなァァ!!」


そうですよ、、俺はなんにも出来ない。ただ、人よりちょっと出来るだけ。でもさぁ、努力はしてんだぜ、、まぁ、、あいつらとは比べれねぇけどさぁ。


「ごめんなさいっ、、ごめんなさいっ、、!」

「お前は謝るだけじゃないか!!」

「ごめんなさいっっ、おとうさんっ、ゆるして、つぎ、次頑張るからぁぁ!」(泣)


ボロボロ泣きながら、そう言った。悔しい。俺はなんにも悪くない。ただ、社会が95点だっただけ、他は、全部満点。副教科も。なんで、、ダメなの?

俺の父親は、政治家。そこそこ地位の高い。

母親は弁護士、無敗らしい、、。


「あんたは弁護士と政治家の息子なの!将来有望なのに、あんたはなんにも出来ない!!」


うん、、俺は、何にもできないんだよ。

父さんみたいにも、母さんみたいにも、、


でも俺知ってるよ。お父さんなんてただ、母さんの稼いだ金使って上に昇っただけだし、、お母さんは無敗なんて言ってるけど、少々の実力があれば絶対勝てる裁判しかやってないから。それでも、マスコミが、無敗記録だのなんだとなんにも知らないくせに言うから、有名になっただけ。裏では人脅して金を貰ってる、ただのクズ。


誰かに、助けて欲しかったんだよ、この俺の生活。

両親には暴言、暴力。虐待の日々。点数が悪かったり帰るのが遅くなったら飯は抜き。

学校では友達だったやつ、親友だったやつ、昔から仲が良かったやつ、全員に裏切られた。今まで俺の関西弁を散々面白がって俺が好きだったのに、、全てに裏切られた。


でも、こいつらは違うような、気がするんだ。

それは俺の勘違いなのかも知れないけど。



俺は、人が嫌いなんだよ。


怖ぇんだよ。




()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()


ーーー


「<br/>!!!」

「あんだよ?!今集中してっからっ、」

「「信用していいぞ!!!」」

「,,,」

「ははっw目まん丸だな!」

「っ、、うるせぇ!お前ら本当に」

「なんか知らねぇけどさぁ、頑張ってるよ、お前は。」

「,,,んだよお前ら。」(ボソッ)

「どうしたんだい?」

「なんてー?」

「最高にかっこいいな!!!」

「,,,そーだろう!!」

「まぁな!!」


やっぱりこいつらは、神で、最強で、最高にカッコよくて、


100%信じていいヤツらだ!!!

奴隷ー!!!幹部のー!!!ものー!!だぁぁぁ!!!!


GE「うるさいなぁ。」

F「,,,」

<br/>「良かったな。ちゃんと返してもらえて。Fの対応が1番きついで?」


えーーーふーーー。君の隠したいことをここで大声で言ってもいいんだぞー。


GE「むちゃくちゃ聞きたいんだが。」(そんな事でFくんが乗るわけないだろう。)

<br/>「GE多分それ逆や。」

GE「あ。」

F「ん??なんて言った?聞いてなかった。」


だぁかぁらぁ!Fの隠したいことを大声で言ってもいいんだぞー!!!


F「,,,んぁ?聞いてなかったわ、もう1回」

GE「,,,ふふふ、、」

<br/>「プルプル震えてる。キモ。」

GE、F「あ?」

<br/>「こっっわ。ってかなんでFに怒られなあかんねん??意味分からん、、」

F「ノリ。」

<br/>「海苔?美味しいよな。」

F「お前の馬鹿さは変わらないな。」

GE「彼は馬鹿じゃない。天然という名のアホさ。」

<br/>「あんだと?!」


いや、、あの、、存在忘れないで?本作でもまだ出てないんだよ?悲しすぎるよ??


F「ざまぁ。」(まだ始まったばかりじゃないですか。)

GE「Fくん逆じゃないかい?」

F「わざとだ。」

GE「そうか、、ん?」

F「ん?」

<br/>「こわ、、ってかさぁ、ここで出てんだしいーじゃん。」


だからぁ!ここで出てても本作では私達は初対面になってんだよ!馬鹿!!私もこんなキャラじゃない!!


GE、<br/>「やめろぉぉ?!」

F「,,,」(馬鹿だなぁ、、)


いや、ってかさ、F?Fくん?


F「,,,はい?」


いや、はい?じゃなくてさぁ、君の言われたくないこと言ってもいいのぉ?!


F「あははっwはーい、今回も見てくれてありがとう。バイバイ」

GE「キャラすら変わってる。」

<br/>「ってかあの、see youってのなくなったよな。」

F「いや、元々2人の時の挨拶みたいなやつだったし、」

<br/>「なんで?」

GE、F「,,,さぁ?」

<br/>「は?」


もうこいつらは嫌い。


GE、F、<br/>「安心しろ。僕/私/俺もだ。」


殺す。


F「出来るものなら。」

GE「ご自由に!!」

<br/>「おら、こいよ。」


あぁ、もう、、無理こいつら。

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