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slave

「覚えてますか?」

(しま)奈乃羽(なのは)だな。」

「あら、名前も覚えて頂いてたなんて、光栄です。ところで、いつの奴隷かは覚えてますか?」

()()()()()()。昔変装した相手だ。お前が無駄に干渉してきたから蹴飛ばした。」

「はい。良くお覚えで。」

「,,,で?また何の用だ。」

「いえ、まぁ、聞きたいことがありまして、あの1件で奴隷の仕事が終わりだったんです。たまたま終わるまで殺されなかった。」

「終わり、、?」

「えぇ、」

「なんだ。冤罪だったのか、」

「F様知りませんか?冤罪だったのは記されている限り貴方様だけなんです。と言っても奴隷スパイが出来たのは数年前ですけど。」

「そうか。」

「冤罪ではなく、奴隷階級。貴方様が奴隷だった時代にもあったはずです。まぁ、私はその一番下だったので、早かったのです。まぁ、その後に刑務所行きますけど。」

「,,,もう忘れた。」

「そうですか、奴隷階級というのは、arf(アート)。これが1番下の階級ですね。まぁ、10人以下の殺人犯はここに入ります。」

「あぁ」

caw(カー)。2番目の階級、強盗殺人や、20人以下の人間を殺したものが行く所。」


cawカーこの階級が1番多い。奴隷になる奴らは基本狂った殺人犯。狂ったように人を殺した人間がなるものだ、

まぁ、と言ってもそれ以上上もあるんだが、


「最高ランク、いえ、最低ランク。1番クズな人間が行く所。BLCD(ビド)。ヒトを20人以上殺した人間が行くところ。20人殺した人がどこに行くかと言われればよく分かりませんが何かしらの基準があるそうです。」


私が、奴隷として生きていた時期は、、BLCDビドだったな。確か人数は、12人。多いな。いや、少ない、、?分からん。


「F様が奴隷の時代は多い方でしたよ、奴隷は。」

「で、お前はなんだ。」

「私は1番軽いものです、、先程言いました」

「,,,そうか」


奴隷階級と言っても何百人も殺してるやつでも奴隷にならないやつだって居る。理由は、そんなイカれたやつがいた所で役に立たないからだ。

奴隷幹部を中心に奴隷本部は回っている。とは言っても誰を奴隷にするかとかを考えるのは幹部の者ではなく、本部全員、約、20人で決める。その中に幹部は入らない。理由は、単純にそんなことをしてる暇がないから。

あの今の頭おかしい幹部も大量の仕事を難しい仕事を毎日やっている。


「全て合わせたら奴隷の数は何百人なんだ?」

「一般奴隷、奴隷本部、奴隷幹部を合わせると約100人と言われています」

「意外と少ないものなんだな」

「そうですね。それで、どうしてわざわざ私に言わせたんですか?知っていたでしょう?貴方様がそんなことを忘れるわけないですし、まず私を覚えていた時点で貴方様が忘れていることは無いと分かっていましたが。」

「,,,あぁ、今後お前の声を使おうと思ってな。」

「そうですか。」

「で?俺に化けてGEや<br/>を騙したのもお前なんだろ?GEにはバレていたようだが。」

「あら、、そこまで分かりますか。流石ですね。」

「,,,」

「F様、いえ、アンタが私を殺さなかったから、ここまで大規模な事件になってるのよ。」

「そうか。」

「で、どうして私を生かしたのですか?わざわざ撃つ場所を少し変えてギリギリ死なないところに撃った。どうしてでしょうか。」

「,,,」

「黙ってないで何とか言ってくださいよ。何故ですか?」

「お前に言う必要がない」

「そんなこと言って、結局は人を殺すのが怖いんでしょう?貴方は臆病だから。」

「それでもいい。」

「今まで人を殺したことがないのですね。それでよく奴隷スパイが務まりますね。」

「お互い様だろ?確かに()()()()()()()()()()

「フッ。」

「まぁ、俺は殺さない。それだけだ。」

「えぇ。死ぬ覚悟は出来てます。」

「嘘つけ。ならどうしてお前は逃げるための通路を作った、」

「貴方は、なんでも知ってるのでしょうか?」

「そんな訳あるか。全てを知ってる者なんか、いない。いたとしてもGE()くらいか。まず、そんな者は存在しないか。だろうな。」

「,,,大丈夫ですよ、貴方は充分知っている。」

「情報を充分に知ってる者なんて居ないがな、、GE()以外。」

「貴方は、100%を嫌う人ですね。でも神様は信用していらっしゃるようで。」


神様、か、、GEには似合う言葉だな、、


「そんなことはない。では、また会おう。」

「殺さないんですか」(ボソッ)

「お前は、死ぬまで俺についてくるだろ。」

「あら、とんだ勘違いをしますね。私はあなたを殺すために生きてますよ。まぁ死ぬまで隷紐(れいちゅう)ですけど。」


隷紐(れいちゅう)とは、元々奴隷だった人間がその後刑務所に行くこと


「勝手にしろ、、由香ちゃん!もういいよ。」

「あのお姉ちゃんは誰?」

「あの人は、、知らない人だ。」

「そっか!」

「そうだ、由美ちゃんの特徴とか分かる?」

「えっとね!由美ちゃんはリボン付けてるよ!」

「どこら辺に?」

「右下!」

「髪は長いのか、」


()()()()から見て右下だとしたら本人が着けているのは左下になる。だがどうだ。何故かここら辺は土埃がすごい。見えないから見逃すかもしれないな。


「いたっ、」

「え?」


本当だ、、なんだ、、子供って怖いな。


「君は由美ちゃんかな?」

「え、、あ、は、はい!」

「何があったのかな?」

「みんなバラバラになったから探そうと思ったらすごい土埃がしたから、なんかわかんないけど穴空いてたからここに入ってた!」

「そっか。偉いぞー。」

「ありがと!」

「あ、飴ちゃんあげる。」

「ほんと?!」

「ん?」

「あ、えっとね、、ご飯食べれなかったの!」

「,,,」


火薬?なんの匂いだこれ、


ドォォォォン!!!


「「キャァァァ!!!」」

「,,,」


やはり、爆発音か。向こうからだな、<br/>とは反対方向、なら大丈夫だな。


「由美ちゃん、ちゃんと捕まっててね。」

「うん?うわぁぁぁ!」


ものすごいスピードで走り出した。


「すごい!」

「舌かまなっ」

「舌噛まないようにしないとダメだよ!」

「分かった!お口チェックしなきゃね!」

「うん!」


これはもう1発ぐらい来るな


ドォォォォン!!!!


「「キャァァァ!!!」」

「落ち着け。大丈夫だから、近くないから、、あと耳塞いで。俺の見える範囲で離れて、、スー、」

「どうしたの?」

「海ーーー!!!!!!!」(バカデカボイス)


<br/>side


ドォォォォン!!!!


「ひっ、」

「うわぁぁぁ!!」

「なんだ?!」

「海ーーー!!!!!!!」(バカデカボイス)

「あぁん?!うっせぇな!!耳いいから聞こえんだよバーカ!!!」

「な、なに?」

「んん、ご、ごめんねぇ〜?」


はよ見つけてこっちこいや!!!


GEside


「ふぅ、、」


止血は終わった。ってかおっそ。僕が一般人だったらとっくに死んでたんだが。いやまぁ一般人じゃないんだが、

まぁ、Fくんの事だし、信用、、してねぇか。うん。まあ彼なりの判断だろうか。


僕は昔から、Fくんのことを知ってたんだ。

ただ、知ってただけ。


僕の人生で数えきれない人と出会っていると思う。

でも、僕は、彼ほど

()()()()()

を見たことがなかった。

その当時の僕は"こいつは世界で1番苦しい奴"だと思ってた。いや、今でもそう思ってる。これが正しいな

彼の人生にいいことはあったのだろうか。知らないな。少なくとも僕は、彼が幸せそうにしてるところを見た事がない。

だから、彼と協力する、、そして、彼の計画を知り、成功させ、彼を少しでも幸せにする。


それが、僕の計画だったりもする。

うぅぅぅぅぅ、、


<br/>「どうしたぁ?元気ないな?」


<br/>!!優しいなお前ぇ!!


<br/>「あはっ、キモ。」


あん?!


GE「うるさい。」

<br/>「あっははw怒られてやんのww」


あんだとぉぉ!!!


F「うるせぇし、もう始まってんぞ」


マジで!!やたぁぁ!!


GE「ははっ、奴隷幹部ってなんでこんなうるせぇの?」

F「こいつだけだろ、、」

<br/>「ざまぁ」


<br/>だけは殺すとして、今回は奴隷について教えてあげよう!!


<br/>「え、こわ、、地味に殺人予告してくんだけど。」

F「奴隷については島奈乃羽が言ってたろ。」

<br/>「え、むし、、?」

GE「黙ろっか」

<br/>「,,,え、俺が悪いの?」


奴隷って言ってもあれ以外にもあるだろう!!

まず奴隷本部について!!!

奴隷本部と言うのは奴隷を表でまとめる役のこと!!約、、20人だっけ!!まぁ知らない!奴隷本部は一般奴隷を分けたりどの奴隷を誰につかせるかとかを決めるんだ、他は、、何してんだろ!!知らないや!


GE「説明下手すぎないかな?」

F「こいつはもう直らない。お前と一緒だ」

GE「あぁ、そうか、、ん??」

<br/>「んぐっwww」


こいつツボ浅いなと分かった3人であった。


次に奴隷幹部!!

私はここに分類される!!奴隷幹部と言うのは1番上ではない!あ、ちなみに人数は2人。私ともう1人いる。


GE「まぁ、君よりまともな人だろうから心配はいらないな」

F「どうかな、」

GE「え?」

F「奴隷幹部って先になった方がもう1人を決める制度だからなぁ、、こいつを選んだか、こいつが選んだか。二つに一つ。まぁどっちにしろこいつが関わってる時点でまともでは無い。と思うな」

GE「たしかに。」


たしかに。じゃねぇよー!!!まともだから!!あ、、いや、、ごめん嘘。あの人は私よりはるかにあたおかでヤバい人だ。


<br/>「あたおかって頭おかしいの略?」

F「知らん」

GE「それっぽいもんならなんでもいいだろう、、」

F「はい、解散。」


ええぇぇぇぇ!!!!



次回!!奴隷幹部ついに名前出し!!


F「あん?」

GE「返しがヤンキーなんだよ、」

<br/>「こえぇぇー、、ってか名前出すの?」

GE「ここで出しちゃえよー。」

F「お前らの方がよっぽどヤンキーだろ、、」(ボソッ)


いや、知らん。ちょっとこういうのやってみたかっただけ。


F、GE、<br/>「「「ならやるな」」」


う、うっーす、、

ってか、ちゃんと説明したっけ、、??まぁいっか。

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