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bearish

次の日、午前6時すぎ。


「,,,」


冴木政義。政治家みたいな名前の割にただの会社の社長と来た。面白いやつだとは聞くが横暴で過去に人を殺した経験がある。が、秘書になすり付けて無罪になったとかなんとか。とんだクズ野郎だな、、


「明後日の方向を向いてどうしたんだい?」

「?!、お、、珍しく早いな」


こいつ。気配を消してきやがったな。

それより、、この高身長くそイライラする。低身長をバカにするような動きをするな、、

(GEは毎回腰を曲げてFの耳元にやってくる。本人はバカにしてる訳では無い。)


「いや、さすがに遅れれないだろう?」(呆れ)

「毎回そうしてくれ。というかなぜお前が呆れる。おかしいだろ」

「無理。ははっw」

「チッ。」

「うぅん、お前ら面白い会話するなぁ。」

「早く行くぞ」

「どこ行くねん?」

奴隷本部(あそこ)だ。」

「わざわざ?」

「3人を変装させる量の道具はないからな」

「へっ。」

「,,,<br/>は1人で変装して1人で声替えして一人で行動していいんだぞ?」

「さーせん、、」

「ふっw」


奴隷本部にて、


「来ましたか。」

「ここから先は入る場合は声をかけてください。」

「了解致しました。ではどうぞ、」

「失礼します」

「どーも、」


<br/>が右手を上げて下がれと命令する。


ガチャ


「何故奴隷に対して敬語を使うんだい?」

「いくら奴隷でも人権はある。こんな危険なことを望んでもいないのにさせてる以上彼らには感謝すべきだ。」

「でも奴らは殺人犯。人権はあってもお前ほどの男が奴隷に敬語を使う必要は無いだろ」

「,,,あるなしの問題ではない。ただ、、なんでもない。まず<br/>からやるから、GEは声替えの準備を」

「あぁ!」

「あ?」

「これ以上彼を問いただすことは禁じるよ」(小声)

「そうか、、」


ーーー


「和田スミレ。声は意外と高いが出せそうかい?」

「もちろん。」

「ほんまなんでも出来るよな!」

「動くな。」

「うぅん、」

「どうした?声の調子悪いか?」

「いや。いい方だ。だがグランフカリッシュ(こいつ)声が低すぎてな、」

「声の低さは勘づかれやすいはずやで。」

「そうなんだよ、、」

「これ舐めろ。あと声の低さは喉の締りによる。ベロに力を入れすぎず呼吸浅くしろ、後ベロはなるべく下につけるようにしてみろ。」

「え、あ、あぁ。」

「ゆっくりでいいから、まだ時間はある。」

「あぁ。」


GEside


グランフカリッシュ。声の低さは異常だ。どうして出せばいいか分からないな。


「うぅん、」

「どうした?」


彼がポイントを教えてくれた。声替えに必要なのは舌らしい

というか、ベロ、、?まぁ、その態度からはあまり考えられんな。

彼は時々、もの凄く子供っぽいことをする時がある。物言いもそうだ。まるで、、

ー本物の子供かのように。

僕は彼を子供だと言うが、それは彼の反応が面白いからやってるだけ。それに"彼"と言っているが本当の性別はわからん。


「カラコン。」


ん??


<br/>side


「ほんまなんでも出来るよな!」

「動くな。」


正直な話、こいつは掴めんとこだらけや。いやこいつらの間違いか。

GEもFも分からんとこだらけ。GEはこの前Fから聞いたが本名が五川なんとかなこととか、まぁ、その他色々。

Fに至っては性別すら分からないという話だ。こいつがGEと今でも話したり会ったりするのはなんの意味があるんだろうか、、まぁ今更どうでもいいが。

ん??


「カラコン。」


思わず声が出てしまった。


Fside


「カラコン。」


ん??バレたか。()()()()

ーGEに本当のことは気付かれていないようだ。


「和田スミレの目の色と私の目の色が違ったからな。」

「今つける必要は無いだろう?」

「慣れとくんだよ」

「仕事人間」(小声)

「あ?」

「地獄耳がぁぁ!!」

「舐めるなよ。」

「舐めてねぇし!!」

「時間ないよ?」

「ん。」

「そうだな、、」

「,,,髪切っていいか?」

「切っちゃうのぉ?!俺この髪型好きやねんけど!!」

「毛先整えるだけだ。綺麗な髪してんだからもう少しちゃんと手入れしろ。」

「あ、はい、、」

「あ。」

「「なんだ?」」

「冴木政義は物凄い極悪人なのはわかってると思うけどさ、」

「そうやなぁ。」

「それがどうした?」

「冴木政義は多分、僕たちがスパイだと分かったらすぐに殺しにくると思うんだが、Fくんはどう思うかな?」


ニヤニヤしながら、そう言った。


「,,,そうだな。冴木政義は奴隷制度を嫌っている上、殺しもしたことのある人間だ。ある程度警戒は必要だろうな。」

「うんうん。」

「ところで何が言いたい?」

「ん?だから、今回の仕事で命を落とす可能性は十分に有り得る、、もしこの3人の中で死人が現れたとしたら君はどうする?」

「縁起でもないな。こんな仕事してるんだから殺されることだってあるだろう。それは仕方ないと腹を括って入る。」

「それはそうだろうね、でもそういう状況になったらどうする?本当にそんな肝がすわった状態で入れるかい?」

「,,,さぁな。分からん」

「だろうね。だから、少しは覚悟しておくことだね。」

「あぁ、」

「,,,んだよお前ら、随分弱気だなぁ?お前らは、神に最強だろ?弱気になってんじゃねぇぞ。しょーもねぇ。」

「「,,,フッ、その通りだ」」

「ん。」


準備が終わり


「ん。<br/>、声はどうだ?」

「なんか出やすくなったような気がする。」

「喉のマッサージをしたからな。」

「お、サンキュー。」

「君はいつ変装するんだい?」

「ん?もうしておいた方がいいか。なら、、」

「もう時間が無いよ、急がないと」


バサッ、

音とともに、Fの着ていた服が落ちて、写真そっくりの和田スミレがそこにいた。


「「,,,?!」」

「流石だ、、。」

「どうも。」


冴木財閥、交流会にて。


「広、デカ、凄。」

「言語はどうした。」

「大丈夫かい?」

「失礼な」


ガサッ


「,,,君、仕事前にそれ必ず食べてるよね?」

「悪いか?」

「いや、気になって、僕にも分けてくれ」

「いいが、口に合わんと思うぞ」

「俺にもくれー。」

「お子ちゃまの口には合わないんじゃないかい?」

「あ?!」

「ほら、、」

「おぉ、ありがとう、」

「わぁ?!だっ、」

「ナイスキャッチ。」

「もうちょいましな渡し方をしろ!!」

「文句言うな、」

「飴、かい?」

「あぁ。」


飴を舐める


「??、なんの味もしねぇな?」

「舐めてるだけじゃ意味は無い。噛め。」


ガリっ


「「っ?!」」

「ごほっ、げほっ、おぇ、」←<br/>

「ごほんっ、」←GE

「「にっっっが」」

「言ったろ、口に合わんと」

「君なんでこんなもの食うんだ、、」

「集中できる」

「げほっ!苦し、、」

「<br/>は苦いものが嫌いなのかな?」

「嫌いやわぁ、、」

「いくら苦いものが好きなやつでもこれを食べれるヤツはなかなかいないと思うぞ。」

「こんなんで集中なんて出来るんけ?!」

「あぁ。」

「なんでだい?」

「まぁ、、特別意味は無い。」

「「は?」」

「さ、入るぞ」

「「お、おう?」」


会場に入る。


GE、F、<br/>。

冴木政義は悪い噂が耐えないもの、そんな奴を殺すために、今日も俺達は仕事に出る。


奴隷スパイが、認められることは、()()。悲しい現実である。

まぁそんな期待はとうの昔にどこかへ捨ててしまったがな。




極悪非道のスパイで有名な<br/>。

神ともてはやされるGE。

最強と言われるF。

この3人で、一人一人何かを思い、考え。

仕事をする。

誰からも褒められることも認められることもなく、、


この命。尽きるまで

こんにちはー!!前回に引き続き、奴隷本部の者です!!

この前は、、GEの紹介をしたね!ってことで今回は<br/>の紹介をするよ!


ーーー

本名、古川海。 コードネーム、<br/>。

住所、??。 出身、大阪。

スパイになった理由、何となく。

好きな食べ物、お好み焼き。 嫌いな食べ物、お好み焼きに似たなんか

特徴、長髪(男性にしては)関西弁、リストバンド。

いつかは最強になりたいですか、なりてぇ!!けど簡単にはなれないから頑張る!!

特技、各国の言葉喋れる。

得意な戦術、銃。 不得意な戦術、ナイフ。

ーーー


これ、一人一人問題文?的なものが違うのが特徴!!その人にあったものが多いんだ!って、簡単になれないから頑張るって、、いい子か!!

そして好きな食べ物で大阪LOVEが分かる。


<br/>「GEの気持ちが分かった。人を玩具に使ってんじゃねぇ!!ってかお前誰やねん!!」

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