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第40話 私の世界

(異世界召喚から?年後)


セレナさんが帰ってきたあの日、夜が明ける前にセレナさんとリッカルドさんの二人は何処かに帰って行った。

来年またドラコン記念日に帰ってくると言って……。


そして、翌年二人はドラゴン記念日にちゃんと帰って来た。

人目を気にしてか、真夜中に。

そして、私たちが朝起きると店のテーブルにつっぷして寝ていたのだ。

お義母さんはしようがない娘だ!っていいながらとても嬉しそうだった。

お義母さんはセレナさんがいつでも帰って来れるように、宿の一室をセレナさんの部屋にした。

永年貸し切りのセレナさんの部屋だ。


ところが、更にその翌年はドラゴン記念日には帰ってこなかったのだ。

みんなで心配していたら、記念日の翌日に忘れてたと帰って来た。

なんと、セレナさんの右腕と右目は治っていた。

セレナさんはリッカルドさんの国に行ってたらしい。

そして、二人はリッカルドさんの国に引っ越すのはあきらめたと言った。

それからは、よくふらっと帰ってくる。

それも一階の店にずっと居る私が外から入って来たのを見ていないのに、セレナさんの部屋から突然二人がでてくるのだ。

いつもびっくりする。


それでね。

ある時、リッカルドさんが私にこそっと言ったんだ。

「もし、琴梨がもとの世界に帰りたいと願うなら、俺が帰してあげるよ?」

腕が生やせるくらいすごい国の人なのだ……もしかしたら本当に帰れるかもしれない。

でも、私は首を横に振った。

そして、迷うことなく答えた。

「今はもう、家族がいるガンダルンが私の帰る場所なの。」


-END-

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