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第百二十九話:決心

「【フィフス・ジャベリン】ッ!」


「バーサーク・スマッシュ・オンリーワン!」


 ドゴン、と言う金属同士のぶつかり合うサウンドエフェクトと共に投擲された槍は落ちる。

 これじゃあ決め手にならない、だったら三歩踏み込んで剣でぶった斬る!


「ハァッ!」


「せいっ!」


 腰から抜いたアダマンタイターと手刀が交差する。

 私――ランコの右肩から左わき腹にかけてダメージエフェクトが走る。

 けど、彼の右腕も同時に斬り裂かれる。


「ぐ、動かしづらい……!」


「なら、ソレ千切ってみるのもいいかもね!」


 動揺する彼へと揺さぶりをかけ、私は地面に刺さった槍を蹴り上げて抜く。

 すぐに剣を鞘へと納め、槍のリーチを活かして攻撃の届かないところから突く。

 そうなれば、攻撃特化の狂化状態の彼でも回避や防御に徹さなければならない!


「うげっ、やっぱりズルいですよそのリーチ!」


「武器の良し悪しは人次第だよ、アインくん!」


 私の突きや薙ぎ払いを全部受け流していることを褒めたいという欲を抑えつつ、私は攻撃を続ける。

 攻撃の手を少しでも緩めずにいれば、いずれ隙は生まれる!


「くっ、だったら!」


 アインくんは大きく飛びのいてから左手で手斧を取り出して、構える。

 今の彼は素手メインのスタイルに切り替えた、なら行動する内容はもう読めてる。

 大きく振りかぶって……!


「アックス・スロー・オブ・バーサーク!」


「っと!」


 赤黒いオーラを纏いながら、回転して飛んでくる斧を半身を捻って避ける。

 あのパワーを真正面から抑え込むには、後手に回ってでの詠唱じゃ間に合わない。

 ので、避けてから距離を詰めに行けば、私の間合いのまま攻撃出来る!


「かかった!」


「ッ!?」


 アインくんが口角を上げてから声高らかにそう叫んで、目線を私の後ろにやった。

 それに釣られた私はついつい、後ろを見てしまった。

 そこには開けた地面に突き刺さっているアインくんが投げた手斧があるだけだった。

 ……やられた!


「ベルセルク――」


「ッ! ヤバっ……!」


 私は慌てて距離を取ろうとするけれど、ベルセルク状態に入ったアインくんから逃げるのは無理だった。

 バトルスイッチでステータスをいじっていても、バフの無い状態じゃ話にならない。


「スマァァァッシュッ!」


「ぐっ、このっ!」


 高速で繰り出されるアイン君の必殺拳を何とか凌げてるけど、弾いたり受け流したりなんて出来てない。

 むしろ、競り合いに出した武器をガンガンに弾かれっぱなしなのは私の方だ。


「ハァッ!」


「きゃっ!」


 重い手刀が振り下ろされ、私は吹っ飛ばされてしまった。

 けど、その吹っ飛ばされた勢いを利用すれば……!


「【セカンド・ウィンドショット】!」


「牽制……イヤ、距離を離すためか! なら!」


 風の魔法を推進力として一気に距離を離す私、それに気付いて防御の構えを取るアインくん。

 私の間合いで戦っても、生半可な攻撃じゃすぐに距離を詰められる……だったら、やることは一つ!


「ライトニング・スピア!」


 距離を取りながら詠唱していた雷の槍を押し出すように放つ。

 アインくんは飛来する槍をただの拳一撃で撃ち落とした。

 けど、私が放つのが一撃だけだなんて言ってもないし思わせてもいない。


「五月雨突き!」


「ベルセルク・スマッシュ!」


 十連撃の遠距離攻撃を全て叩き落とすと、彼は踏み込んで接近してくる。

 私のSP量や距離を考えて、根競べになったら不利だとわかっているからだろう。

 だったら……私は自分の得意を押し付けるために、それに合わせて距離を取る!


「逃がすか!」


「逃げるよ!」


 アインくんは大きな一歩で確実に距離を詰めてくる。

 下がり続けたって、すぐに追いつかれて殴り殺されるのがオチ。


「ベルセルク・スマッシュ・オンリーワン!」


 赤黒いオーラを一点に集め、ブレードの形状にしながらの突撃。

 回避をしても私には反撃のビジョンがない、ならやることは一つ!


「ッ!」


 私は槍を地面に突き刺して、それを壁の代わりにして……蹴っ飛ばす!


「な」


「ユリカ直伝――魔力放出+アダマン・ペネトレート!」


「その手があったか……!」


 魔力放出で瞬間出力をアップ、そしてその状態から加速して放つアダマン・ペネトレート。

 ソレはアインくんの脳天に綺麗に突き刺さり、前のめりに飛び込んでくる彼を背中から地に叩きつけた。

 ダメ押しに私は脳天から足まで剣を引っ張り、彼のアバターを完全に斬り裂く。


「……オーバーキルでごめん」


 確実に、と言う意味を込めての行動でも申し訳ないので、一応謝っておく。

 そんな私に彼は微笑みかけながら、HPを全損した状態でアバターを砕け散らせる。


「勝者、ランコ。これで5戦4勝1敗か」


 サラサラサラー……と、黒板に私たちの戦績を書き綴るのはN・ウィークさん。

 そう、今日はギルドメンバー全員で集まっての総当たり戦による模擬戦だ。

 事の発端は、だ。






「ブレイブ、ハル。私はお前たちのおかげで決心した」


「決心ン?」


 兄さんがハルさんのお家事情に首を突っ込んで、大怪我をしてから数日。

 また新たにVRを楽しもう、だなんてSBOで遊んでいた私たちにNさんは言った。


「私も、また家族との蟠りを断ち切って来る」


「は、はぁ……」


 当然、そう言われただけじゃ何もわからないのでハルさんも私も兄さんも困惑するだけだ。

 ユリカに至ってはウーパールーパーみたいな顔し始めたし。


「詳しいことは今ここで話すわけにはいかんが……その、なんだ。非常に惜しいことではあるのだがな」


 Nさんは言い辛そうにしつつも、コホンと咳払い。


「私は第四回イベントには参加しない」


「えええええええええ!?」


 最初に兄さんがオーバーなリアクションで驚いて、その場でスッてんころりんと転がった。

 すぐに戻るけど、兄さんもハルさんも私もユリカも……なんなら全員驚きを隠せなかった。

 集う勇者の最高戦力にして、確定勝利枠とも言われた彼女が参加しないのだから。


「ので、そこで私からの提案なのだが――」




 と、こうして私たちは新たな枠決めのために戦うことになったのだ。

 七番目が兄さんなのは変わらないんだけれど、一~六番目は再編成となった。

 おかげで、ユージンさんもハルさんも私もアインくんもため息をついた。

 予定では前と変わらない編成だったのに、私たちが外されるリスクを孕み始めたんだから。

 勝っても私たちには、元々あった物が帰って来るだけだし。


「では、次の組み合わせは――」


 Nさんは司会者みたいにノリノリだけど、私は気が抜けない一方だ。

 既に一度負けているから、これ以上負けを重ねたら落とされる可能性もある。

 この枠決め試合で大切なのは、どう勝つか……なんだから。

 勝利という結果だけでなく、そこに至るまでの過程がダメなら良い評価は貰えない。


「はぁ……自信なくしちゃうよ」


「そう言っても、今の所ランコさんはかなりいい感じじゃないですか」


「落ち着いて全勝してるハルさんに言われても」


 私は今、9人中5人との試合を終えて勝利は4つ、敗北は1つ。

 私が勝ったのはスターちゃん、ムーンくん、シェリアさん、アインくん、負けたのはハルさんだ。

 彼女は盾で攻撃を捌いて、反撃。防御重視のその堅実な戦い方は常々ブレない。

 距離を取って戦おうにも遠距離攻撃じゃロクにダメージは与えられないし、接近しても隙を作られるのがオチだ。


「はぁぁぁ……二人はまだいいじゃないですか、僕はもう落ちるの確定ですよ」


「まー、低レベルなんだし仕方ないよねー」


 今の所全敗で、残す相手の実力を考えたら勝てっこない……と項垂れてため息を吐くムーン。

 その横でポチポチ、とどこからか持ち込んだのか、ゲーム機のような物をいじるスター。

 まぁ、確かに二人は第四回イベントに参加することはないんだろうなと私でも見てればわかる。

 何せ皆レベルを上げられるところまで上げているけれど、二人はまだレベル60にもない。

 なら、この二人に勝つのは当然のことであり負けたら大恥だ。


「あ、イチカくんが勝ちましたね」


「ホントだ」


 今度はイチカさんとユージンさんの試合で、僅差でイチカさんが勝利した。

 あの人もなんだかんだで強いんだよね、日米親善試合でもそれなりに頑張ってたし。


「では次……」


 とまぁ、そんなこんなでどんどん試合は進んで行き……私は8戦7勝1敗という戦果になった。

 残すはあと一試合だけだけれど……相手はユリカ、不足こそないけど足りすぎててちょっと怖いな。

 今の私がユリカに勝てるのか、と聞かれると首は縦にも横にも振りづらい。


「今の所全勝はユリカか」


「ふむ……ユリカになら私の席を安心して預けられるな」


 兄さんたちはそんなことを言っているけれど、どうせ最初からわかっていただろう。

 第三回イベントでは私が勝ったけれど、ユリカは集う勇者ではトップクラスの強さを誇る。

 ゲームログイン時間の長さによる反応速度や、積み重ねて手に入れて来たレア装備。

 MMOゲームプレイヤーが強くなるのにおいて重要な物を、どれもこれも持っているのだから。

 むしろ、第三回イベントで私が勝てた方が奇跡と言っていいだろう。


「よーし、最後の試合はユリカとランコ。先輩の席に座るのはどっちか、ここ大一番ってとこだな!」


「あ、ソレ言うんですか……」


 ハルさんの言う通り、そう言うのを今ここで言うのはダメでしょ。

 だって、総当たり戦かつ勝ち数だけが全てじゃない、なんて言ったのに。

 最後の試合が終わるまで結果はわからないのに、なんてことを言うんだ。

 これじゃあ、私たち二人以外は六番目にならないみたいじゃん。


「……もう、これじゃ色々と台無しじゃん」


「大事なのは選ばれるかどうかなんかじゃないでしょ、ランコ」


「そうだね……じゃあ、やろっか」


 ユリカは背中から二本の剣を引き抜き、前に相対した時と同じ構えを取る。

 なら、私も応えなきゃ無作法って奴だよね。


「……行くよ」


「来いっ、ランコ!」


 先手必勝! ユリカは攻撃力も速さもトップレベルだけど、防御力は低い。

 そこを突いて、真っ先に、真っ向から叩き潰す!


「せえあっ!」


「ッ、速くなってる……!」


 踏み込んで槍で突きを放つけれど、空に逃げられてしまった。

 だったら! 打ち落とせばいい!


「フィフス・ジャベリン!」


「っと、ゴリ押しで来るんだ! でも、こんなのでどうにか出来ると思ってるの? 私と真正面からやり合いたいなら、あのスラスターでも出した方がいいと思うよ、ランコ」


 投擲スキルも避けられた、今の私にはエアスラスターがない。

 だから彼女はこれで終わりだと思ってるんだろうけど、私にエアスラスターは必要ない。

 あの装備は空を移動する、という意味では不自由過ぎる武装だったんだ。


「【天空歩スカイウォーク】!」


「わ」


 階段を駆け上がるように、私は空を歩いた。

 ユリカがどこまでも飛翔するのであれば、私は空であろうと大地と同じように歩く。

 これなら、一分も飛行を持続できないスラスターなんかよりも戦いやすい。

 踏ん張れるし、何よりも移動するときの感覚が全く変わらないのだから。


「ハッ!」


「ッ……突きが鋭くなったね、ランコ!」


「そうだね、今度は純粋な力だけでユリカに勝ちたいから!」


 空中でも器用に身を捩って、ユリカは私の攻撃を紙一重で避ける。

 ……ステータス、もうちょいAGIの方に厚めに分けてみようか。

 バトルスイッチの発展スキル、【ステータス・エディット】で私のステータスは自在だ。

 まぁ、究極の器用貧乏になったからこそ、使わなきゃいけないって思えるスキルだよね。


「【セカンド・サンダーランス】」


「サード・スラッシュ」


 私の放ったこけおどしの魔法を、ユリカはわざわざスキルを使って斬った。

 バチバチと散っていく僅かな電気が、ユリカを光らせていて綺麗だ。


「今度は、私から行くよ」


 ユリカの笑みに、私は何も言葉を返さない。

 彼女には、言葉よりも暴力で返してあげた方が喜ぶだろうから。


「流星剣!!」


「流星槍!!」


 星を纏って光り輝く剣と同じように星を纏う槍の穂先がぶつかり合い、お互いに弾かれ合う。

 ただ、問題は空中じゃユリカの方が私よりも速く動けるだろうってことだ。

 私が先手を打てないと、多分勝ち目はない。


「せいっ!」


「っ、やっぱ速いよ、ユリカは」


 ユリカの右手から繰り出される突きを躱し、続く左手での斬り払いを槍で受ける。

 そのままユリカの力の流れに逆らわずに押し込まれ、左回転しながら右踵落としを放つ。

 彼女は私の踵落としを最小限の動きで躱し、お返しのつま先が私の鼻に捻じ込まれた。


「あぶっ……!」


「ハァッ!」


 ユリカはそのまま、剣を使わずに私のお腹に向けてストンピング。

 私がつけているのは胸当てだから、お腹は流石に無防備でした。


「ぐえ!」


「そういう声はあんまり出さないようにね」


 剣を真上に放り投げたユリカは、落下する私の髪の毛を掴んでから顔に膝蹴り。

 なんて言うか今日はいつになく鬼畜だよ、ユリカ……!


「いっつ……」


 VRだから痛みはないけど……こうしたリアルな攻撃を受けると痛みの錯覚が起こる。

 お腹殴られたりとか、鼻っ柱を殴られたことがあるせいで、痛みもじんじんとリアルに来る。

 あぁ、まったく……イジメられた経験ってのはVRにも影響を及ぼすのかと呆れた。


「さて、やる気出た? ランコ」


「元から出てるよ!」


 天空歩で落下を止めながら、私はイラだち半分にフィフス・ジャベリンを放つ。

 ユリカがそれを回避したところで、私は腰のアダマンタイターを抜いて斬りかかる。


「シッ、ハッ、せっ!」


 私の渾身の剣戟は全てユリカが操る二本の剣に弾かれる。

 まぁ、元より剣だけでユリカに勝とうだなんて思ってもいない。

 勝つならば、私の得意分野で……なら、剣は不要!


「たぁっ!」


「っ!」


 ユリカが突き出して来た右腕を取って、羽交い絞めにするようにユリカの動きを抑える。

 彼女は空中で暴れるように動いて私を振りほどこうとするけれど、無駄だ。

 今の私なら、簡単に振りほどかれることはないし……今なら詠唱時間もたっぷり稼げるんだ。


「さ、耐えきれるかは運次第……一緒に逝こうか、ユリカ!」


「いくらランコの頼みでも、それは無理!」


 ユリカは地面に向けて急降下し始めた。

 フフ、ハッタリだとも気付かずにそうするなんて……読み通り!

 地面に私を叩きつけてから突き放すつもりなんだろうけど、そうはいかない。

 落ちる直前で手を動かして、ユリカの頭だけスキルでブーストして叩きつけるのが私の狙いだから!


「いい加減離してね、ランコッ!」


「離すよ、でも頭だけは別!」


 よし、ユリカは狙い通り私が顔面から落ちるように降下している。

 それを利用して、私は天空歩で位置を調整して、ユリカの頭を掴んで――


「魔力放出」


「あ」


 拘束を解くというのは、ユリカの両手を自由にするに等しかった。

 けれど、まさかコンマ0,1秒単位でスキルを使ってくるとは思わなかった。


「落ちろッ!」


「がふっ!」


 私がユリカの頭を地面に叩きつけるよりも先に、私は彼女が左手に握る剣から現れた氷の木々に全身を拘束され、自分だけが地に伏すこととなった。


「終わりにさせて貰うよ……アダマン・ペネトレート!」


「ギャ」


 しかも、ユリカの本気の一撃が頭に突き刺さって……私はそのままアバターを砕け散らせた。

 攻撃力高すぎだよ……ユリカ。




「……えー、これで全試合が終了したので、結果発表とする」


「冷たかった……まだ体冷えてる気がする」


 ユリカの魔力放出で現れた氷、アレ凄い冷たかったんだよね。

 まるで、真夏に水風呂に入ったかのような感覚そのものだった。


「じゃあまず、試合の戦績の発表からなー」


 兄さんが移動式黒板に、私たちの戦績をそれぞれ降順で表示した。


『戦績

ユリカ:9勝0敗

ランコ:7勝2敗

イチカ:6勝2敗1分

ハル:6勝3敗

アイン:5勝3敗1分

ユージン:5勝4敗

鈴音:3勝6敗

シェリア:2勝7敗

スター・ドロップ:1勝8敗

ムーン・リバー:0勝9敗』


「意外な勝敗こそあったが結果はこの通りだ。

けれど皆、この勝敗だけが全てってわけじゃあない」


「そうだ。あくまでこれは集う勇者内での内訳に過ぎず、他のギルドとの戦いでは全てこのような形になるとは限らない。

まだまだ、誰もが強くなれるチャンスはどこにだってあるのだ」


 兄さんとNさんの言葉が続いた所で、兄さんは黒板をバァン! と叩く。

 クルリ、と黒板が一回転して……第四回イベントの参加メンバーが表示された。


「これが最終決定だ! これ以上代わることがないのを願う!」


 一番目にはアインくん、二番目にはイチカさん、三番目にはユージンさん、四番目にはハルさん、五番目には私、六番目にはユリカ。

 最後は勿論兄さん、これにて第四回イベント【ギルド対抗・七番勝負】に参加するギルドメンバーが決定したのだった。

プレイヤーネーム:ランコ

レベル:80

種族:人間


ステータス

STR:53(+120) AGI:50(+110) DEX:50(+60) VIT:50(+200) INT:50 MND:50(+200)


使用武器:アダマンスピア・改、アダマンタイター・改

使用防具:大悪鬼の冠・改、魔獣のジャケット、アダマンチェーンメイル・改、、双星のスカート、休魂手袋、天空歩、魔のロザリオ


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