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霧のはし 虹のたもとで  作者: 萩尾雅縁
Ⅳ 初夏の木漏れ日
138/193

登場人物紹介(ショーン編)

第四章は、俺、ショーンが紹介するよ。




 挿絵(By みてみん)


   *比良坂ひらさか あきら


 同じ大学進学準備(ファウンデーション)コースの仲間だよ。コウは、いい奴だ。見た目は幼児体形でどんくさくて、食べてる時なんか頬っぺたハムスターみたいに膨らませてて、すごくガキくさいくせに、ずば抜けて頭がいい。彼のレポートはいつもA評価だ。それに料理が上手い。俺の母親よりずっとマシなものを食わしてくれる。でも留学生だからな、英国の常識ってやつを知らない。だからつい、あれこれ世話を焼いてしまう。





  挿絵(By みてみん)


   *アルバート・アイスバーグ


 アルビーは、博士課程の院生だ。その美貌と素行の派手さで、キングスカレッジじゃ知らない奴がいないくらいの有名人。でも話してみると意外にいい奴で、真面目で誠実だ。俺は、コウを通じて知り合ったんだけど、今はいい友人付き合いをしている。






  挿絵(By みてみん)


   *マリー・ジャンセン


 コウとアルビーの同居人。信じられないくらい失礼で、生意気な女。こんな奴と一緒に暮らしているっていう、あの二人の忍耐力には感服せずにはいられないよ。


 



  挿絵(By みてみん)


   *ショーン・プレスコット


 俺。コウと同じ民俗学専攻希望。Aレベル受験時から進路変更して、大学進学準備(ファウンデーション)コースを受講している。受験期間中に開発したソフトが当たって、当面、金と就職の心配はいらなくなったから、子どもの頃から興味のあった、金にならない学問分野に進む決心がついたんだ。




   *スティーブ・ジャンセン


 マリーの父親。銀行の重役で、今は香港勤務らしい。



   *アンナ・ジャンセン


 マリーの母親。専業主婦だって。



   *アルバート・アイスバーグ


 アルビーの父親。有名な人形作家らしい。彼の作る人形(ビスクドール)、一体三万ポンドは下らないって。いったい誰が買うんだ、そんなもの!



   *アビゲイル・アスター・アイスバーグ


 アルビーの母親。故人。元モデルで絶世の美女。アルビーの美貌はこの母親譲りだな。



   *ミラ


 俺の彼女。あの生意気なマリーと仲がいいらしい。頭は悪いけれど、こいつはまだ可愛げがあるから、未だに付き合っている。



   *コリーヌ


 フランス女。コウとの旅行中、意気投合して一緒に旅したけれど、こいつもやっぱり失礼で嫌味な女だった。



   *ミシェル

 コリーヌの連れ。カメラマン志望らしい。ブログに写真を発表している。アルビーの母親のファンらしい。それまで知らなかったアビゲイルの写真を、彼から見せてもらった。



  

   





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