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夏風邪①

「38度8分・・・風邪だね」

相良裕は保健室に居た。

何故保健室に居るかと言うと、5分前に遡ることになる。


〜5分前〜

「相良、顔色悪くね?」

伊江先輩の一言を耳さとく聞き付けたは高宮先輩額に手をあてながら言った

「あー・・・そうかもな」

「風邪か?

馬鹿は夏風邪引くって言うよなー」

藤木先輩が言う

「秀司、言い過ぎだぞ」

高宮先輩にたしなめられると

「わり」

ペロっと舌を出して謝る

そんなやり取りをしているうちに

「めんどいから、保健室に連れて行こう」

「そうだな、おーい、さやちゃーん」

藤木先輩と高宮先輩が勝手に決め、さやに連れてこられたのだった。


「裕くんダメだよ?

風邪の時はしっかり休まなきゃ」

体温計を終いながら言われる。

「帰るよ?」

「は?」

さやが言った意味がわからなかった。

「だって、この熱じゃ部活出来ないでしょう?」

ほらと言いながら彼女は手を差し出した。

手をのばし、手を掴んで立ち上がった。

風邪だと思うと今まで無かった症状がいきなり出てくる

目が回る、暑い、ざわざわして気持ち悪い・・・

ふらふらしているのを見透かしているようにさやが支えてくれる。

適当に歩いているうちに家についた。


そう言えば、今は父さんも母さんも瑠伽も居なかったっけ・・・


そんなことを思いながら鍵を取り出す。

差し込もうと思っても、鍵穴に鍵が入らない

「借りるよ?」

見兼ねたらしいさやがやんわりと鍵を取り上げると鍵を開けた。

「忘れないうちに返すね」

さやは鍵を手に俺の手に握らせ帰ろうとした。

普通の行動だったが、今の俺は支えを失った状態の為玄関に座り込んだ。

「だ、大丈夫!?」

さやの慌てた声が聞こえた


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