世界設定
数十年前に科学技術が大幅に進歩し世界はその年から科学世紀と呼ぶようになった。
技術が大幅に進歩したきっかけとなったのはある技術者の発明により今まで半分も使えていなかった脳を活性化させ超能力と思われる力を手にすることに成功したからだ。
その力はCOLORと呼ばれ黒、青、緑、赤、白の五つにランク分けされた。
黒に近づくほど無能力、もしくはそれに等しい程度の能力しか持たない者が属し、白に近づくほど能力は高くなり白はまだ数人しか存在しないとされている。
脳の活性化は大人になってからは難しいため多くの人は幼いころから教育という形で脳を活性化させCOLORを手に入れていった。
だがその教育が一般に取り入れられてからまだ20年ほどしかたっていないため多くの能力者は若い男女である。
そして能力者が増えていくことで問題が生じた。能力者による犯罪である。能力者に対してただの人間が捕まえに行っても捕まる可能性は低い、よって政府ははじめ能力者の逮捕に銃器を惜しみなく使ったがいたずらだろうが盗難だろうが銃器で対応したことに世間は批判した。その犯罪者のほとんどは未成年だったため当然といえば当然なのかもしれない。そこで政府は生徒会という学生の能力者機関を作りそこに能力者による犯罪を任せることにした。