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祈りの気持ち

作者: 秋葉竹
掲載日:2026/07/25




祈りの声がどこかから

消え入るまえに

聴こえるたびに

ふたりは待合室で

黙り込むんだ


すべてを捧げて

冬を待つ

最後の待合室で


小さな声で

君は僕の名前を呼んで


うっすらとカタチだけの微笑みで

笑ってくれるのだ



幸せを呼び戻す

優しさはいつもあの部屋にあって

僕の好きな帽子をかぶり

ツンとお澄まし、

キメテいた

あのころ、


たえられない

たったふたりの時間をみつめ直すと

いつだって

あたたかい、

祈りの言葉だけがあの部屋には転がってた


幸せってさ、

なんなんだろうね?


エスカレーターで手をつなぐ恋人たち

フードコートで笑い合う家族たち、

とても遠いけれども

光り輝く夢があり、


透明な日常を引き換えにしてなお

追いきれないほどの千切れた儚い心が

キラキラ涙を流して

漂っているだろう?


それがみえないのは

残酷なカタチだけの幸せを

追えないやさしいひとたちだけかもね





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― 新着の感想 ―
わたしはちっとも優しくないのでわかりませんが 祈るという気持とはなんなのか 考えさせられまさした。 きっと見えないものなのでしょう 言葉には出来ないものなのでしょう
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