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本野と一緒に青春をする  作者: 美空


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バタバタな朝



「あ、てか――遅刻しちゃうよ!」


時計を見て、声が裏返った。


「早く、早く!」


「え、もうそんな時間?」


本野が慌てて立ち上がる。


「今日は朝ごはん、外で買っていこう」


「うん」


靴を履いて、ドアを開ける。


バタ、バタ。


廊下を走る音が、朝の家に響いた。


昨日の夜の怖さが、

少しずつ遠くなる。


眠かったし、バタバタだし、余裕はない。

でも――


「行こう、夢乃」


「……うん」


いつもの朝。

でも、昨日より、少しだけ前に進んでいる気がした。


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