表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
本野と一緒に青春をする  作者: 美空


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

16/24

バイドにいこ

チャイムが鳴って、今日の授業が終わった。


「……終わった」


思わず、息が抜ける。


「お疲れさま」


本野が、机の横で言った。


「ねえ、次どうする?」


「……バイト」


言ってから、少しだけ驚いた。

前なら、そんな言葉、すぐには出なかったのに。


「えら」


本野は、にやっと笑う。


「じゃあ行こ。青春の続き」


教室を出ると、廊下は少し騒がしかった。

部活に行く人、帰る人、誰かと話している人。


私は、その中を歩いた。


ひとりじゃない。

でも、頼りきりでもない。


制服のまま、駅へ向かう。


「学校のあとにバイトってさ」


本野が言う。


「なんか、大人っぽくない?」


「……そうかな」


「うん。ちょっと」


私は空を見上げた。

朝より、少しだけ軽い気持ちだった。


「今日も、がんばろ」


そう言うと、本野は頷いた。


「うん。いってらっしゃい、夢乃」


私は、カラオケの明かりに向かって歩き出した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ