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世界は思ってるより広いものだった  作者: まりも


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5 トレーニング

「毎日、僕のためにお味噌汁作って下さい」


思わず言ってしまった。独身の僕にとっては特効です。なんてキモい発言だろう。でも仕方ないじゃないか!僕の心はメロメロよ!


「あっごめんなさい、忘れてください、こんなキモいこと言ってごめんなさい。」


「はい、よろしいですよ。ソウマ様、朝食、昼食、夕食、夜食にオヤツまで任せてください。」


えっキュン!嘘でも嬉しい!でも…怖いんだが?本当に僕は何をされるんだ?こんなに僕を喜ばしてどうするんだ?


「ソウマ様が当社で仕事をされやすいようにサポートするのが私の役目です。なのでなんなりとお申し付けください」


ですよねー仕事させたいんだよね!知ってたさ。でもそれでも至れり尽くせりでどんだけハードなんだろうと、僕にそれが務まるのか不安だよ…


「職務内容によるだろうけど僕に出来てヒフミさんに出来ない事なんかないんじゃないの?僕よりあなたがする方が圧倒的に効率いいように感じるけど?」


「えーそうですね、通常業務ならきっと私たちヒューマノイドの方が効率いい仕事はできるでしょう、しかし私達ヒューマノイドには出来ない事があります。それも追々、研修などを通して理解されると思いますので今は準備期間です。」


「なるほど…わからない事だらけだけどよろしくね」


「はいよろしくお願いします」


そう彼女は微笑みかけるのであった


>>>>


朝食後にサインのいる書類を片付け、改まって彼女に業務内容等を確認する。


「はい業務内容は多岐にわたります。なのでまずはどの職務が適しているのかを理解していただくため学園に入っていだきます。専門学校のようなものです。そこで班をつくり研修をしていただく事になります、後に適した職務をこなしていただきます。」


「その学園?ってどこにあるの?ヒフミさんのようなヒューマノイドがあるって初めて知ったし、そんな科学技術が僕のサポートにつくとか信じられないんだよ」


「そうですね、ここからは遠い所にあるとしか今は言えません」


「そっかー遠いところかぁ」


なんだろう不安になるな…でも、新しい一歩を踏み出すにはこれくらいの不安はあるよねきっと、新しい職場とか新しい環境って不安になるしきっとそう言う不安だよ…うん頑張るぞ


「さて、研修に至る前にも少ししてもらいたい事もございますのでまずはコチラに向かいましょう」


と、1枚の用紙を渡されそこには住所が記されていた。近所だな、でもこんなとこに何かあったかな?と、ヒフミの顔を伺う


「ここにはトレーニング施設を作りました。体つくりをしましょう。まずは1週間で出来る事をこなしましょう、ソウマ様は少し体が鈍っている節があります。筋トレです」


「筋トレ!?」


「過去に武道をしていましたよね?少林寺と空手どちらも有段者としての経験を持たれていますが今のそのお身体には不摂生が垣間見れます」


そうです、アラフォーに恥じない体たらく…お腹は出っ張りいやよそう…そうデブです。社会人になってトレーニングなんかしてこなかった自分はもう育ちに育った身体です。ワガママボディとはこのことかと…


「大丈夫です。騙されたと思って1週間頑張って下さい。トレーニングメニューは出来ています。出来ない事は言いません冷房も効いてますので不快にもならないと思います。では行きましょう!」


場所は車で行くほどもないホントに近場で、車が1台置けるような倉庫がある、シャッターを開けるとなんと地下に降りる階段があった。周りにも同じような倉庫が連なっているのにも関わらずその一つは階段があり地下室に繋がっていた


中に入るとなんとそこは体育館と言っても過言ではないと思われる広さが広がっていた。もう一つ扉があったのでそこも開けて覗くと水泳用のプールが、しかもレーンが50メートル程の長さである。


近場にこんな施設があったとか信じられないけどこれも聞いてもきっとはぐらかされるのだろうと飲み込んでおくことにした。


「ではコチラに着替えて下さい」


と渡されたのは道着だ…懐かしい…空手の道着…あっ高校の時を思い出す…


「まずは準備運動から型を軽くしていただきます。」


「覚えてるかな?空手やってたの高校の時だけだよ?少林寺も小学から高校までだし自信ないなぁ…」


「大丈夫です。朝食も食べましたし脳も活性しています。」


と言われるままにストレッチからの準備運動そして型に入る


「慈恩!」


うちの高校ではこの慈恩を基本で第一型として全員ができるようにしていた。


第二型は観空大、燕飛、雲手とか先輩がしていた奴を見て教えて貰っていた。自分は型が好きだったので組手よりこっちを頑張っていたなぁと思い出しながら…


「はっ!!」


なんだ…出来るじゃん?よく覚えてるなぁ、身体って一回染み付いたのは忘れないんだなぁ、


「スー…はっ!!!」


終わった…とその場に倒れ込む、やばっ…一回しただけで汗だくだし足もプルプルする…


「お疲れ様でした、一先ず休憩しましょう小休止です。」


と、マネージャーの様にスポドリを出してくれる。嬉しい…こんなの高校生がされたらキュンってなるぞ!だって今なってるからね!


スポドリのラベルはギャラクシリアスって聞いたことないドリンク渡されたけど味はアレだア◯エリ!


身体に染み渡るよ…大丈夫?凄く実感出来るよ?身体に染み渡ってる感…あーこれも聞いたらあかんヤツ?


ほらすっごい笑顔でこっち見てるよ。ニッコリが眩しいよ。


よし、頑張るぞ!疲れがぶっ飛んだよ!いやマジでぶっ飛んだ!


何回か型をし、その後、水泳もやったのに身体が軽い、1キロは泳いだよ?もう身体が全盛期以上に動く、デブなのに…くっ痩せちゃう!絞れちゃう!


昼食もヘルシーなのに食べ応えがありました。

夕食も夏なのに捗りました。


こんな何もわからず1日目を終え、仕事があるので早い目に眠るのであった。

拙い文章を最後までお読み頂きまことにありがとうございます。出来るだけ毎日アップしていけるよう。頑張って書いていくので今後よろしくお願いします。

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