28 キラキラなオーラ全開
戦闘が始まりここから見える映像では星が瞬いては消えるという状態だが戦闘機の映像は見ていて目が回る程激しい映像だった。
宇宙海賊は十数機、旅客船についている護衛の戦闘機は現存5機とのことで絶望的状態だったのがこの戦闘艦の援護射撃でパニックに陥り、畳み掛けるように発射されたドローン戦闘機により瞬く間に制圧からの駆逐となった。この戦闘艦の戦闘力は圧倒的だった。
「汚え花火だ…と、では落ち着いたのでご説明致しましょう。宇宙海賊とは人類種の敵と述べましたが、あれ自体も人類種です。
しかし数多の犯罪行為、非人道的な行為をするので私達人工知能はアレを認めません。過去、捕まった同胞やご主人様の無残な姿をデータとして確認は出来ますが見ないほうがよろしいかと思われる程です。
一部の人類種の趣味嗜好の為の奴隷を確保する人間狩り、エルフ狩り、亜人狩り、危険薬物、強盗と目に余る行為をするのが宇宙海賊です。
先ほど駆逐した宇宙海賊も賞金首となっておりました。このお金は寄り道をさせてしまったお詫びとして皆様にお渡しします。
6人で割りますのでお一人様一万リル程はお渡しできると思います。帝国でのお金の単位はリルと呼ばれています。
500ミリの水一本が大体1リルです。ネットワークマネーで入金致します。皆様には端末をお渡ししていますのでそれで管理出来ます。
アプリとしてインストールしましたので後で確認してください。後その端末は魔力を決めること変形させる事も出来るます。腕輪型、時計型等にして持ち歩きモニターは目の前の空中に出す事も可能です。
使いこなせば地球の携帯電話より快適にお買い物が出来ますので、頑張って使いこなしてください。」
おーこの端末電話程度にしか考えてなかったけど流石ハイテクマシーン!現金無いなら財布とかいらないなぁ。未来的すぎて扱えるか不安になってくる。
と、とりあえず端末に魔力を通して…時計型にしてみる。おー凄い魔力を通すと思い通りに変形させれる。
「流石、ソウマ様!魔力の扱いはもう慣れたものですね。」
「ヒフミさんのおかげやで。」
周りの皆は驚いて目が点になっていた。毎日夜一人になっても瞑想したりして魔力操作頑張った甲斐がある。ハルキも負けずと腕輪型にしていた。
会話を楽しんでいるとヒフミさんが客船の方を振り向いた。何かと通信しているようだ。
「大変申し訳ありません。向こうからの情報によりますと客船の中に身分の高い方がおりました。お忍びで出歩いていたようです。コチラに乗船したいようです。」
嫌な気がする。こういう時、面倒なヤツが乗っているってパターンか、身分が高すぎるようなヤツが乗っているパターンじゃなかろうか…
「第80王子殿下と第50王女殿下が来られます。こちらの事情は先ほどお伝えしましたので作法等は細かく言われることはありませんが、一応挨拶程度はお願いします。」
「うげぇ…まじかよ…って王子と王女多くない?」
「陛下は側室も沢山おられるので子沢山です。地球と違い魔法科学野おかげで寿命も長くなっていますので…王子と王女合わせて200人程居られます。」
「子沢山が過ぎる…子供の名前を覚えるのも大変やな…」
「いや、名付けでネタが切れるぞ」
「側室…男のロマン…」
「精力の化物…」
「側室で争いとかありそう…」
「後継争いとか規模でかいんやろなぁ…」
各々が、思った事を呟いていた。
「とりあえず平伏の仕方を教わった方がいいんかな?」
「そうですね。本人は必要ないとおっしゃると思いますが、とりあえずしておきましょうか…
右片膝をつき胸に手を当て目を閉じ下を向くのが平伏となっています。許可が出たらその指示に従う。表を上げいと言われると思います。その時に顔を上げてください。本来女性はカーテシーなのですが2人ともパンツスタイルなので同じようにしてください。」
まだ到着もしてないのに王族とのご対面って緊張する。日本は天皇陛下に町中であっても平伏なんてしないからな…むしろ手を降ったら振り返してくれるらしい…よくテレビで見た。
一度、陛下の弟殿下が働いていたホテルに夜ご飯を食べにきた時があったが直接配膳はさせてもらえなかったらしい、部屋の前でSPに渡したって言っていた。
つまり、皇族とは日本人の僕にとってはテレビの中の人であり近くに寄れない人なのだ。一体どんな人がやってくるのか…
外の映像では客船とのドッキングが映し出されていた。遂にやってくる…
「お出迎えするのでコチラへどうぞ」
案内されたのはこの艦と客船をつなぐエリアだ
「まもなくアチラの扉からやってきますので平伏をお願いします。」
プシュっとドアが開き気圧が漏れる様な音で入ってきたようだ。下を向いているので姿をまだ見れない。
「おや、どうしたの?私達はお忍びで旅行中だったのだ。平伏なんてやめてくれないか?継承権もほぼ無いに等しい僕たちにそんな態度いらないよ!顔を上げてくれないかい?」
どうやらフレンドリーな方らしい、こんな事した事も無いからありがたい。
顔を上げるとそこには高校に入るか入らないか位の空色髪の男の子と空色髪の女の子がいた。但し腹が立つほどカッコいいし目が離せなくなる位可愛い、服装はそんな煌びやかな感じはしないのにこの2人はキラキラなオーラが凄かった。
「始めまして、僕は第80王子のライオット=メル=パシフィコだ」
「はっ始めまして…私は第50王女のオリアーナ=メル=パシフィコでっです。」
キラキラオーラ全開でどうやって何がお忍びやねんとか思いながら2人の顔、特に瞳が気になった。
2人の瞳の中に星が見えた。
最後までお読み頂き感謝しています。
宇宙戦ってどうやって書いたら面白く書けるのだろう…と拙い文章ですが書いてみました。まだ本格的なバトルにはなりませんが、これからも精進していきますので応援、評価、感想よろしくお願いします




