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世界は思ってるより広いものだった  作者: まりも


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27 豹変した彼女

ヒフミさんの勉強会が終わり、質問会と交流会を兼ねてお茶会をする事になった。なのでとりあえず寝てるアカネを起こす事にした。


「アカネさん、アカネさん!起きてください、お勉強会終わりましたよ」


「んぁ…ムニャ…終わったの?」


「ハイ、熟睡してた?」


「ごめんなさい、昨日、あれからなんか不安になって寝れんかって…」


「不安?ってもしかして他の人とのコミュニケーションが?」


「うん、ウチな外国語とか全然やから…ソウマ君もハルキ君も大人やし、自信なくなってもててん」


「でも今は、聞き取れてるんやろ?言葉も交わせるし」


「ウチらの身体に入ってるヨクトマシン?って奴すごいんやなぁ。なんか安心したら眠くなってきて、そんでウチって勉強って苦手なんよ。いっつも授業中とか眠気との戦いで、ゴメンなぁ」


頭をかきながら少し恥ずかしそうに笑っていた。


「まぁ知識なんか興味ないと中々覚えられへんもんやし、ちょっとずつ覚えて行けばいいんじゃない?」


「うん、アイツ等にも負けたくないし、頑張らなあかんわな」


「どうしても必要なことを覚えれやんのやったら睡眠学習しかないかもしれへんけど、なんか不安やしなぁ、睡眠中に知識ぶち込まれるってまぁ楽っちゃ楽何やろうけど…夢見が悪そうやからさ…」


「夢の中でも勉強するって鬼やと思うわ…」


なんて2人で話しているとヒフミさんが会話に入ってきた。


「そんな事ないですよ?まぁ1週間近く睡眠ポッドに入ってると悪夢も見るでしょうが、1日数時間程度なら問題はないはずです。実際ソウマ様達三人には少しずつですが情報を流していますし、処理は体内ヨクトマシンがしていますので、足りない教養等は既にインストールできています。」


「なんですと?なんて便利な身体になってしまったんだ。人間辞めた気分や。」


「実際、地球人には不可能な事が出来るので辞めたも同然ですが知識等は思い出そうとすると、思い出せる感覚があると思います。現在アカネ様は高校卒業レベル、ソウマ様とハルキ様は大学卒業レベルの知識は脳内に揃っています。しかし、きちんと復習しないと、なんか見たことあるなぁ、言われたような気がするなぁ程度になります。」


「なるほど!分かった!とりあえずよく分からない事は、分かったし支障が出ない事も分かった。」


「はい、それでいいと思います。専門的な方達、特殊な方達以外は、そんなもんです。」


「そんなもんなんや、あはは、気が楽になる。そう言えばノア達にはさ、工房とか教えないほうがいいんかな?話を聞く限りオリバーは好きそうやからさ」


「大丈夫ですよ。異次元道具袋もお渡し致しますので昼食後にでもご一緒にどうぞ」


ということで、お茶会でその話と製作した一部を見せたのだがオリバーは目を輝かせていた。今すぐと言ってきたので昼食後でと言い聞かせ、訓練をして昼食とって工房へとの流れになった。


工房ではそれはそれはオリバーの楽しそうにしていた、ノアは重火器を作っていた。あのガタイに重火器は似合いすぎる。オリビアは軽装備にレイピアとハンドガンである。3人はイメージにあいすぎて少し笑ってしまった。


そんなこんなで6人で訓練、武器防具製作に励みあっという間に航路を抜ける日になった。


「本日昼食後に次元航路を抜けます。ここの食堂にて待機していただければ外の様子を映像にて壁に出力しますので…少しお待ち下さい…」


朝食の時ヒフミさんがそう説明してくれていたのだが何か様子がおかしい、今までスムーズだったのでそういうものだと思っていたのだが…壁に極彩色の航路の映像が映し出された。


「少々トラブルです。救難信号を受信しました。目的地の1つ手前の出口付近で何やらトラブルが起きているようです。通常この航路には信号は届かないはずなのですが…故に少し寄り道させてもらいます。」


宇宙で遭難とかしたら不安でしかないよな…


「航路から出ます、緊急事態につき多少衝撃が発生します。ご注意ください。」


壁に移された映像が極彩色の景色から宇宙空間に変わった。遠目に光の線が飛び交っている様子が映されている。


「戦闘中のようですが…どうやら宇宙海賊に襲われている客船からの救難信号だったようです。戦闘を始めます。」


「「「えっ」」」


思わず皆が声を出してヒフミさんを見る。


「安心してください。この艦は戦闘艦です。あの宇宙海賊の装備程度では傷1つ付きません。ドローン戦闘機を排出します。客船の援護射撃を開始します。」


艦から戦闘機が飛び出し、光線が戦闘区域に向かって伸びた。


「戦闘機の映像ご覧になりますか?」


ヒフミさんが手を伸ばすと映像が目の前に映し出された。シミュレーションルームで見たような映像が流れているがコレはリアルタイムで映し出されているようだ。


「この戦闘機はドローンって言ってたけど相手の宇宙海賊は人が乗ってるんやんな?もしかして…」


「宇宙海賊は人に非ず…人類種の敵なのです。殲滅です。宇宙海賊については後で説明いたしますが彼らには人権はございません。」


あの優しいヒフミさんが…無表情も相まって凄く怖い…

最後までお読み頂きありがとうございます。

最近やっと涼しくなってきました。

過ごしやすい環境になってきました。

しかし、相変わらず仕事が忙しく眠くて眠くて仕方ありません。


感想、評価、応援よろしくお願いします。

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