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世界は思ってるより広いものだった  作者: まりも


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23 ま、ま、まいねーむ、い、いず

職業スキルの恩恵によって多少違いはあるものの無事2人はアイテムボックスを扱えるようになったので自分のお気に入りを収納しておいてもらった。まだスキルとして身体に馴染んでいないので入れすぎると重さを感じるので大量には持ち運べないのだ。


「そう言えば、拡張と重量軽減された鞄もらってる?」


二人して首を横にふっていた。どうやらあの鞄も特別なようだ。ヒフミさんを見ると少し冷たい目線を向けられた。


「はぁー…ソウマ様は何故そうも容易く秘密にしておくべき事を…」


盛大なため息をつかれた…ごめんなさい…


「まぁいいでしょう…ソウマ様でもまだ製作出来ないはずなので、特別にお二人にお渡しします。コレは権限レベル3の特典なので先渡しですよ?」


どうやら物は既に用意はされていたようで、後でアイナさんが持ってきてくれるらしい。


「ありがとうございます。コレで心置き無く色々作れますね。ソウマさんのおかげですよ。」


と、ハルキはニコニコして僕に感謝を伝えてきた。後でもう一回ヒフミさんに謝罪しておこう…そんで何を言ったらあかんのかきっちり聞いておかなくちゃ…


その後、作った武器やアイテムの使いやすさを確認し時間も遅くなったので晩御飯を3人で食べ解散した。


寝る前にもう一度、謝罪をしたのだが、ヒフミさんは、怒ってはいないようだった。


「お二人にはこの船を降りるまで権限レベル3に上がってもらう予定だったのでそれはいいでしょう。しかし、その他の方々には内緒にしてください。言語はヨクトマシンで解決していますが、習慣や風習までは理解できないでしょう。他人の持ってる物で欲しいものは奪えば良いとの考えを持つ国もあるのです。日本は平和な国なんですよ。」


「そうだね、よく日本人は平和ボケしてるって言うもんね…気をつけます。」


そうだ、わかり合えない人がいる事は知っていた。同じ日本人でもそんな人がいるのに他国の人はもっとそうだろう。宗教が違うだけで喧嘩になるんだ…気をつけなきゃ…


「今日は、他の人に会うことは無かったけど明日からやっぱり会うことあるんかな?」


「はい、今日は他グループの人達は監視下に置かれお話を聞いてもらっていましたが、明日から自由行動になってますので、食堂などには居られると思います。」


どうしよう…正直会いたくないなぁ…ヤンキーグループは既に睡眠学習に入ってるって言ってたからいいけど、不安だなぁ…


「では、また明日、おやすみなさい。」



>>>>>>>>>>>


次の日、朝トレするため、2人を起こして施設に入ると、そこにいたのはマッチョで金髪なアメリカンだった。


「へーい。君たちはジャパニーズかい?俺たちはステイツ出身だ。」


なんだこの言葉遣い…翻訳がすごいな、ステイツって事はアメリカで良いのだろうか…


「ナイスツーミートゥ、ま、ま、まいねーむ、い、いず、アカネ…」


凄くテンパってるな…


「大丈夫だよ、そのまま無理のない会話で喋っても、マシンで翻訳されるはずだから」


「ソウ。イングリッシュっで聞こえてるよ!こんな技術シラナカッタ!」


僕だけなのかこんな翻訳になってるのは…まぁ通じてるならヨシ!


「そっか通じてるなら安心や!ウチはアカネ!コッチの兄ちゃんがソウマ君、でそっちはハルキ君」


「そうか!よろしく。アカネ、ソウマ、ハルキ!オレの名前はノアだ、あっちがオリバー、最後にオリビアだ」


ノアはガチムチマッチョに金髪の短髪の白人


オリバーが細マッチョにドレッドの黒人


オリビアがボン・キュッ・ボンな金髪ロングな白人


「ねぇ、ソウマ君は、オリビアさんのおっぱい位の方がすきなん?めっちゃ見てるよ?」


オリビアさんにウインクされた。


「違うぞ、おっぱいに貴賎はない。目が向くのはそこにおっぱいがあるからだ!」


いかん、いかん、こう言うのはコッチが思ってるより相手は視線を感じるんだった…


「ゴホン、よっよろしく。」


と、皆で握手を交わし一緒にトレーニングルームでジョギングをした。


相手は見た目通り、運動神経はいい方だったが、肉体改造後の自分たちには敵では無かった。


「ジャパニーズニンジャかよ。自信なくしそうだ。」


と、小声で後ろから聞こえてきた。アカネさんにも、重力発生装置をもらわなきゃ…


走り込みの後は朝食だ。あまり聞きたく無いと思っていたんだけど、どうもノアはペラペラと内情を語り始めた。


「俺たちは、ステイツのある機関から送り込まれたんだ。ステイツの未来の為、地球の安全の為と言われたら軍人は黙って行くしか無いからな。」


道理でガタイが良いわけだ…元々鍛えてたのね


「そして、ここに来る2週間前に集合の座標に来ると地下に降りる階段があった。そこであり得ないと思われる、技術があった。そういう事かと納得し、地球外生命体と思われるヒューマノイドに接触し話を聞いたと言う訳だ」


「という事はステイツの上層部はこの宇宙船の事とか多少知ってるって事?」


「どこまで知ってるかはわからないが、一部は知ってるようだったよ、まぁまさか1年も地球を離れるとは思って無かったようだけどね」


そっか、アメリカは国絡みか…でもまぁ、友好的で良かった。この人たちのガタイで襲われたら怖いからね。


「1週間程度で向こうに着くらしいからその間よろしく頼むよ。僕達の方が多少早く着てたみたいだから、多少この艦について分かるし。」


「それは助かる!よろしく頼むよジャパニーズの3人!」


と初めての邂逅は成功だったかな?僕的には国際交流は成功だったと思えたよ。後、何回こう言うのがあるのか…それだけで疲れるよ…

最後までお読み頂きありがとうございます。


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