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世界は思ってるより広いものだった  作者: まりも


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22 モザイク

「宇宙次元通路とは宇宙と宇宙をつなぐ次元の切れ目です。昔、そこに迷い込んだ冒険者が居ました。行き着いた先に新たな星を発見し調査を開始。なんとそこは遠く離れた銀河系の星でした。数カ月超光速ドライブで行き着く先の惑星だった為、次元通路の有用性がわかり各所にある次元の切れ目に無人探査機が調査に入ることになったのです。長年の調査の結果、その切れ目がつながっている道筋には法則が発見され、安全性も高くなり今ではオートパイロットでの航行が必要ですが通航も自由となった道です。マニュアルでの運航が禁止なのは衝突事故の危険性がある為で通路そのものは安全です。」


3人はお茶会をしながらヒフミさんの話を聞いていた。


「その道がこの景色なんだね」


ずっと真っ黒な宇宙に流れ星って感じの景色が宇宙次元通路に入った瞬間に艶やかな空間に変わった。レインボー?7色で終わってないし極彩色って表現が正しいのか、今まで感じたことのない不安感を煽る景色に3人で絶句したのだがヒフミさんの説明で安全だと強く訴えてくるものがわかり安心した。


「その迷い込んだ冒険者さんって、新しい星で不安感凄かったやろねぇ」


「次元の切れ目が発見された当初は落ちたら最後、帰ってくるのは不可能とされてい為。遭難となり死亡扱いでした。しかしこの冒険者は運良く、開拓が進んでいた惑星に到達したことにより成功例が生まれ探索されるようになりました。因みに開拓が進んでいたその惑星はリゾート惑星で開発チームにその冒険者の友人がいたので報告だけ済まして遊びほうけたと言うのが伝わっています。」


「苦労も淋しい思いも全くしてへんなぁ…」


「まっそのおかげで地球にもこうやって僕らを迎えに来たわけやな」


地球の科学技術ではまだまだそこまで行けんから自力で行くにはあと何年かかるんやら…1足先に堪能してるって事だ。


「凄いですねえ、良いんでしょうか?僕たちの様な一般人が宇宙に行くどころか所謂ワープを体験して異星間交流なんて…あの首相もびっくりですよね」


「首相どころか大統領もびっくりやで。帰ったら秘密な機関に拉致られるちゃうか?」


と、男2人で盛り上がっていたがピュアなアカネさんは興味が無かったようで


「ってかこの景色が1週間続くって感じなん?ちょっと飽きるなぁ」


と、ボヤいていた。


「さっきも言ったけどやる事はあるからなぁ。まぁ天体観測は暫くお預けやね」


「ウチ、あの無重力でボーッとするん好きやったからちょっと残念や」


確かにアレは地球では出来ない感覚やったからクセになるのも致し方ないね


「ではこう言うのはどうでしょう」


パチンッと指パッチンをキメるヒフミさん、その直後に外の景色は暗転し星空になった。


「コレは宇宙の映像を、この部屋に投射してます。無重力には安全の為出来ませんが。コレでどうでしょうか?アカネ様」


「うん、これこれ!無重力は無理でもやっぱり、これが好き。」


「投射してるって事は実は他に映像を流したり出来るって事?」


「はい、各種映像は取り揃えておりますのでお部屋でも楽しめますよ。」


「なるほど、じゃ朝トレ、朝食、トレーニング、昼食、トレーニング、おやつ、自由時間、夜ご飯、自由時間って感じでどうだろう?自由時間っていっても極力1人にならない方が良さそうやけど」


「ウチはえーで、ってか不安やから一緒におりたいって思ってる」


「うん、自由時間ってのは工房でなんか色々したくってさ1階工房なら今のとこ、誰もけーへんみたいやし」


「工房?」


「ハルキはまだ行って無かったんやな、そう1階に工房があんねん、この後行くけどどう?」


「工房と聞いては男の子は我慢できませんよ!」


「だよね。じゃランチの後行こっか!お菓子食べながら言うことじゃないかもしれへんけど」


と、言う事で3人でランチ後に工房に降りてきた。


「はーここが工房ですか…想像してたのとは違いますけど、良いですね。」


「せやろー、ワクワクするよな。」


「それで何をするんです?」


「それは僕らの訓練用の木刀や盾を強化して頑丈にしなきゃいけないんだって思ってさ。今まで使ってた奴とか、素振りするだけで折れそうなんだよね」


「なるほど、僕たちの身体についてきていないと言うことですか…」


「そうそれ!それに伴って胸当て、膝当てとかのサポーター系も強化しときたいと思って、間違えて当てたり当たったら怪我するやろ?ハルキも使い方見といてや、案外簡単に出来るから」


と、レクチャーのついでに木刀と鉄を混ぜ込んでみる。昨日は刀を作ったので今回は、レイピアにしてみた。


「飾りっけも何も無いけど、色々と作ってみたくってさ。今回はレイピアにしてみた。前回の刀より製作時間は速いね」


と、振り向くとハルキの目がキラキラしていた。やっぱ男の子だ。例えおっさんになってもいつも心に少年がいるもんだ。


「僕の収納は結構多いから余計に作っても預かれるし、やってみたら?」


「いいですか?やってみます。」


「じゃウチも!そのレイピア作って見る!」


「あっそうそう、そっちで銃も作れるから」


「銃刀法がないから遠慮なく作れますね。あーこうなったら僕も収納系早く覚えて色々持ちたいですね。」


そう、例え銃刀法があっても収納さえ覚えていればバレないのだ!つまり後に地球に帰っても持ちはこび出来る。覚えて損はないスキルなのだ。


「仕事の関係状僕は覚えやすかったからラッキーだったよ」


これまでクソみたいな仕事とか思ってたけど人生何が役に立つか分からんもんやね。これからも色々と経験を積んで楽しめたら良いなと思えるようになった。


一通り終わり、製作完了するまでアイテムボックス訓練をした。アイテムボックスは割とすぐに出来たので。デッサンように工房においてあるクレヨンを使って色当てクイズをやってみたら面白い事が分かった。


僕は赤ペンとすぐに分かったのだが2人は、クレヨンとしか認識しなかったのだ、ここにも職業スキルという概念があったのだった。その話をしたら2人は驚いていたが僕にもクイズだって言って目隠しされた。


なんかヒフミさんが渡して来たものを当てるらしい…


それをアイテムボックスに…


またファミコンソフトだ…


「ツイ◯ビー」


目隠しを解いて物を出してみた。正解だ。2人を見るとドン引きしてる…


「アイテムボックスに収納したら頭に出てくるんだから、そんな感じなんだからドン引きしないでよ…」


「すごいね、ウチはシルエットみたいな感じに出るよ」


「はい、僕もそんな感じです。」


はーそんな感じなんやね、便利やな?便利なのか?


「あっでも見たくない物をとりあえず収納せなあかんって時って、くっきり頭に出てきたら嫌やな」


「あー確かに…グロい系の奴とか汚い系は、収納したくないかも…」


やっぱ便利じゃないな…ON/OFFが出来るようになるかな…


「あっ…」


出来た!モザイクがかけれる。濃度も変更出来る!これで安心だ。


「モザイクかけれるみたい!」


と、2人に言うとまた少し引かれた…言わなきゃ良かった。モザイクって確かに18禁みたいやし印象悪いよな…アートなんだけどなぁ…語源は女神様だし…

最後までお読み頂きありがとうございます。


昨日、文書を書いててそのまま寝落ちしてました。携帯で書いてると疲れて気を失ってしまいます。仕事疲れが抜けません。


応援、評価、感想、よろしくお願いします。

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