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世界は思ってるより広いものだった  作者: まりも


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19 見た目は少年

さて、一緒に訓練と言ったけど何から手をつけるかって事なんやけど…よし困った時はヒフミさんに相談だ!


「ヒフミさん、彼女はどーしてあげたらいいと思う?僕って言われた事やってただけだからイマイチ分からんのよね…」


「はい、アイナを通じて彼女のデータは取得していますのでそれに伴った訓練メニューの構築はできております。ソウマ様には負荷をかけて同じメニューをしていただきますので、同メニューで構いません。」


「流石、ヒフミさん。サスヒフ!」


と、小声で相談し、明日の朝から訓練する事になった。その後2人で夜ご飯を食べ、アカネさんを部屋まで見送った


「じゃ明日、朝ソウマ君の部屋に迎えに行くな、朝ごはんも一緒に食べよ。ほな、おやすみー」


「うん、待ってる。おやすみ」


と、なんだが久しぶりに若い女の子と遊べた事を噛みしめつつ部屋に戻ってきた。お風呂に入って明日も楽しみだなぁーと思いながら寝ようと思ったのだがふと、明日の僕だけにかける負荷という物が気になって、ヒフミさんに聞いてみた。


「負荷ってなんか重いもの持ってたり、重いリストバンドみたいのつける感じる?」


と何気に聞いてみると、1つ腕輪を渡された。


「コレは、重力調節リングです。リングの前後をズラす事によって装着者に重力負荷をかける事が出来ます、登録している重力は1レベルが地球と同じ重力になるようにしています。ので加減を…」


へぇ~そうなんだ、とカチカチカチと何気に回してしまった。


ズドンと言える様な負荷が急に身体にかかりべシャッとその場に倒れてしまった…


「ぬぁ…フグぐぐ…ちょっとコレた、立てない…」


「加減をしてと言う前に作動させてしまうとは流石ですね。少しづつ強めて慣れないとそうなってしまいますのでご注意ください。と言いたかったのです。」


「はい、…くっごめんなさい、だから、ちょ助けて…

なっなんとか、よっ四つん這いにはなれたけど、これ以上は…くっ首が、もげそう…」


と、必死に訴えると、ヒフミさんはリングを手からとって解除してくれた。


なるほど、このリングは外せば解除されるのね…


「トレーニングルームでは地球と同じ重力がかかっていますので明日は、とりあえずレベル1でしてみましょう。それでソウマ様だけ体重が2倍になると思ってください。まずはそこからです。」


「りょ、了解です。」


「因みにコレは魔道具です。これからもこう言う魔道具を、お渡しする事がありますが、非常に強力なので使用にはご注意ください。」


1日目はこうして終わった、次の日約束通り、アカネさんは、僕をトレーニングに誘いに来てくれ一緒にランニングしている。勿論負荷をかけてるのは僕だけだが肉体改造された僕にはレベル1程度なら楽勝だった。

なので今後の予定を聞いてみた。


「出発っていつとか聞いてる?」


「いえ…ハァハァ…私は…ハァハァ…メンバーが揃うまでって…ハァハァ…も…もうすぐとしか…」


「そっかーじゃもうすぐなんやろなぁ…」


「ってかソウマ君余裕すぎない?ハァハァ…ハァハァ」


「あーこれも魔力的な何か、らしいよ?」


「マジで?…ハァハァ」


「マジで」


と、会話しながら走るくらい余裕だった。慣れてきたのでメモリをあげてレベル2にしたくらいだ。


「くっこれでも高校で1、2を争う位運動神経良かったんやけど、自信なくすわー」


と、バタンと倒れたアカネさんに飲み物を渡す。


「朝練やしまぁこんなもんでしょ!さて、朝ごはん!あ、さ、ご、は、ん」


と、元気一杯な僕をアカネさんは少し引き気味に見ていた。


シャワーで軽く汗を流して食堂に向かうと中で何やら揉めているらしい声が聞こえてきた。


「おい!お前、挨拶も無しか?はぁーん」


と、何やらヤンキーグループが1人の少年に絡んでいる。


絡んでいるグループには昨日、アカネさんに声をかけてきた奴もいる。


少年には悪いが事情も知らないしお腹は減ってるので朝ごはん大事!なので見ないふり、何も見てませんよーってモニターで選んでいたらこっちを見てきた。


こっち見んじゃねーよ…と思ってたらアカネさんが声を潜めて話しかけてきた。


「やばいよ、アイツここでもあんなイジメ見たいな事をすんのや…昨日言おうーと思ってたんやけど実はあの昨日の奴、同じ高校でずっと絡まれてた奴なんよね、ウチってこんな格好してるからかあんな奴等に声かけられやすいんよ、友達もそうやったし、でもウチは、あー言う男って苦手で…でもウチの友達はあー言うのが好きで…」


「そっそっか、まー好みは人それぞれやしな…うん…よし朝ごはんはハンバーガーにしよーと」


「え?それだけ?あの男の子可哀想じゃん助けてあげないの?アイツ喧嘩っぱやいしあの子危ないよ?」


「んーまぁーいーんじゃない?これつけてるくらいやし、そーいやその危ない奴以外はどうなん?」


腕につけてる僕のリングを指差し、少年の腕のリング

に目を向ける。


「んーもう、いーのホントに?」


と言ってる間にヤンキーグループの4人が宙を舞って入り口から叩き出された。


「んえ!うそぉ…」


目をまんまるくして驚いているアカネさん。そんな少年を見ているとコチラを向いた。そして大声で叫びながらこちらにやってくる


「普通、助けに来ませんか?それでも大人ですか?」


ズンズンと聞こえるかのようにこっちにやってきたので言ってやった。


「へい、ボーイは何食べる?」


「昨日の夜中ここに来たばかりで使い方がわかりません、教えてください、オジサン」


「小さいお子様が高校生ぶっ飛ばして言う言葉がそれなん?ねぇウチがおかしいんやろか…」


「「腹が減っては戦はできぬ」」


2人声を合わせて言った…目があった…そしてハイタッチ!


どうやら彼は見た目は少年だが中身は違う様な雰囲気だ!


パチーンとハイタッチした2人をアカネは信じられないと言う目で見ていたのだった。


最後までお読み頂きありがとうございます。

新しい少年の登場です。


ヤンキー達はは朝ごはん食べた後、少年に絡んでますので飯抜きとかではありません。多少痛い思いしましたが、ちゃんとご飯は食べました。

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