12 スキル確認はやっぱりステータスオープン
「時空に空間系統の魔法!聞くだけでも強そうな奴じゃん!」
「落ち着いてください、それに連なるスキルと言うだけで時空魔法や空間魔法が今すぐ出来るわけではありません!そんなの今使ったら流石に扱いきれずに暴走してしまいますよ。暴走してしまうとこの辺一帯が切り取られたり時の狭間に落ちて何処かわからない時代に行ってしまって帰ってこれなくなったり…地中に転移したり…宇宙空間に飛び出したり…」
「あーよく聞くやつ…そうだね、落ち着かなきゃダメだ!ちゃんとしなきゃだ…基本は大事、基本は大事!」
そう!落ち着け僕、ここで事故死とか笑えない…
「ではまずは、目を閉じて集中して下さい…。魔力で身体の前に箱をイメージしましょう。最初は小さな箱で良いのでこのペンをその箱に入れてみましょう。」
…身体の前に魔力の箱があるイメージ…
…身体の前に魔力の箱があるイメージ…
「まだ目は閉じていてください。その小さな箱に蓋をしましょう。」
…箱に蓋を…
…箱に蓋を…
「箱は魔力でできているので身体に取り込めます。取り込めるのです。綺麗に閉じた魔力の箱を体内に戻しましょう」
…箱を体内に戻す…
…箱を体内に戻す…
「はい、もう目を開けて良いですよ。これがアイテムボックスです。重さ、時間は止まっていません、なので欲張って多くいれると身体が重くなりますので気をつけて下さい」
「え?出来たの?アイテムボックス使えた?」
「はい、使えましたよ。アイテムボックスに入れた物を頭で想像してみてください。感じませんか?色や形が感じ取れるはずです。目を閉じていたのに形はともかく色はわからないはずですよね?」
「あーわかる、赤ペンだね。うっわ不思議ー」
「目で見ているときっと不思議に思って信じれなくなると思いますので初めは目を閉じて出し入れをするのがよろしいかと思われます。そのうちに目を開けていてもスムーズに取り出せるようになります。これがアイテムボックスです。」
…目を閉じ…そこに箱があるイメージ…箱の中には赤ペン…取り出す…あー掴めた…目を開ける…赤ペン持ってる…
「では、試しにクイズ!目を閉じてください、これを箱に入れてください。そしてそれは何か答えてください。箱の中身は何でしょね?」
くっ…急に始まったゲーム…楽しく覚えさせようと言う粋な計らい…渡された物をつまんでアイテムボックスにいれる…
「あーわかるよ…ファ◯コンソフト…アイ◯クライマー!なんであるんだよ何処から持ってきたのこれ。ってか名前僕の書いてるじゃん!いつ実家から持ってきたの?」
「はい!やはり箱の中身当てクイズにはファ◯コンソフトだと思って朝イチこっそりと持って来ました!お母様にも挨拶しようかと思ったのですがご起床ではありませんでしたのでこっそりと…」
やっぱあなたこえーよ。まぁ見つかってないなら良いけどさ僕のだし。よく探し出したな。僕でもどこに片付けたか覚えて無いのに。
「とにかくコレでアイテムボックスは使えた訳だ!」
「ハイ、コレは魔力を使ったアイテムボックスになるので多少不便ですが魔力を扱える者なら大体の人が使用出来ます。
しかし、その方の歩んできた職業などでこれがスキルとして使用出来るようになります。
すると使用魔力が極端に減り容量も多くなり重さを感じなくなります。
配達関係の仕事をしてるとこれがスキル化しやすい傾向にあります。
他にはアイテムボックス内時間が遅くなり温度保存機能が付いたり上位には時間停止機能になったり。それは調理関係の仕事をしていた人にスキル化しやすい傾向があります。
なので熱い飲み物や冷たい飲み物など常に入れて熟練度も上げていきましょう。」
「なるほど!了解した!んでスキル化ってどーやって確認するの?」
「では、言いたくて仕方ない言葉言って下さい。もう知っているはずですよその方法を…」
あーそうだね。誰しもが一度は叫んだその言葉。
「ステータスオープン!うわっっ出た」
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名前 有宮壮馬
年齢 40歳
性別 男
種族 人族
スキル
料理人
配達人
言語理解
魔力操作 レベル1
魔法の知識 レベル1
魔術の知識 レベル1
アイテムボックス レベル1
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「ではスキルなどについて説明致します。ぱっと想像どおりなのですが。スキル料理人、スキル配達人等は今までの知識と経験で表示されている統合スキルとなります。新しい知識として覚えれば体内のヨクトマシンのサポートも入りますのでそれに関係する事は覚えやすいでしょう。趣味なども行動に移すとスキルとなりやすいので追々生えてくるスキルもございます。言語理解は体内のヨクトマシンが影響して生えたスキルですね」
なるほど!まだまだ成長出来るって事やな!楽しみだよ。
「アラフォーになって成長感じるのはやる気出るね。目に見えるとそれが目標にもなるし頑張れる!」
きっと剣術や拳銃スキルなんかもあったりするんだろうなぁ。
お読み頂きありがとうございます。
物語は進んでませんが特訓パートと説明パートはそろそろ終わります。
次回、旅立ち




