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少女たちの宿暮らし  作者: お餅
宿暮らしの慣れ編
11/11

10話 清掃

「昨日は、どうだった?」


「凄く、疲れました」

「右に同じく…」

「ホンマにな」


「練習のときは、まだまだ行けそうって感じだったのにね」


「実際にお客様と対面すると、なんだか失敗できないなと思ってしまって」


「凄く緊張したよね」


「料理作るんも大変やったわ」


るるは接客をしなかったんだね。


「サービス業はそんなものです」


「私、今からフロントだよね…?」


「うん。私と、他の2人は、既に出たところの清掃をしておいて?」


「わかりました」


「じゃあ、今日も頑張ろっか」



ーーーーーー



「お母さん、代わるよ」


朝の6時から立ってくれている。


「おはよう、りんちゃん、よく眠れた?」


「お陰様で……。」


「シャンとしなよ?お客様には、すぐわかっちゃうから」


「はい!わかりました」


「頑張ってねー」



ーーーーーー



「1号室の人、7時には出てったみたいやな」


「スーツでしたので、観光目的ではないのかもしれません」


扉を開けて中に入る。


「ラッキー、散らかってへんで」


「じゃあ、私がお布団を持っていきますね」


「頼むわ、ウチは、ゴミ集めてトイレ掃除からやっとくわ」


「お願いします」


リネン室は脱衣所の前の通路の左側にある。


愛は、布団をまとめて運んで、かごに入れる。


布団やシーツ、タオルなどは、後でまとめて洗うのだ。


「これで大丈夫ですね」


愛は、1号室に戻っていった。



ーーーーーー



チェックアウトは、チェックインよりかは簡単で、


「おはようございます」


宿泊客から、鍵を受け取って、


「ご滞在ありがとうございました。またお越しくださいませ」


と言って、一礼。


2号室はチェックアウト完了。


10時くらいまで、チェックアウトは多くない。


朝食も出していないから、午前中のほうが楽ではあるんだよね。


GWゴールデンウィークは、本当に忙しい。


期間も長いから、食材や備品を買いに行く回数も増えてしまうのだ。


休憩できるのは昼頃だけだしね。


廊下や、玄関、トイレの清掃などもしっかりやっていないといけないので、毎日やるとなると、かなり大変だ。


今年は、ほんとに、3人が来てくれて助かったよ。


今後も、よろしくね。

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