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第十一話 模擬戦

 ども、コウです。

 すいません。代表選手を決めるまで至らなかったです。でも、半分が戦闘で占めているので、多分楽しめるかと。

 というわけで、今話も楽しんでいってください。


「と、いうわけで、このクラスからあと一人、武術大会に出場する人を決めたいと思います」


 パチパチパチ~、と手をたたくのはリリィ一人。あとは皆、しらけている。

「先生。いきなり言われても困るんですが」

「そこはノリで、わーっ、とか言ってくれると嬉しいんだけどなぁ」

 ある生徒が手を挙げて文句を言うが、キラはため息をつきながら少し落胆している。

「……あなたたち? キラを落ち込ませるとどうなるか……」

 キラの隣にいるリリィが、黒板を素手で殴る。途端、殴ったところが陥没、あとはそこからヒビが黒板全体にいきわたる。


「わーーーーーっ!!」


 青ざめた生徒はもろ手を挙げて、精一杯叫ぶ。

 満足そうに頷くキラを、これまた満面の笑みで見つめるリリィ。

「で、説明するよ。今回の武術大会は、例年と少し違うんだ。というのも、最近魔獣活動の活性化のせいで、各地に被害が続出してるんだ。それで、白羽の矢が、この大会に刺さったんだよ」

 叫ぶのをやめた生徒達は、真剣にキラの話を聞く。

「今大会は、各クラス、担任が代表選手五人を決めなきゃならなくなったんだ。いつもなら、予選をしてから選ぶみたいだけど、今回はぶっつけ本番、本選しかないよ」

 そこから悲鳴にも似た叫び声が上がる。

 当たり前といえば当たり前の反応。次こそはと思い、これまで一生懸命特訓してきた生徒達が多いのだろう。

 それがわかるだけに、キラもリリィも何も言わない。

「それで、勝手だとは思うけど、使い魔の召喚の時に、うち四人は決めたよ」

 そこで、教室内が鎮まる。わかりやすい反応だと少し笑いながらキラは続ける。



「一人目は、『紅蓮の天狐(イフリート)』を召喚したアゲハ」



 落胆と、純粋な驚きの声。



「二人目は、『水の女神(ウンディーネ)』を召喚したミーナ」



 ミーナが、ひゃっ、などと言いながら驚いている。



「三人目は、『堕天使(ルシファー)』を召喚したエミリア」



 男子からの野太い声援。



「四人目は、『救世主(ドラゴン)』を召喚したレイン」



 女子からの黄色い歓声。と同時に、


「なぜだ!」


 声を上げる男子生徒は、久しぶりの登場、デイル・パーカー。

「えっ? なにが?」

 キラは、だれだったかな、と思いながら聞いてみる。

「なぜこのぼくが入っていない! パーカー家だぞ!」

「えっ、いや、だから?」

「貴様、おちょくっているのか!」

 キレたデイルは無詠唱で火球を放ってくる。

 生徒という割には、威力のあるもの。さすがは名家の次期当主といったところだが、いかんせん、相手がキラだ。

 うっとうしい虫を払うかのように、魔法も使うこともなく素手で炎を消し去る。

 おお~、と歓声。キラがしたようなことは、まさに定められた中で演技をしている劇団でしかあり得ないのだ。

「君は何を召喚したっけ?」

「キングリザードだ!」

「はぁ……あのね、それも生徒じゃ十分といっていいほど強い使い魔だよ。でも、今言った四人とじゃ、比較にもならないよ。みんな異名付きの使い魔だし」

 異名というのは、通常最上級の使い魔しか与えられない。それ以下なら、キングリザードのように、実名のみだ。

「それに、今挙げた四人に、君は自分の力でたたきのめすことができると思う?」

 キラの問いに、何も言えなくなるデイル。

「そういうことだよ。面倒くさいから座った座った」

「ちっ……覚えてろよ」

「はいはい、覚えてたらね。んで、あとの一人は、昼すぎての僕の授業を使って決めようと思ってるんだ。あ、今言った四人抜きでね」

 それで武術大会の連絡事項は終わり、キラはそのほかの諸連絡を伝えて、リリィとともに教室を出て行――――、


「あ、そうそう。大会には教師陣も参加するから」


 く前に、忘れていたことをつけたした。

 教室内が絶叫する中、



「黒板、直せよ……」



 地味にレインがつぶやいていた。





 ~レインside~

 結局、黒板は授業をするために、一時間目の教科担任が直した。


「キラと戦ってみたいな……」


 板書された文字の羅列を、自分の束になった羊皮紙の一枚に書きうつしながら、レインはだれにも聞こえないようつぶやいた。

 というのも、レインは自分より強い人間に、あまり会ったことがない。

 あるとすれば、まだ故郷であるランディール国の商業都市ランカにいたころ、そこを拠点として活動している竜滅騎士団のヴァン・クラウドぐらいだ。

 ヴァンはそのころ、一般兵だったわけだが、元帥クラスと同等なほど強かった。

 勇者として覚醒したころ、レインは彼によってしごかれたのだ。それはもう、地獄を見るかというほど。


「そういえば、あの人の戦い、見たことないな」


 戦ってみたいと思ったのは、あの使い魔召喚の時以来。だが、実際のキラの戦いを見たことがない。

 唯一見たといえば、先ほどの炎を消すところだけ。あれだけですごいことは、火を見るより明らかだが、やはり本物の戦いが見たいものだ。


「……アゲハ、か……」


 ちらりと横に視線を投げる。そこには、いつもと変わらない表情で黙々と板書しているアゲハ。あちらも、少し視線を向けたから気付いているだろうが、気にしている様子はない。

 実際にいえば、レインの中では、アゲハの存在そのものが謎だった。

 キラは神を使い魔として召喚するぐらいだから、レインが勇者だと見抜くのはたやすい。


 だがアゲハは? なぜ見抜けた?


 キラの強さを説明した時もそうだ。説明は、適当にでもできる。だけど、そうとは思わせない口調、そうとは感じさせない雰囲気。

 断定するかのごとく、はっきりとした言葉。

 どれもこれもが、異常。レインのように、勇者という特別な立場であるなら、戦いのことに関しては詳しい。

 けど、アゲハは、年端もいかない女の子だ。戦場で立つ女性は少ない。ゆえに、そのような知識は少ない。弱冠十六歳の女の子ともなればなおさらだ。


「考えても無駄か……」


 この時間の後は、第一訓練所で初めての実践演習。


――そこでアゲハと手合わせ願いたいな。


 謎だが、興味はある。知らず知らずのうちに、レインは不敵な笑みをこぼしていた。




「うし、全員集まったな。これから、二人一組で戦ってもらう」

 第一訓練所にて、説明しているのは魔術武道科の担任、シド・バミューン。細マッチョともいうべき体で、いつ見てもタンクトップ姿の、変な先生だ。

「まず、パートナーを組め。誰でもいい。今から五分後に出席番号順に呼ぶから、呼ばれた奴はパートナーを連れて出て来い」

 シドの言葉が終わると同時に、静かな訓練所は少し騒がしくなった。


 レインは先ほどの授業で考えていた通り、アゲハと組み、エミリアはミーナと組んでいた。


「じゃ今から呼ぶぞ。最初はアイグ・アイール」

 最初の生徒が呼ばれ、その二人の模擬戦が始まった。


「へぇ……やっぱレベル高いな」

 これまでの六戦を見て、レインは素直にそう感じた。

 粗削りといえば粗削り。魔力の練りが足りないだとか、武術でのすきがありすぎるだとか、そういうものはたくさんあるが、まだ戦場に出ていない生徒という立場の少年少女たちにしてみれば、かなり強い。

 次の戦いは、

「次、デイル・パーカー。パートナーを連れて来い」

 オールバックナルシストことデイルと、金髪ツンツンヘアーで右目眼帯の男子生徒。

 この試合、性格はともかく確かな強さはあるデイルの勝ち。そう思っていたレインだが、始まりと開始にその考えを改めることとなった。


 デイルが持つ武器は、その性格に似合わずレイピア。一方の眼帯男子生徒は大きな鉄鞭一本。

「ふん。感謝するんだな。僕みたいな高貴な存在と手合わせできるんだからな」

 いつもの毒舌のデイルは、自分が負けるとはつゆとも思っていない様子。

 デイルはキラにやられていたが、学生はパーカー家の存在が怖いために何も言えなくなる。

 が、


「どーでもいいから早くしてくんねえかなあ?」


 黒い鉄鞭を肩に担ぎながら、ダルそうに言う。

 それにキレたデイルは「後悔するなよ!」などとさけびながら、決して遅くない速さできりかかる。

 それに対して眼帯男子生徒はデイルの反応を鼻で笑うと、片手だけでその大きな鉄鞭をふるい、レイピアをはじく。

 が、デイルは体勢を崩しながらもまだ突っ込んでいき、左の拳が男子生徒を捕えにかかる。

 それを、予測していたかのように、男子生徒は顔に迫るそれを避ける。

「くっ!」

 完全に前のめりになり、隙だらけになったデイルの腹に、男子生徒の蹴り。

 もろに鳩尾に埋まり、良くも悪くもその場に踏みとどまったデイルは、腹を抱えうずくまる。


「拍子抜け、か……」


 心底残念そうにつぶやき、男子生徒は去ろうとする。


「――――炎よ 燃え盛れ!――――」


 その背中に、デイルは放射状の炎を放つ。

 その場にいる全員が息をのんだ。終了の合図を受けていない今、確かに攻撃可能だが、それでも背中を向けた相手に攻撃をするのは、どこであってもご法度だからだ。


「やっぱ、つまんないな」


 背を向けたまま、顔だけ振り返る。

 すると――


 炎が晴れた。何かに貫通されたかのように。


 男子生徒は何もしていない。肩に担いだ黒い鉄鞭はそのまま、ピクリとも動いていない。

 誰もが目を見張る。勇者であるレインも、教師であるシドも。

 静寂がその場を占めるなか、その男子生徒の足音だけが響いた。



「しょ、勝者、レックス・アーバイン」



 唖然とした中で、シドの声も続くように響いた。




「こりゃ、もう一人は確定だな」

 静寂から一転、今はすでに次の試合で盛り上がっている。

 その中のレインの言葉は、もちろん大会での意味だ。

 正直、レインはデイルがもう一人の出場者となると思っていた。が、あの男子生徒――レックスは見事にその予想を打ち破った。


「次、レイン・フォード。パートナーを連れて来い」


「よし、行くか、アゲハ」

「ん」

 レインはアゲハを伴って訓練所の真ん中へと行く。

「試合、開始!」



「来い! エクスカリバー!」



「ん」



 レインは自らが持つ亜空間から光り輝く剣を取り出し、アゲハはなんの詠唱もなく炎で剣を創りだす。

 二人とも、申し合わせたかのように同時に走り出し、その中点で交わる。

 レインは上から叩き潰すように。アゲハは下からすくい上げるように。


 衝撃波。二つの剣がぶつかり合ったと同時に、二人を中心としてそれが発生した。


 体格的にも、体勢的にも、圧倒的にレインが有利。なのに、アゲハは押しつぶされることなく、表情を変えずに押し返してくる。

 しばらくして。拮抗したこの状況ではどうにもならない、とレインがいったん引く。

 しかし、それを読んでいたかのように、アゲハはぴったりとレインについていき、もう片方の手を突き出す。

 突如、レインの戦闘の感が警報を出し、レインはそれに従って横っ跳び。

 と同時に、


――ゴォウ!!


 そこを、デイルとは比べ物にならないほどの、放射状の炎が通り抜けた。

 横っ跳びで転がったレインは、冷や汗をかきながらすぐに立ち上がり、アゲハに高速で接近し、突く。

 的確に、避けにくい胴に放ったはずのそれは、空に飛び上がることで避けられた。

「いけぇ!」

 人間である限り、空中では身動きが取れない。

 それを利用し、レインは雷球を何十個と作りだし、飛ばす。

 それでも、相手はアゲハ。そう簡単にいくはずがなく、誰もが予想すらしない方法で避けた。


 炎の翼を生成し、さらに上へ。


 だが、避けたのは数個。追尾機能も兼ね備えてある光の球は、同時に襲いかかる。

 バサリ、と。アゲハは、翼をばたつかせることで熱風を発生させ、雷球を消したり、その軌道をそらしてすべてを回避。


「滅」


 炎の翼が霧散、その代わりとでもいうかのようにレインの周りに炎の槍が発生。

「くそっ」

 さらに、数十メートルもの上空から、アゲハが襲いかかってきた。

 手に持っているのは、もはや剣ではなく、荒れ狂う炎の竜巻。

 レインは避けることができず、エクスカリバーを両手で上に掲げて守りに徹する。できるだけ、剣に魔力を乗せて、対抗できるように。


 瞬間、ぶつかる。


 訓練所を第二波の衝撃波が襲い、誰も立てなくなる。


「あぁ!」


 くるりと宙返りして着地したアゲハに、今度はレインがお返しとばかりに襲いかかる。

「っ……!」

 高速の勢いで振りかかるレインの剣を、アゲハは先ほどと同様に作り出した炎の剣で防ぐ。

 だが、レインの周りには、光で固められた剣が何本も浮いており、アゲハがレインの太刀筋を避けると同時に、嫌なほど的確にアゲハに襲いかかる。

 それでも捕えられないアゲハ。すべてをギリギリでかわしているのをレインは舌打ちし、瞬時に強化したその足で、アゲハの後ろに回る。


――もらった!


 アゲハに、前方から剣が、後方からレインの薙ぎが振りかかる。



「……えっ?」



「私の、勝ち」



 いつの間にか、アゲハの炎の剣が、レインの首に突き付けられていた。



「勝者、アゲハ」



 意外なほうへと勝敗が上がったため、クラス内はざわめきだした。


「なあ、アゲハ。どうやったんだ? さっきの」


 炎で焦がされたり、剣で切りつけられたりした床はぼろぼろ。しかし、世界最高峰の学園の訓練所が人の手を煩わせることはなく、自動修正していった。

 それを見ながら、レインは最後の攻防戦のことについて聞いてみた。


「簡単。前にあった剣は炎の盾で防いで、レインの剣は前かがみでよけた。それだけ」


「それだけ、って……」

 レインは唖然とした。あの状況で、アゲハのように行動できるものは、まずいない。レインでさえ、できるかどうか、ギリギリのところだから。

 アゲハはそっけなく答え、次の試合であるエミリア対ミーナに目を向けている。


「試合、始めぇ!」


 シドはノッてきたのか、ウキウキ気分で合図をしているように見える。

 ともかくレインも、二人の戦いを見ることにした。



「――――空圧(エアロ)――――!」


「――――氷塊(アイス)――――!」



 空気の塊と氷の塊。いくつも放たれたそれらは、中点といわず、いたるところでぶつかり合い、相殺する。


「――――氷の飛礫(アイシクル)――――」


 氷属性の操作系魔法。空気によって砕かれた氷塊の破片を、飛礫としてエミリアに飛ばす。


「――――陣風(スコール)――――」


 普通ならば、数百個にも及ぶ飛礫を避けきれるものではない。

 が、エミリアは自分を中心として衝撃波を含む風を発生させることで、すべてを蹴散らす。


 たった二つの攻防だが、二人はらちが明かないと感じたのか、肉弾戦へと移る。


「――――凍結(フリーズ)――――」


「――――空刃(エアレイド)――――」


 ミーナは自らの腕を凍結させてつららを作り、エミリアは小規模の竜巻を腕に発生させて空気の刃を作る。

 それほど身長差のない二人は、どちらも己の腕を相手と交差させて拮抗する。


「――――氷泡(アイスバブル)――――」


 二つの刃がぶつかり合うこと数回。ミーナがエミリアに向けて手を出し詠唱すると、至近距離で氷で固まった泡をいくつもぶつける。


「――――光の盾(フォトンシールド)――――」


 瞬時にエミリアの前に盾ができたことによって、ミーナの攻撃がすべて阻まれる。


「――――鎌鼬(エアカット)――――」


 と、エミリアが、作った盾を風の刃で壊してミーナに攻撃。

 ミーナは光の盾が邪魔となり、エミリアの攻撃に気付くのが遅れ、直撃。

「っは……!」

 直撃とはいえ、ミーナが反射的に腕をクロスして防いだために、ダメージは軽減されたよう。

 だが、その衝撃はミーナを吹き飛ばし、背中から着地させる。

 すぐさま立ち上がって、体制を整えようとするミーナだが、


「そこまでね」


 エミリアによって光の剣で首に突き付けられた。


「勝者、エミリア・ウェールズ!」




「経験の差、か……」

 二人とも、それほど本気で戦っていない。先ほどの戦いからすれば、ほぼ互角。

 差が出てきたのは、魔法の使い方。序盤は二人とも同じものだったが、終盤戦になるとエミリアのほうがうまかった。

 作りだした大きめの盾に隠れて魔法を放つ。卑怯かどうかは個人での判断だが、あの状況での使い方は的確だった。


「お疲れさん、二人とも」


 レインは戻ってきた二人にいたわりの言葉をかける。

 エミリアはうれしそうで、ミーナは悔しそう。まさに対照的な二人だ。

「うぅ……あんな魔法の使い方……」

「仕方ねえ、って。エミリアは俺と一緒に修羅場をくぐりぬけてきたんだ。そう簡単にやれるわけねえよ」

 ブツブツとつぶやいているミーナを、レインはそう言って慰める。

「でも……アゲハちゃんは、レインを倒したよ?」

 そう言われると、何も言えなくなるレイン。

 何も言わなくなったレインから目を外し、ミーナはアゲハを見る。

 そして、アゲハは、


「本気じゃない」


 どちらのことを言っているのか、おそらくレインが本気じゃなかった、と言いたいのだろう。

 ともかくレインだけでなく、ミーナもエミリアもそれで納得したよう。

 話はこれで終わり、と四人は次の試合に目を向ける。


「キラとリリィは、この比じゃない」


 アゲハの言葉は、確実にレインの頭にこびりつくこととなった。






「あれが今代の勇者か……」


 ツンツン金髪、右目眼帯の男子生徒、レックス・アーバインは訓練所の角っこの隅でつぶやいた。

「元一般人としちゃ、なかなかいい筋じゃん」

 蒼い左目をなごませて、満足そうにつぶやく。


「にしても、あのアゲハ、って子。何者だ?」


 鋭い視線を、レインの隣で感染しているアゲハに向ける。

 すでにこの時点で、こちらの視線に気づいている彼女はただものではない。そう、レックスの感が告げている。

「ま、いくら頑張っても、あの人にゃ敵いっこないけどな」

 ケタケタと笑う彼は、子供そのもの。


「つか、今週中に来るって言ったのにさ……」


 今度は憂鬱そうな顔になる。



「どこで油売ってんだ? ヴァンの野郎……」



 はあ。ダルそうにつぶやくレックスは、誰がどう見ても鬱に見えた。 



 ども。

 今気がつきました。選手権いるのかな、と。新キャラも出てきたことで、予想外の方向へ行きそうな気が……。

 ……何とか頑張りますので、よろしくお願いします。


 恒例の宣伝を。主人公チート能力の『リアルワールド』もお願いします。

 ……題名、変えたほうがいいかなぁ?




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