表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

103/144

22 竜型の魔族部隊


 竜型の魔族たちが降りてくる。


 見た感じ、中級か、あるいはそれ以上の力を持っているのか――。


 仮に、以前戦った高位魔族バームゲイル並だとすると、十体を一度に相手にするのは、さすがに骨だ。


 とはいえ、魔族とやり合えるのは、学園内で俺と――あとはレスティアくらいだろう。


 ブライやマルスならいけるだろうか?


 とはいえ、危険ではあるだろうし、できれば俺が一人で片付けたいところだった。


 学園全体を守るために――。


「来い!」


 俺は奴らを引き付けるため、挑発的に叫んだ。


「俺がお前らを倒す!」

「なんだ?」

「この学園の生徒か……?」

「たかが人間が、たった一人で――」


 竜たちが一斉に俺をにらんだ。


 いいぞ、もっと俺に注目しろ。


「【バニッシュフレア】!」


 俺はいきなり魔族級魔法を放った。


 巨大な火球が一直線に飛び、竜の一体に直撃する。


「ぐああああああっ!」


 竜が苦悶の声を上げて墜落し、地上に叩きつけられた。


 黒焦げのまま動かなくなる。


「な、何だと!?」

「一撃で――?」


 他の竜たちが驚愕の声を上げた。


 明らかに動揺している。


 奴らからすれば、人間など取るに足らない存在という認識だろう。


 それを仲間の一人が瞬殺されて、明らかにうろたえている。


 この隙に――どんどん撃ち落とす!


「【デッドリィボルト】!」


 今度は魔族級の雷撃魔法だ。


 ばりばりばりばりっ!


 無数の稲妻が空を駆け、別の竜に襲いかかる。


「ぎゃあああああ!」


 直撃を受けた竜は、悲鳴を上げて墜落していく。


 二体撃破――。


 だが、まだ八体残っているし、さすがにここまで来たら奴らも警戒態勢に入っていた。


 けど、その警戒も撃ち破り、このまま全滅させてやるぞ――。

【書籍版について・大切なお知らせ】

「何巻まで続けられるか」については今後の売れ行きも大切になってくるため、もしご支援いただける方は書籍版もご購入いただけると大変ありがたいです。


とはいえ、書籍版は有料ですので僕の方から「絶対買ってくれ!」とお願いするものではないと思っています。書籍版については半分近く書き下ろしていて、新たな魅力を付与できていると自分では思っていますが、心惹かれた方はお買い上げいただけたら嬉しいな、という感じです。


その書籍版はKADOKAWA・エンターブレイン様から好評発売中です。

広告下のリンクから通販の注文ができますので、よろしければぜひ! 新規エピソードも大量に加筆してます!


〇読んでくださった方へのお願いm(_ _)m

☆☆☆をポチっと押して★★★にして応援していただけると、とても嬉しいです。

今後の執筆のモチベーションにもつながりますので、ぜひ応援よろしくお願いします~!



【読んでくださった方へのお願い】

面白かった、続きが読みたい、と感じた方はブックマークや★で応援いただけると嬉しいです……!


ページ下部にある『ポイントを入れて作者を応援しましょう!』のところにある

☆☆☆☆☆をポチっと押すことで

★★★★★になり評価されます!


未評価の方もお気軽に、ぜひよろしくお願いします~!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
↑の☆☆☆☆☆評価欄↑をポチっと押して
★★★★★にしていただけると作者への応援となります!


執筆の励みになりますので、ぜひよろしくお願いします!


▼書籍版2巻がKADOKAWAエンターブレイン様から6/30発売です! 全編書き下ろしとなっておりますので、ぜひ!(画像クリックで公式ページに飛べます)▼



ifc7gdbwfoad8i8e1wlug9akh561_vc1_1d1_1xq_1e3fq.jpg

▼カクヨムでの新作です! ★やフォローで応援いただけると嬉しいです~!▼

忌み子として処刑された僕は、敵国で最強の黒騎士皇子に転生した。超絶の剣技とチート魔眼で無敵の存在になり、非道な祖国に復讐する。


― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ