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夢の中、君を想う

作者: 颯姫

 夢の中で大好きだよ、って笑ってくれた君。朝日の中に溶けていった。

 夢の中にまで会いに来てくれる。そんなにも想ってくれているなんて。

 ボクはグッと背伸びをして顔を洗う。夢の中は朝だったけど、実際はまだ夜明け前のようだ。君はまだ眠っている。ボクはツンと鼻でキスをする。ボクもすごくすごく大好きだよ。早く起きて、ねえ、ボクはもう夢の中にいないよ?

 君はちょっと顔をしかめて寝返りをうつ。ボクはここだよ。ねえ、お腹空いたよ。ボクが起きた時間がご飯の時間だよぉ。ボクは君ほっぺに触れる。起きてよぉ。

 君の腕が伸びてきてボクを抱きしめて布団に引きずり込む。ああ、君には勝てない。もう少しボクも眠ろう。

 

 カシュっと缶の開く音がした。ボクは飛び起きる。

「おはよう、コムギ」

 ああ、世界で1番ササミのが好きだよ。

「にゃ〜」

 美味しいよ〜、大好きだよ〜。いつもありがとう。世界で1番大好きな君。

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― 新着の感想 ―
[一言] 幸せそう♡
2023/12/21 08:20 退会済み
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