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ep2 1歳

 一年がたち、僕は歩けるようになり少し家を探索することができた。話すこともできそうだったが、まだ簡単な単語しか発声してないからわからない。


「りおー 絵本読む時間だよー」


「あいー」


「このお話はね、お父さんお仕事と少し似ているの。大きくなった動物さんをたくさん倒していくの」


 そう。一年間、本を読んだり、テレビや父母の会話を聞いたりと情報を集めていた。内容はおおまかだが、僕が前にいた日本から動植物全体が大きく進化したらしい。人間はこの進化した動物に抵抗するためにいつからか生まれた子に魔力という新しい力が備わっていた。


 魔力を持っている人間を新人類と呼ぶが、魔力を持っていない又は極端に少ない人が多くいるため、科学技術も普通に使われているっぽい。日常的には火や水を生み出す魔法が使われているくらい。多くの魔力を持った人間が進化した動物を倒す仕事をしているとか。


 何もないところから炎を生み出せることなど、普通に危ない。そのため法律もかわってきているとか。詳しいことはわからないけど学校に行けば教わるらしい。


 僕にもしっかり魔力はあった。まだ一歳のため多くはないが、誰もいなかったときに少し風を起こしてみたがうまくいった。詠唱?逆に教えてほしい。前世では努力して無詠唱まで鍛えたが僕が知ってる呪文と違うからか聞き取れない。母さんが使ってたの僕わからない。普通に聞き取れなかったよ。まあ、魔法は小学校に入ってから学べるらしい。今後使うときは周りの様子を見ながら隠すか考えようと思う。


「莉緒は女の子だからお父さんみたいに危ないことはしてほしくないな」


 うん、僕は女の子なのだ。前の日本でも転生した異世界でも男だった。一人称は僕で慣れちゃってるし。まあ、まだ会話できないし問題ないかな?それよりも僕ってこっちの世界では強いのかな?


 普通の生活できるのかなー?あれ、そもそも普通ってなんだろう。ニホンマホウフツウ

投稿が遅くなってしまいました。。。

マイペースに書いていきたいと思います!

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