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ep1 ここ日本だよね?

 目を開けたら知らない天井、意識はある。手や足は動かない。しゃべろうと思っても、あーとかうーとかしか上手く発声できない。


 生まれ変われたのかな?


 周りは何も音が聞こえない。見える範囲にも誰かがいるとは思えない。


 えっ。赤ちゃん放置?ちょっと出かけてるだけとかかな?少ししか周りは見えないけどそれなりに裕福そうな感じがするなー。なんかよくわからない物もちらほら見えるな、気になる・・・・

 あれは時計かな?デジタルで日付が見えた。2091年?えーっと確か2021年に異世界に転移して70年だから――異世界で過ごしていた時間と同じ時間が進んでるのかな。日数単位では覚えてないからわかんないけど、年数はちょうどなはず。


 ここが前にいた日本だとして、70年たってたら前の両親はもういないか....友達が17歳前後だったらまだ生きてるかも。前の日本で知ってる人にもし会えたり、せめて存在の確認さえできればな。


 数分周りを見渡し、ひたすら現状を把握しようとしていた。そのときと扉があいた音が耳に入った。


 「たっだいまー!」


 20代くらいに見えるきれいなお姉さんらしき人が視界に入った。コンビニの袋らしきものが見えたので少しの間でかけていたようだ。そばには足に抱き着くように小さな女の子がいた。かわいい....


 「ごめんね! 待たせちゃって、今おむつかえるからねー」


 どうやらおむつがきれちゃって買いに行っていたっぽい。持ち上げられ履いていたおむつがとられた。


 お姉さんらしき人が急に聞き取れない言葉?呪文のようなことをつぶやきだした。すると、おそらく手のあたりから水が出てきて僕の大事なところ周辺が水に覆われた。そのあとは綺麗さっぱり洗われ、水は消失し今度は手に何も持っていないのに風で乾かされた。


 ん?今どこから水出した?それに手にはおむつしか持ってないよね?風もどこから???


 どういうこと?日本だよねここ?あれ?魔法?と頭に疑問符を浮かべまくっていた。


 「私もお父さんも魔法の才能あったしこの子も使えるようになるかな?」


 近くにいた女の子は興味深そうに眺めているだけだった。 日常的に見てるからなのかな?かわいい


 この時点で僕はいったん考えるのを辞めた。だって急激に眠くなったんだもん。




 何時間たっただろうか。僕は扉の音で目が覚めた。お父さんなのだろうか?


 「だだいま 由衣、そしてーただいまあ! 莉美りみ!それにいいぃ莉緒りおーーぉ!」 


 「ちょっと!先に手洗いや着替えを済ませて!莉緒が病気とかになっちゃったらどうするの!」



 僕の名前は りお というらしい。そして母が由衣、父は海翔だという。両親の会話をしばらく聞いていたら父は魔法の適正が高いらしく、なんかしらの討伐を生業にしてるとか。危険なことはしないでよねと母に心配されていた。ただ比較的安全な仕事のようだった。


 魔法か、いつのまに魔法が使われてた?討伐?とかいろいろ考えることはあったけどそんなことより・・・・


 僕、初女の子。てっきり性別は変わらない(転生前と同じ)と思い込んでた・・・

魔法登場!本格的にはep4くらいからかな?

その日の気分で書いていきます!

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