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ep0 元異世界勇者


「こっちでの生活もわるくなかったな」


 一人しかいない家でおじいさんはつぶやいた。


 異世界に転生させられて約70年。60年前に魔王を倒してからはのんびりと一人で暮らしていた。魔王を倒すまでや、それからの長い人生についてはここでは省略する。


 ついに昨日、その日の夜に夢?みたいなところで神様が現れた。


「魔王を討伐してくださった元勇者様。こちらに来る前に約束した通り、あなたには日本で生まれ変わる権利があります。あなたは明日、この世界での一生をおえます。」


「そうなんですね。体が動かなくなってきたからそろそろだとは思ってました。それで、僕は何かすることはありますか?」


「明日の昼12時ちょうどまでには自宅のベッドで横になっていてください。次に意識が戻ったときには生まれ変わっているはずです。長い間お疲れさまでした。」


「わかりました。その・・・いつの時代に生まれ変わるのかとか、どういった家庭に生まれ変わるのかなどの質問はしても?」


「申し訳ございません。私の口からはお答えすることができません」


「そうですか。わかりました。では明日の12時までにはいろいろ準備しておきます」


「ご理解いただきありがとうございます。それでは、次の人生、満足のいくように・・・心からお祈りしております」


 目が覚めたら朝、僕の家のベッドの上。約束の時間まであと6時間ほどあるようだ。


「そっか、ついに待ち望んでた日本での生まれ変わり。特典として今の記憶を保持したままだったよね、うまくいくといいな」


 記憶を保持したまま生まれ変われることはこちらの世界に転生されたときから聞いていた。だから僕はお金も栄誉もあるけどずっと独り身だ。こちらの世界に未練を残したくなかったし。

 

 今やれることって何かあるかな?

 今更なにしたって変わらないし、気持ちの整理だけしておとなしくしてようかな。


 僕は高校生の時に異世界に転生させられた。元居た世界では、自室で寝ていて目が覚めたら神様らしき人の前にいた。魔王を討伐してほしいこと、倒した後のことなど伝えられ目が覚めたときにはもう転生させられていた。元の肉体は寝ているときに死んだことになっている


 そろそろ言っていた12時だな。新たな人生、楽しみだけど少し怖いな。記憶を持ったままでうまくやれるかな?


 いつから意識がなかったのだろうか。



 異世界での僕の物語は幕を閉じた。

読んでくださりありがとうございます!

小説を書いたことがないので文章におかしいところが多くあると思いますが、この物語を書きながら私も成長していきたいと思います。

ep0では物語の入りだけしか書かないので、勇者としての70年の人生は別に書くかも?

次の話から本編の始まりです!


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