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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

《夏のホラー特集》

愛の人形

作者: 賀茂川家鴨

「XXXな人形に注意!」


 1人称が途中で変わります。苦手な方はご注意下さい。

 2018/7/23に上げたN0490EX『猫又旅館の噂』のネタバレ注意!


 ゴシックホラーを描こうと思っていたらサイコホラーになってしまいました。

 あらすじにも書きましたが、今回はグロ注意です。子ども向けではありません。OK?

 山河さんが鈴音すずね、の祖父です。趣味は読書と裁縫を少々嗜んでおります。

 いつもの安楽椅子で、黙々と読書に励んでおります。

 最近、猫耳を生やした珍妙な働き手が増えました。孫ばかりに旅館の切り盛りを手伝わせていたので、ありがたいことです。

 さて、いまは7月下旬でございます。当旅館は大型連休に入ると商売繁盛いたします。なぜなら、当旅館がいつも贔屓にして下さるとある組合の方々や、修学旅行客・合宿といった学校関係者の方々が、定期的にいらっしゃるからです。また、最近は新しい働き手の宣伝効果で、副次的に収益を伸ばすことに成功しております。2・8は廃るとはいいますが、これのために予約が一杯です。ただ、オカルト目当ての記者団の方々の取材は控えさせていただいております。これは愛する孫たっての希望です。

 鈴音に変わったお友達が増えたのはよいのですが、愛する孫を取られたような心地で、複雑な心境でございます。

 ここはひとつ、孫を喜ばせるようなことをしようかと思います。しかしながら、わたくし、太陽の光というものがどうにも苦手でして、日差しの強いときはサングラスをかけなければ、酷いときには目を傷めてしまいます。本棚で窓を塞いだほどです。もっとも、お客様の前でサングラスをかけるわけにはいきませんから、孫が出払っているときは、なんとか耐え凌ぐわけです。孫が休みのときには、ほとんど孫に頼りきりとなっております。新しい働き手が増えたことは、わたくしにとっても鈴音にとっても、仕事の負担を減らせるので、大変喜ばしいことでございます。話を戻しますと、孫とFPSというゲームをするためには、目を長時間強烈な光に晒さなければなりません。サングラスをつけたとしても、読書と違って、あちこちに視線をさまよわせなければならず、すぐに目が痛くなってしまいます。おまけに頭痛や吐き気まで催してくるものですから、孫とゲームで遊び続けるのは至難の業です。アナログのボードゲームをしようにも、将棋やリバーシはわたくしめよりも遥かに強いコンピューターが相手をしてくれるというものですから、困ってしまいます。

 そこで思いついたのが、得意の裁縫です。橙色のランプだけが広がる薄暗い室内で、老眼鏡をかけ、目が痛くならない程度に、自分のペースで縫い物を黙々と続けて参りました。実は、孫が生まれる前に、西洋人形のローズマリーはつくってあるのです。家族の誰にも秘密にして、つくりあげました。当時奮発した球体間接、ほんの僅かな傷しかないサファイヤの宝玉を埋め込んだ瞳、金色の長髪、白黒のドレサージュ、紅色の薔薇のコサージュ……。名前の由来は、その頃マリーゴールドが好きで、たまたまローズヒップを呑んでいたからです。読んでいた厚い洋書に栞を挟んで畳み、机の端に置きます。卓上のポットで沸かしたローズヒップを呑んで落ち着きます。やんちゃな頃のわたくしを思い出しながら、ケースに座る〈生きた人形〉であるローズマリーの細面に目をやります。

「マリーよ、あの頃から何も変わっていませんね」

 わたくしはローズマリーをマリーと呼んでおります。マリーは、机の端、わたくしから見て左前にある古びたケースに腰掛けて、足をぷらぷらとさせていました。片手で持つには大きく、両手で抱えにはちょうどよい大きさに仕上げました。

「父上こそ、中身はちっとも変わっていないと思うけれど。思いつめると、そうやって私を見るのも同じ」

「いやはや、これは参りました。幾つになっても、女房を含めて女性にはかないませんな」

 マリーはわたくしにさえなかなかに感情の読めない瞳で、こちらを見上げてきます。最初、人形が動いたときはびっくりしましたし、まるで彼女ができたかのように大喜びしたものですが、すっかりと慣れてしまいました。いまでさえ同い年の感覚で接しておりますが、見た目だけでいえば、もうひとりの孫と接しているような感覚でございます。

「いつも旅館のことを鈴音に任せてばかりいますから、孫を喜ばせてやろうと思っているのです。わたくしはもう孫ができるくらいの歳になりました。ありがたいことに、いまはこうして生きている身ですが、人間は人形とは違いまして、いつまでも生きていられるわけではありません」

「いいえ、人形も、人間とあまり変わらない。いつかは壊れてしまうし、捨てられたら、誰かが拾ってくれるか、廃棄処分されるのを待つことしかできない。普通の人形は、身振りやことばで想いを直接伝えることさえできない。私は恵まれすぎている。それなのに私は、やるべきことを果たせないままでいる」

「まあまあ。そう卑下なさるな。わたくしは、マリーを孫に託そうと思っています」

「父上が仰るなら構わない。でも、これから先、父上の身の回りの世話は誰がするのかしら」

 マリーはわたくしから視線を外すと、ブックシェルフに立てかけてあるノートパソコンを引っ張り出しました。わたくしは目が疲れるのでパソコンには触れたくありません。ですが、仕事柄、終始計算や確定申告、通信販売、調べ物などで、パソコンを使わなければならない機会があります。若いころはわたくしがすべて行っていましたが、目の調子が悪くなってからは、もっぱらマリーに事務仕事を任せております。

 マリーは自分でノートパソコンを立ち上げ、マウスを操作して表計算ソフトを立ち上げます。一度ソフトを立ち上げると、あとは机に寝転がりながら、黙々と作業をこなしてくれます。まだマリーがパソコンを扱うのに慣れていない頃、小さな傘でテンキーを突いていた時代が懐かしく感じます。

 卓上の写真立てには、女房と結婚記念日に撮った写真が飾られています。わたくしの髪がまだ黒かったころのものです。

 女房の面影をマリーに重ねます。……どことなく似ているのです。

 マリーがノートパソコンの上蓋から、ひょいと顔を出しました。わたくしに気を使って、パソコンの光がこちらにこないように作業してくれています。

「もう深夜2時だから、そろそろ寝たほうがいいわよ。あとは人形の私に任せなさい」

「そうですか、もうそんな時間でしたか。ありがたいことですが、マリーも無理はなさらないでください」

 わたくしは、ふうとため息をついて、安楽椅子に深く腰掛けました。

 昔を懐かしみながら、思索をめぐらせていると、眠ってしまいました。


   *


 私はローズマリー。人形として、父上の望みを叶えてあげたい。

 ……この文言を思い浮かべただけで、笑いがこみあげてくる。


 実際のところ、父上ではなく夫なのだから。


 大方、私が子どもを産んだときに死んだショックで、人形をつくったのだろう。

 まさかこんな形で蘇ることになるとは思わなかった。

 ちょっとした遊び心で、夫にはこのことを長年秘密にしていたけれど。

 いいかげん夫にはネタバラシしてあげたほうがいいのかしら。

 夫のことだから、ネタバラシしたら、ころっと信じてくれると思うけれど。どうだろうか。


 ……さて。夫は鈴音を喜ばせてあげたいらしい。

 この身体は不思議とお茶菓子を楽しめるし、手先が器用に動かせる。

 もっとも、事務仕事が忙しいときは、ほとんど1日中、図書室で缶詰だけれど。


 ときどき、こうして夜中に出歩いて、襖を小さく開き、鈴音の寝顔を覗きに来るようにしている。

 ……もう深夜2時だというのに、部屋は騒がしく、とても明るい。


「ミャーコさん、右からボム来てます」

「みゃ、ボク、もうやられちゃったよ」


 鈴音は、人間の姿した化け猫の友達とFPSゲームをやっている。

 私は襖を勢いよく開いた。


「あっ、おばあちゃん……」

「いい加減に寝なさい」


 夫にはもうひとつ黙っていることがある。

 鈴音には私の招待がとっくにバレていることだ。

 孫だけではなく、私の子どもにもバレている。

 小どもは察しがよくて困る。


 化け猫が私にとびつこうとするのを、鈴音が制止する。

「ミャーコさん。おばあちゃんは絶対食べちゃだめだよ」

「えっ、おばあちゃん?」

 ミャーコさんは、じっと私を見下ろしてくる。

「あなたが鈴音の友達のミャーコさんですか。私は鈴音の祖母ですが、今は、訳あって人形のローズマリーです。マリーでも、おばあちゃんでも、お好きに呼んでください。今後とも鈴音をよろしくお願いいたします」

 こちらが深く礼をすると、ミャーコさんはコントローラーを放り出して、右手で猫のポーズをとりました。

「みゃ。ボク、ミャーコ。マリーちゃん、よろしくね」

「……鈴音、笑うことないじゃない」

「気のせいです」

「笑ってるじゃない」

 鈴音は自分のコントローラーとミャーコさんのコントローラーを器用に操作しながら、くすくすと笑っています。

「おばあちゃんは見た目が若いので、違和感ないですよ。それはそうと、さすがに2人ぶんの操作は大変です、誰かはやく代わって下さい」

「さっさと終わらせて、さっさと寝ないと、私みたいに身長が伸びなくなるかもしれないけれど。それでもいいの、鈴音」

「身長はあまり気にしていません。というか、お互いにAFKがいて、試合が長引きそうです。AFKっていうのは、簡単にいえば、操作されずに放置されているってことです。あと、おばあちゃん」

「何?」

「そこのカスドースあげるんで見逃して下さい。あと、そろそろ手伝って下さい」

 少し思案してから、正座をしている鈴音の膝に乗る。

「貸しなさい。さっさと終わらせてあげる」


   *


 画面上の敵をなぎ倒していき、決着画面に移る。

 ……いけない。孫にはつい甘くなってしまう。

「はい、今日はおしまい」

「はーい」

 鈴音に2台のパソコンをシャットダウンさせて、私はのんびりとカスドースを頬張る。

 いったい、この身体のどこにカスドースが消えていくのか。私にもわからない。

 鈴音はミャーコさんと一緒に押入れから布団を引き出して、畳に敷いている

「鈴音」

「はい」

「たまには、おじいちゃんと遊んであげて」

「はあ。わかりました」

 鈴音とミャーコさんは、歯を磨くといって洗面所に向かいました。


   *


 早朝の2時頃、私は旅館から少し離れたところにある放牧場にやってきた。

 この時間なら、流石に見つからないだろう。

 放牧場という割に、大きな食用の豚達が窮屈そうにひしめいて、丸くなり、眠っている。

 本当はもう少し広い土地で育てたいけれど、これ以上、土地経費を増やすわけにはいかない。

 ……団体客用の自家製豚しゃぶコースを用意するために、やらなければならない。

「ごめんなさい」

 一頭の豚を睨み付けながら、私の両手首の間接の隙間に、常備している裁縫針を刺しこむ。

 睨まれた豚は痙攣して、動かなくなった。べえべえと羊のような鳴き声を漏らしている。

 周囲の豚達は、何度もこの光景を目にしているからか、じっと動かない。

 私はこうして自分の身体を犠牲にすることで、相手を呪うことができる。原理は……よくわからない。

 といっても、球体間接の隙間に刺しているだけだから、痛くもなんともない。

 べえべえと悲鳴を上げる豚を縄で括り、全力で白い建物まで引きずる。

 これがなかなか大変だけど、人形の身体はなかなか力持ちで、疲れを知らない。

 でも、やりすぎると間接がだめになってしまうから、定期的に夫に修復してもらっている。

 これを何度か繰り返して、料理用の豚を用意しておく。


 やっとの思いで、必要な数だけの豚を屠殺場兼精肉工場に集めた。

 白い作業着に着替え、全身の消毒作業を行う。豚も一頭ずつ綺麗に戦場する。

 部屋の中は、とてもさむい。一頭の豚を引きずり、硬質白い床を踏みしめる。

 1頭の豚を地面に転がし、手始めにハンマーで豚の頭を叩いて脳震盪を起こさせる。

 大人しくなったところを、今度は肉斬り包丁で豚の腹を部位ごとに裁いていく。

 胃腸を引きずり出し、心臓を摘出し、骨をしっかりと切り取る。

 噴出した血液が、手製の作業衣にどろりと付着した。

 お立ち台に乗って、ばらばらにした豚を金属の棒に吊るし、コンベアーで隣の貯蔵室に運ぶ。

 これを何回も繰り返す。後日、必要なときに隣の部屋で細かい作業を行う予定だ。


   *


 工場の外、薄闇の下、茂みの奥で、息を潜める猫耳の生えた人影があった。

 地元の人気女子高生に、猫耳と尻尾以外は完璧に化けて、男子学生の生き血を啜らせてもらっていた、

 そこまではいいのだが、元に戻る方法がわからなくなってしまった。

 最近は猫又の恐ろしい噂のせいで、下心のある人間でさえ、誰も相手にしてくれない。

 そのくせ、ここの旅館にいる猫又らしきものは、何故かヒト達の間で人気である。

 少し納得がいかないというのと、生き血が欲しいという理由で、牧場に忍び込んだ。

 高校生に化けているので、白い夏用ブラウスに赤いスカーフ、下は青いスカートに白いニーソックスである。

 もう少し地味な格好にすればよいのだが、この猫又はそこまで賢くなかった。


 牧場の豚の頭に一発拳をお見舞いする。

 昏倒した豚を片手で掴んでに柵の外に放り出す。

 猫耳を動かして周囲を警戒してから、豚の背中に喰らいつき、黙々と生き血をすする。

 耳を澄ますと、小さな足音が聞こえる。

 人間にしては小さな足音だが、警戒して茂みに隠れる。

 ふと、足音が止んだ。

 あまりよくない目を凝らすと、どうやら小さな生き物が倒れた豚の様子を見ている。

 獲物をとられるわけにはいかないと、襲い掛かった。


   *


 豚が倒れている。

 人間の足跡が残っていて、茂みに繋がっている。

 足跡を追って振り返ると、視界が空へと向いた。

「ふしゃあ、ぼくの獲物をとるな!」

 地元の女子高生が、私に組み付いてきた。

「ちょっと、何するの!」

 両腕を押さえつけられ、女と目が合う。

 女は、頭に猫耳が生えていた。……また猫人間か。

 獲物といっていたし、大方、ここの豚を襲いにきたのだろう。

 猫人間は私をじっと見つめて、思案する。

「何だろ、これ。食べられるのかな」

「食べられないと思うけど」

「食べてみないとわからないよ」

 猫人間は指先に力を込めて、私の腕を強く左右に引っ張った。

「もいでみよっと」

「ちょ、やめなさい。もげちゃうじゃない」

 やがて、私の左腕が球体間接から外れて、ぽん、と綺麗にとれた。

 同時に、私の身体は地面に放り出され、目の前で血飛沫が上がった。

「えっ?」

 猫人間は、呆けた顔で、自分の左腕を見下ろしている。

 ……やってしまった。

 私は猫人間の左腕から、人形の左腕を拾い上げ、自分の左肩へ強引にくっつけた。

 何度も関節を外していると、外れやすくなってしまうから、気をつけないといけない。

「い、痛いよ!」

 ようやく事の重大さに気づいたのか、猫人間はぼろぼろと熱いものを流しはじめた。

 地面に膝を着き、血に塗れた左腕を肩に着けようとする。

 元通りになるはずもなく、猫人間の動脈からどくどくと血液が溢れ続けている。

「助けて……」

 猫人間は、痛みでもんどりうっている。放っておけば、失血して息絶えるだろう。

 猫の姿でも辛いのに、歳若い人間の姿で見せられると、余計に辛いものがある。

 今回は自業自得だから、ここで止めを刺してやってもいいのだけれど、仮にも人の姿をしている生き物の胸に、肉斬り包丁を突き立てるのは、吐き気がする。

「あかい……くらい……さむい……」

「ちょっと我慢しなさい」

 牧場の柵近くに常備してある、豚の世話をするときに用いる大きな医療キットを担いでくる。

 ……長年の経験で、こういう事故には慣れている。

 あとは歪んだ趣味のせい。

「動かないで」

 骨が折れたわけではない。間接が外れただけ。

 傷口を消毒してから、猫人間の間接を強引にはめ込む。

 猫人間は、失血と痛みのあまり気を失った。都合がいい。

 消毒した裁縫針に医療用の糸を通して、血管や神経、皮膚を縫い付けた。

 消毒と止血を終えて、包帯で間接部をぐるぐる巻きにする。

 暴れて傷口が開かないように、木組みで腕を固定しておく。

「はい完璧」

 このまま放っておいたらまた悪さをするかもしれないし、暴れて傷口が開くかもしれない。

 仕方なく、医療キットを元の場所に戻して、猫人間を旅館の空き室まで運ぶことにした。

 まあいいわ。傷が治るまで、生かさず殺さず、私のおもちゃになってもらおう。


 こんなことだから、いつまでも夫に隠しごとばかりしなければならない。


   *


 山河さんが鈴音すずねです。

 最近、あの旅館には、奇妙な噂が広がっています。

 肉斬り包丁を手に、夜な夜な徘徊する、血塗れの西洋人形がいるらしいです。

 それだけではありません。旅館の空き室から、鎖の音と悲鳴が聞こえてくるそうです。


 だから、祖母は早く寝たほうがいいといいます。

 でも、人形は祖母でしょうし、いつもヘッドフォンをしているので、よほどの悲鳴でなければわかりません。

 悲鳴なんてFPSゲームでしょっちゅう聞いています。


 今さあらお化けなんて怖くないですし、わたしは今夜もFPSゲームをします。

 そういえば、最近祖母を見かけません。何をしているのでしょうか。

「悪趣味な人形に注意!」


《かもの感想》

 猫又さんごめんなさい。

 もう、サイコホラーはあまり書きたくないのです。

 キャラ・グロ・物語が前提になって、中身がスカスカになりがちだからです。

 案の条、個人的にはあまり納得のいかないものとなってしまいました。

 サイコホラーが気になる方は、まず欧米あたりの白黒映画をいくつか鑑賞して、

 歴史学、民俗学、社会学、心理学などを併せて勉強すると、ためになると思います。

 けれど、キャラ・グロ・物語の前提を避けて、不気味な抽象的ホラーを描いたとしたら、

 言語明瞭意味難解で、誰も読みたくなくなると思いました。


補足1:

 マスメディアでは「屠殺」ではなく「屠畜」と表現するようです。

 とあるラジオでは誤りを訂正していました。


補足2:

 食肉を加工するとき、ナイフを扱うので、鎖かたぴらをしないと危ないみたいです。

 頑丈な人形さんなら、鎖かたぴらなしでも無問題かと思われます。


 ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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