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僕が小説を、書こうと思ったワケ  作者: 豊田健一郎
2/8

僕が彼女を存在させる為に行ったこと

彼女、高橋唯が一体どのような魅力的な人物なのかは後ほど説明させていただきたい。


僕は先ほど、小説を書く前に漫画で彼女を表現しようとした、という話をさせてもらったが、それ以外にも当然、実行に移したことはある。


僕は彼女の名前、高橋唯を使って、SNSなどのアカウントを作ってみた、、、そうするとどうだろう、インターネットで検索をかけると、まるで彼女がこの世にに本当にいるかのように検索結果にヒットするのだ!


僕はそんな検索結果の画面を見ると、高揚感でいっぱいになった。

しかし、僕が毎日毎日、彼女のSNSのページを見ても一向に更新されることはなかった。


それは当然だった。このSNSは僕が更新しないと永遠に更新されることはない。

僕は結局このSNSにも、架空の存在としての彼女しか存在させることはできなかった。

無機質な検索画面を僕はぼんやりと眺めて、その後にがっくりとうなだれた。

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