心の慟哭3 ーヒビ割れた日常ー
掲載日:2024/11/01
仕事が終わり
ようやく家路に着いた
残業が当たり前の
虚しい日々
唯一の楽しみは
録画したドラマの続きを観ることくらい
変わらぬ毎日
昨日とそっくりの今日
刺激もなく
退屈な日々が通りすぎていく
平坦な感情のまま
ただただ日々が通りすぎていく
なんてことのない
平凡な日々
テレビとハードディスクを起動させる
いつもと変わらない夜――
画面が点いた
野球中継が映っている
心臓が大きく跳ねた
ちょっと待て
どういうことだ
ドラマが録れていない
慌てて新聞のテレビ欄を確認する
野球が延長になっていたようだ
最大で、ご、五十分の延長!?
こんな刺激を求めていたわけじゃない
こんな感情の高ぶりを求めていたわけじゃない
全身から力が抜ける
そうか
刺激のない日々は
平和な日々だったのか――
読んでくださって、ありがとうございました。
そろそろ、マヂラブの漫才か漫才じゃないか論争みたく、これはポエムかポエムじゃないか論争されそうで怖いです。




