表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/39

プロローグ

 魔導霊祭。


 それはこのイーリスト国で特別な日。5歳を迎えた子ども達が国中から集められ、どんな魔法の力を持つのかを顕現させる日。


 そんな特別な今日この日。皆が夢と希望に胸を膨らませるこの祭で……。


「君には、マナがない」


「……は?」


 1人、絶望を教えられた少年がいた。


 目の前の片眼鏡をかけた怪しげな研究者の言葉に5歳の少年ソウルは固まってしまう。


「いやそんなはず……なんかの間違いじゃ……?」


 眼鏡をかけた白髪交じりのボサボサ頭をした中年男がが困惑したように装置をのぞき込む。


 マナが……ない?


 いや……いやいやいや?


 待てって。おかしいだろ?そんな話、聞いたことないぞ!?


 この世界では誰もがその身に【マナ】を授かって産まれる。【マナ】はその生命のエネルギー。


 つまり、生きている限り大小の違いはあったとしてと、全ての生き物に【マナ】が備わっているのだ。


 それがない!?そんな馬鹿げた話があるわけ……。


「極めて異例なことではあるが.......」


 それでも、白ひげに片眼鏡をかけた学者は宣告する。



「君は……魔法が使えないようだ」



 はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!?!?!?



 齢5歳にして少年はこの世の不条理に絶望した。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ