表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/16

 16 1年間だけの冒険


 どうも、皆様。いつもありがとうございます。いすぱるです。


「はぁー……」


 気づけばここ最近…… いや、正直ずっと以前から、ため息ばかりの日々が続いていました。


 でも、それはただの疲れなんかじゃなかった。心の奥でずっと叫んでいたんです。


「このままでいいの?」


 そして…… 私は、ついに決断したのです! 


 それは!?


(ドラムロール)

「ドコドコドコドコドコドコ…… ドーン!」



 退職。 



 チーン……



 そう、いすぱるは会社を辞めました!


 長年しがみついていた安定と守られた立場から、自分を解き放ったんです。用意されたレールの上を歩く安心よりも、まだ見ぬ自由の大地へ飛び込むことを選びました。

 

 どうしてそのようになってしまったかというと、大、大大大嫌いな人事と口論になってしまい、


「うーー、やめてやらー!!!」


 と、口走ってしまいました…… はい、もう撤回は出来ません。(実質、首です)



 あまりにも突然のことなので、もちろんこれから先の不安もあります。

 でも、それ以上に胸を高鳴らせる期待があります!(強がり)


 これからは……


 誰かに敷かれた道じゃなく、自分で道を作りながら生きていきます。


 自由に。

 軽やかに。

 そして、ちょっと無鉄砲に。


 ……と、えらそうに語っていますが、実はこの「自由な時間」には期限があります。


 そう、1年間…… 1年間だけの期限です!


 つまり、いすぱるはー


 10月から1年間ニートになるのでーす!


 はい、つまり収入はゼロ! 貯えのみで暮らしていきますので、贅沢なんてできません。


 しかも私は今、社宅暮らし。

 ……ということは、当然ながら引っ越しも決定なのです!


 次の家どうしよう!? 

 忙しくて内見なんて行けないよー。

 うわー、引っ越し代が高い! 

 もう荷物多くて本当に大変!

 ネットどうしよう!? 

 ミニマリストになっておけば良かった。



 まぁ、悩みと不安は沢山ありますが、それでも細々と。けれど確かに、自分の足で歩いてみたい。


 やりたいことは山ほどあります。

 でも、先立つものがなければ何もできません。


 そして正直に言います。


 この1年間で音楽や小説で「成功しよう」なんて、そんな甘い考えは1ミリもありませんし、そのために退職した訳でもありません。


 もしそうなら、背水の陣になってしまいますが、そんなたいそうな事は考えてません。原因は、人事との口論。売り言葉に買い言葉です(笑)

 周囲の暖かな言葉もあり、戻る事も出来ましたが、その度にあの人事の顔を思い出し、「無理だー」と確信いたしました。


 音楽や小説で、もしうまくいけばそれは素晴らしいことですし、もちろん色々なことに挑戦もします。


 ただ、私は自分の実力を過信していません。

 むしろ、冷静に、客観的に見つめることができます。


 まだまだ力不足。いえ、永遠に実力不足。否応なく、それは事実です。


 だからこそ、この1年間を「精神と肉体の休養期間」と位置づけました。


 けれども、音楽も、小説も、今まで以上に力を注ぎます。

 楽しみながら、必死に、そして誠実に。


 みなさま、どうかどうか、今後とも、温かく見守っていただければ幸いです。


 そういった事情から、引っ越しが完了し、ネット環境が整うまでは、誠に申し訳ありませんが、小説の更新をしばしお休みさせていただきます。


 環境が整い次第、再開いたします。10月末ごろを予定しておりますので、その折にはまたご一緒いただければありがたく存じます。



 あー、振り返れば、大学を卒業してからは仕事に追われる毎日だった。深夜までの残業は常態化し、月に60時間を超えることも珍しくない。休日は、ただ泥のように眠って過ぎていった。


 辛かった……


 けれど今、「自由」という名の1年間の大冒険。


 その始まりは、もうすぐそこまで来ています!



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ