#3 異邦人
▼異邦人
「おいっ、気がついたか!?」
意識が朦朧とする中、一人の青年が声を掛けて来た。それは、占いをする時後ろに控えていた先程の青年であった。
「ここは何処?」
薫は半身を起こしながら問いかける。
「どうやら……変な空聞に飛ばされたらしい」
答える青年の後ろに、白いベールを被った青年が腰を下ろしているのが目に入った。
周りは徴臭くその上鉄格子で囲まれている。全く見知らない場所。
「ところで、オレは片桐金太。君は?」
まるでその異常な事に関心を払わないで、自己紹介をして来る青年。
「ついでにあいつはオレの双児の兄で、朗って言う」
すると、その白いベールをはずしながらその青年が一礼をする。
「私は、いえ、ボクは一之瀕薫……ところで、これはどういうこと?」
薫は未だにこの状況がわからないと言ったふうに問いかける。いや、全く判らないのであるが。
「オレ達にもわからない……異空間に飛ばされたらしいってことしか」
朗と呼ばれる青年が、なんとも慣れているとでもいったふうに落ち着いて答える。
「そう、異空聞。何でまたこんな事になったんだか……ただ、君の運勢を占っただけなのに……」
ふて腐れたかのように金太と言う青年が答える。
「なんだか牢獄のようだよ。ここは……」
辺りの石の壁や、鉄格子を眺めながら朗があっさりと言う。
「牢獄!?」
薫は驚きの表情で叫んだ。ただでさえ訳の分からない事に巻き込まれているのに、牢獄だなんて……冗談でも言ってもらいたくない。
「兄貴!いつもながらだけど、こんな時にまで何でそんなに冷静でいられるんだよ!」
金太という人が朗と言う人に詰め寄る。どうやらこの二人の性格は全く異なってる事は察しがついた。
「一体何が映ったんだ?あの水晶に!」
金太は朗の胸倉を鷲掴みにして揺すりはじめた。
「ちょっと……こんな時に喧嘩なんてしないでよ!よけい混乱するじゃない!」
このまだ見知らぬ二人を止めようと薫がその中に入る。ただでさえややこしいのに、これ以上困らせて欲しくは無い。
しかし、その答えとでも言うように、
「ただ、君がこういう運命を担っていたと言う事なんだろう」
朗は薫に向かって言い放った。
「わ、ボクが?」
薫は水晶に映った自らの姿を思い出していた。
白いローブを身に纏い、一本の杖を携えていた。
「そして、オレ達もその背後に関係する要因を持っていた者だと言う事だ。な?金太?」
落ち着いて話をする朗。
「それじゃ、今回のこれも……オレ達の運命もこいつと何か関係が有るってことか?」
やっと察しがついたのか、金太はその朗の胸倉から手を引いた。
「この様子だと、きっと何かの罰を受けてこの部屋に入ったという筋書きなんだろう」
朗は、静かに薫と金太を見ながら言う。
「罰だって?何もしてないぞ。オレら!」
薫にはこの二人が言ってる事が全くわからない。判るのは、この二人だけが知り得る何かが有るのだと言う事だけ。
そんな時、一人の男が『ガチャガチャ』という音を伴いながら牢獄の外にやって来た。
「お前達に会いたいと王様の命が下った。今この牢より解放してやる」
腰にぶら下げている鍵を取り出し『カチャカチャ』と鍵を開けている。
「王様?」
薫は問いかけた。
「そうだ。王様自らの御命礼だ。有り難く感謝しろ!」
野太い声が響く。
「誰が感謝なんかするもんか!」
心の中で薫は悪態をつくのであった。
「良く参られた。勇者よ。頭を上げられよ」
数段上に座している王様と思われるだろうその男は、髭を長く伸ばし王冠を頭に頂いている。
事の成り行き上、跪いている三人はその王を見上げた。
「此度、西の一角で妖魔たちが蠢き始めたのだ。しかも、我が国の二人の王女を人質にしてな。それを退治して王女を連れ帰って来て欲しいのだ。もちろん報酬は出るぞ!やってくれるか?」
立派なひげを生やしている王様と言うものが、厳格に語りかけて来る。
「しかし、オレ達にはそんな大任をお受けする事は出来ませんが……」
朗は断るかのように語った。
「いや?大任などでは無いはずだ。お前達にはその才がある。御神託を受けたのでな……必ずやりこなせるであろう。お主達であれば」
なおもしつこく語る王。
「御神託?」
不器用なのか、金太は不機嫌な顔つきで問い返した。
「我が国『ミルトン』御用達の巫女の力で占いをしたのだ。すると、お主達牢獄にいる者が、救世主。つまり、勇者の一行と判ったのだ」
王は知り得る範囲の事を語る。
「救世主?勇者!?」
薫は驚いた表情で見上げた。とんでもない事になっていると思ったからである。
「巫女の占いは、今まで外れた事等ない。安心して西の一角『トリナ』へと旅立ってほしい」
すると、三人からの答えを聞く前に王は玉座を立ち上がった。
「その前に装備が必要であろう?金は用意した。装備を怠るでないぞ。あと、幾人かの兵を貸してやる。その者達を連れてゆけ!」
そう言い残すと、呆然と見上げている三人には目もくれず、奥の聞へと足を向けてしまったのである。
後に残された三人は呆然とこの成りゆきを見守っていた。
「今回は何だかRPGの世界に迷い込んだみたいだな……」
とは、金太の言葉であった。
石廊下に響く三人の足音。まだ出会ったばかりの三人は、静かに話し合っていた。
「まさしくそれだ……」
朗もそう思ったらしく頷く。
「で、誰が勇者な訳?」
薫は怖ず怖ずと問いかけた。
「決まってるだろう?オレだよ!」
と、剣を持っているかのような構えをする金太。今から武器屋を訪れようとする矢先にそんな事を言っている。
「それじゃ、わ、ボクは魔法使い?」
あの水晶に映り込んだ時の自らの姿を思い浮かべながら薫は答える。
RPGならそれしかないだろう。
「さしずめオレは、賢者と言う所か……」
とは朗の言葉。感化されつつあるなと思った。
そんな話をしている所に、突如はだかる三人の男女。
「勇者様、我らをお連れ下さい!」
一人の男が言葉をかけてきた。そしてその中の一人が、
「僕の名はレオナール。弓を武器に戦うことが出来ます。必ずや勇者様の力になりますよ」
ボーガンを背負った、こざっぱりした髪をした男が、未だ少年の成りで跪く。
「私はセリエ。武道家です。接近戦にはもってこいの者です。以後お見知りおき下さいませ」
長い黒髪を、後ろで一つに束ねた女性が同じように跪く。
「最後になります。我はバルバス。忍者であります。影ながら尽くす所存です。宜しくお頼み申しまする」
そして、いかにも忍者の格好をした者が、三人の足下に跪いたのであった。
「そんな事しなくて良いよ〜それよりも、お互い頑張ろうぜ!」
不機嫌だったはずが、もうこの待遇を受け入れてしまったかのように金太は、前に跪いている三人に声を掛ける。
「それでは、旅の用意が有りますのでこれにて失礼します」
挨拶程度の会話は途切れ、その三人はこの場を去った。
「うひょー!気分良い〜!」
いきなりはしゃぎ出す金太。薫にはこの者の気持ちが解かりづらかったが、とどのつまりは、お祭り好きなのだと認識し始めていた。
「お前……もう少し気を引き締めろ。御神託か何かし知らないけど、こんな大役オレ達には荷が重いんだぞ!」
仕方が無いと朗が諌める。なるほど、薫には朗がストッパーとしての役回りのバランスの取れた兄弟なんだと気付いた。
「へーい。お兄様の言う通りですー!」
事の重大さに気がつきはじめる金太。素直な所もあるのだなと薫は思った。そこに、これからの身の振り方を冷静に導えていた朗は、
「取りあえず、武器や、防具をそろえよう。話はそれからだ」
「そうだね。こうなったら、当たって砕けるしかないないよな……」
と、薫は心無しか不安な気持ちでそう言っておいた。
まず街に出た三人は、武器屋を探した。
この国『ミルトン』は、結構大きな街であるらしく立ち並ぶ店の数は碁盤目にそって軒を列ねている。
そして人も賑やかに道を往来していた。その人々の足取りは軽快だ。
「何処の武器屋が良いんだろうな?」
金太は辺りを見回す。至る所に武器屋はある。時に店の看板等を見て判断しているのだが、見当がつかない。
何度か中に足を運んでみる。が、どの剣が良いのかさえ未だもってわからない。
「きっと、これだって思える代物が有るはずだよな……」
最後にはこの安直な考え。本当にお前は『勇者』なのか?と問いかけたくもなるもんだ。
幾度となく武器屋を訪れた。そして辿り着いたのは町外れの人通りの少ない、寂れたぼろい小屋。そこも武器屋であった。
「まさかこんな所に有るって訳ないよな?」
一度足を止めたが踵を返して去ろうとする金太……だったが、それを朗が止める。
「一応全部当たるんだろう?だったら入って見ようじゃないか?」
襟足を掴んでその金太を振り向かす。まるで、気儘な猫を扱っているみたいだ。
「ボクも、この中に入って見てみたい!」
薫も賛成した。
「へえへえ。分かりましたよ!」
渋々と金太はその中に入る事にした。そして木であしらわれた階段を上り、中に入る三人。
「ごめん下さい!」
軽く声をかける。でも中は薄暗く静かであった。
「さすがに客はいないな……」
そら見ろ。と言わんばかりに金太は言う。
壁に掛けられた無数の剣や斧、弓に杖。店の外観や内装とは打って変わって武器に磨きが掛っている。
「意外だな……」
前言撤回とばかり咳く金太は、辺り一面を見渡した。すると、一本の剣に目を奪われたのである。それは、柄に簡素な装飾が施された鞘さえも無い剣。その剣先が神々しい光を放っている。それに導かれるように金太は近寄って、思わずその剣を手にとっていた。
「失礼ですがお客さま……その剣は非売品でございます……」
すると、突然背後からしゃがれた声が聞こえて来た。その声に驚いて振り返る三人。
「非売品?じゃあ何でここに飾ってあるんだ?」
不思議に思った金太は問い返した。
「申し訳有りませぬ……それは、この店代々に伝わる秘剣でして、ここにいらっしゃるお客さまに観賞用として眺めて頂きたいがタメに飾っている品物なのですよ」
暗闇から現れた者は、もう八十歳にもなろうかと思える皺くちゃの爺さんであった。
「そうだったんだ?この剣から光り輝くオーラみたいなのを感じたものだから……思わず手にとってしまった」
と、詫びる金太。
「ほう……これの剣先が見えると言うのですか?」
関心するかのように顎髭に手を持って行くその老人。
「ええ、神々しく光り輝いてる」
金太は見たままに、率直に答える。
「ふーむ……分かりました。それならば話は別です。こちらの剣『サラディン』をあなたに譲りましょう……代金はいりませぬ。これが有るべき所に還るのですから……」
そういうと、金太の横に来てその剣の柄を取り上げて金太に手渡す。
「念を込めてみて下さい」
「えっ?」
言われたとおり、その剣に神経を集中させる。すると突如、その柄から鍔が飛び出し、その剣先は炎を上げて大きく燃え上がった。
「やはり……これは、貴方が持つに相応しい剣です。必ずや、貴方様を守ってくれるでしょう」
「オレを……守る?」
その剣を持ったままその爺さんの話を開いている金太。
「そうです。守護神、『サラマンダー』の庇護があなたを導く事でしょう」
「おい!でもこれって鞘はないの?危なくってしょうがない!」
「普段は鞘等必要有りません。貴方の目には剣先が見えるのかも知れませんが、我々には、その剣先を見る事は適わない……」
「それは…」
「心配御無用……貴方はその剣によって傷付く事はございませんから」
と言うと、後の二人に探し物を訊く。
「オレと、この少年は杖を探しているのですが、良い杖はございませんか?」
朗が問いかけた。
「でしたら、こちらの杖等は如何でしょう?」
と、壁に立て掛けている一本の杖を差し出してくる。
「こちらは、『ウンディーネ』が守護する杖。『生命の杖』です。水の加護を受けることが出来ます」
一瞬、薫と朗を見比べた爺さんは、薫にその杖を手渡す。手に取ると杖の頭の部分にパールの宝石が埋め込まれていた。
「これ……何だか手に馴染むよ」
薫はその杖を持った感触を言葉にした。不思議な感覚であった。まるで、今迄にこれを持った事があるかのような感触であった。
「こちらは、『シルフ』の守護を受けし杖。『翼の杖』風の守護を受けることが出来ます」
次に、朗にその杖を手渡す。同じように頭の部分にサファイアの宝石が埋め込められている。
「不思議だ……自分のために有る杖のようだ……」
朗は驚いた表情をして言葉を零していた。
薫と朗はその杖を『シゲシゲ』と眺めている。それを横目に、
「なあ、爺さん……この辺でオレ達に合いそうな武具屋って知らないか?」
さっそくとばかりに金太が訊く。それはまるで、この武器をあつらえた者に対する信用から来ていた。
「武具屋のぅ……わしがお勧め出来るのはここから、南に百ジャール行った先を、東に五十ジャール程行った所に有る『ノーラ』という武具屋を訪ねなされ。きっと良い武具が見つかるであろう?」
そう言うと、代金を払った三人はこの店を後にした。
こうして、勧められた武具屋に立ち寄り、大金を叩いた三人は一度王宮へと足を運んだ。王宮では、身支度を終えた残り三人の仲問が、今か今かと待っていたのである。
「勇者様!身支度は整え終わりましたでしょうか?」
小柄な少年、レオナールが金髪の短く切り揃えられた髪を揺さぶりながら金太の前に現れた。
「ああ、待たせたな。今から旅立つとしようか!」
「地図はここに用意致しております。次の宿場村『ニケ』には、二日も有れば着く事でしょう。その分は用意しておきました」
大柄ではあるが、見目麗しい女性セリエはそう伝えた。
「ところで、馬は用意出来ているのですか?」
朗が尋ねる。
これからの道中、どれだけの距離を歩く事になるか判らない。そうならないためにも馬は必要であった。
「朗兄!馬なんてオレ乗れない!」
と、金太が口を挟もうとした時、
「勇者様が、馬が乗れないなんて言いっこなしだぜ?」
朗は金太の肩を情けない事を言うなと『ポンポン』と叩く。しかし、
「いえ、馬ではなく翼龍が居りますので、それに乗って頂く事になっています」
バルバスが答える。
「ただし我は、地上から参りますが……」
とだけ付け加える。
「翼龍?」
考えが飛躍して、一瞬気が遠くなる思いの薫。そんなものどうしろって言うのか……
「お一人に一匹での航行となります」
レオナールが答える。
「そいつって凶暴なのか?」
金太は思わず問い返す。馬さえ乗れないのに、翼龍なんて考える事すら出来ない。
「いえ、いたって従順な生き物ですよ」
気にする事など無いと微笑みながら、セリエは言う。その言葉に胸をなで下ろす三人。
「では、参りましょう……庭に既に用意は出来ています」
その言葉に、バルバスを除いた五人は足を向けた。
庭には、五匹の翼龍が木に縄で繋がれていた。首にはそれぞれの名前を指し示すプレートが掛けられていた。
「翼龍との相性も有ります。御自分で選んで下さい。私達には自分の愛寵が居りますので……」
セリエの言葉に、後の三羽から自らの翼龍を選ぶ三人。こうなればどうにでもなるだろうと思う事にした。そして選び終えると、
「それじゃあ、『ニケ』の村まで、いざ!」
景気付けに勇者金太は、先導するかのように声を上げた。
「で……どっちだっけか?」
一先ずここでボケをかます金太であった。
ひたすら、西へと飛び続ける翼龍。
お日様が『サンサン』と照りつける雲一つない中、五人は、快調に翼龍を操っていた。それにしても吹き抜けてゆくこの風は、この天候下とても気持ちが良かった。
途中、魔族とも思われる邪龍の群れをなぎ払い、先頭を勇者である金太が進んでゆく。
しっくりと手に馴染んだ剣は、金太の思うがままに操る事が出来た。その剣裁きは、守護精霊『サラマンダー』の加護の元、炎のような熱を放ち、一撃で邪龍を切り捨てた。
また、薫は補助魔怯を。朗は攻撃魔法を、自らの庇護を受けし精霊の名に於いて上手く使いこなしていた。
不思議な事に、この世界では自分達が主役であるかのように上手く事が運ぶ。そんなこんなで、一度足留めを少々食らったがいたって快調に旅は続いていた。
薫は時々下を見下ろす。すると『ミルトン』の街程でかくはないが、小さい村が点々とあるのが分かる。
そして今、一つの山を越えた。
「おい、今越えた山のてっぺんに有る塔は何だ?」
金太はセリエに問う。
「あの塔が有る所が、我が国『ミルトン』の国境を示す地点です。山下にも、同じ物がいくつかそびえているのが分かるでしょう」
隣に並んで語るセリエ。
「結構、広い範囲に及ぶ国なんだな」
今まで飛行していた距離を考えて、朗はその二人の真下に翼龍を走らせて来た。
「我が国は、この大陸で一番の広さを保っている大国です。しかし最近、『トリナ』という蛮族国が支配下を増やしつつ有り、今では我が国に劣らないくらいの広さを保ち始めているのです」
その横を飛んでいたレオナールが、その話に首を突っ込んで来た。
「姫君が捕らえられたと閏きましたが?」
情報を開き逃さないようにと薫がその話に割って入る。
「一週間前になりましょうか?突如『豊穣祭』に現れた、黒龍に跨った黒い騎士が現れて、連れ去っていったのです。王はその事を嘆かれて、巫女達に祈祷を仰せつかったそうです」
セリエは知っていることを全て答える。
「それで、オレ達が起用されたと言うのか…?」
「そうです。実の所、あなた方は、気絶したまま白い魔法陣に現れた方々なのです」
「白い魔法陣?でもボク達、牢屋に閉じ込められてたんだけど?」
心外だとでも言う表情で、薫は口を挟む。あんな気持ちはもうごめんだとばかりに……
「ええ、勇者様方は祈祷の際、突如現れた異邦人としての扱いを受けたのです」
レオナールも、知っている限りの事を話す。
「だからって、牢屋なんかに押し込めなくったって良いじゃないか?」
金太は少し腹を立てるかのようにそう答える。
「勇者様と分かっていれば、そのような事はなさらなかった事でしょうが……何分、時が時だった為にそのような判断が下されたのでしょう……」
ここは一先ず気持ちを落ち着けるようにとセリエが付け加える。
「まあ、済んだ事をとやかく言うつもりはないが……何にせよオレ達が選ばれてここにやって来た事には違いないのか」
朗はこの話に終止符を打った。
もう、西の空が赤く染まり始めていた。
「今日は、この辺で休みますか?」
セリエは金太に話し掛ける。
「そうするか……」
金太達一行は、地上へと翼龍を導いたのである。




