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ある冬の夜に。

作者:

 寒い冬の夜。

 ひんやりとした空気はいつもより澄んでいるようで、思わず深呼吸したくなってしまう。

 紺色の空には雲一つなく、青白い大きな月が光っていた。

 俺はぼんやりとそれを見つめながら、隣の人に声をかける。

「先輩」

「なぁに?」

 隣の人――先輩はこちらを見上げ、笑ったまま無邪気に首をかしげる。そんな彼女に、俺は囁くように言った。

「月が、綺麗ですね」

「そうね」

 先輩はふわりと微笑んだ。

「今なら私、死んでもいいわ」

完全に使い古された感のあるネタを使って、書いてみました。もうすぐ冬です…(2012年11月28日現在)

『I love you』という英語を夏目漱石は『月が綺麗ですね』と、二葉亭四迷は『私、死んでもいいわ』と訳した話は有名ですね。

私的には某ラジオで某声優さんがおっしゃった『命の限り、守ります』って言葉が気に入ってたりするのですが…皆さんならどのように訳するでしょうか。

私なら、そうですね…『いつまでも、私と一緒に笑っていてください』ってとこですか。

…え、淡泊?

別にいいじゃないですか。大好きな人と同じ時を生きていられれば、想い合っていられれば、それだけで満足です。例え離れていたとしても、ね。


皆さんも、それぞれの『I love you』を大切な人に伝えてみてはいかがでしょう。

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