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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
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燃える教会―戦争で焼け落ちた街。教会に逃げ込んだ13人の避難者。

最終エピソード掲載日:2025/11/16
戦争で焼け落ちた街。砲撃と炎から逃れた十三人は、丘の上の古い教会に身を寄せる。

外には敵軍。中には祈りの場所。だが深夜、鳴るはずのない鐘が響いた。

翌朝、老人が死体で発見される。手には「密告者一覧」と刷られた紙片。続いて、校長、歌手、神父――鐘が鳴るたび、誰かの過去が暴かれ、誰かが裁かれていく。

この教会には、二十数年前に密告によって焼き殺された人々の記録が眠っていた。

犯人は誰なのか。
十三人は本当に偶然ここへ逃げ込んだのか。
そして、罪は血によって継がれるのか。それとも、沈黙によって継がれるのか。

燃える教会で、祈りの鐘が最後に告げるのは、赦しではなく、忘れてはならない名前だった。


登場人物紹介

ミラ
看護師。戦火の中で教会に逃げ込む。冷静に負傷者を手当てしながら、鐘と死の謎に向き合う。

レオ
元兵士。寡黙で警戒心が強い男。軍を離れた過去を持ち、殺人の容疑を向けられる。

ヨナス神父
古い教会の老司祭。避難者たちを受け入れるが、地下納骨堂に隠された過去を知っている。

イレナ
幼い娘サラを守る母親。父の過去と、自分が幼い頃に口にしてしまった言葉に苦しむ。

サラ
イレナの娘。何も知らない幼子だったが、大人たちの沈黙と罪に巻き込まれていく。

トマ
妹を守ろうとする少年。大人たちへの不信感を抱きながら、教会内の異変に気づいていく。

ノラ
トマの妹。鐘の音や地下から聞こえる子守歌に敏感な少女。重要な証言をする。

ユリウス
鐘楼係の少年。鐘の音の違和感から、地下に隠された仕掛けへ近づいていく。

ガブリエル
元印刷工の老人。最初の犠牲者。彼の手に残された紙片が、事件の始まりを告げる。

エヴァ
かつて劇場で歌っていた歌手。華やかな声の裏に、戦時中の慰問会での過去を隠している。

アルカ
黒衣の修道女見習い。静かで謎めいた女性。焼けた教会の過去と深く関わっている。

マグダ
老いた元産婆。地下で焼かれた者たちと、逃がされた赤子の真実を知る。
第一章 灰の中の聖堂
2025/11/14 20:26
第三章 十三人目の名前
2025/11/15 08:00
第七章 燃える祈り
2025/11/16 19:11
第八章 灰の名前
2025/11/16 19:12
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