表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
91/95

86話・頑張りましょう

「最近どうしたんですか?」


「なんか、なんか書けないんだよ」


「だから人が離れるんですよ」


「離れるっていうか……みんな過去作の方見てない?」


「そりゃ再構成の癖にこっちの方が……ねぇ」

「さぁ、みなさま!! 勝負の開始!!、盛大な歓声をもってお出迎えください!!」


 ところで、絢の頭には(これを言っているのは誰なんだろうか……)ということが思い浮かびつつ、勝負という事でその場に上がる。


「今回のお題は、事前に観客の皆様から応募していただいたもののうち、3つを作成してもらいます!!」


 その3つが明かされるよりも前に再び観衆か大きな声が上がる。


「さぁ、一つ目はぁ……」


 そう溜めながら箱をガサガサし中から一枚の紙を取り出す。


「書かれているのはぁ、槍だぁ!!」


 なにがそこまで彼らの心を盛り立てるのか、その言葉だけで歓声はさらに大きくなる。


「ルールは簡単!! 事前に用意しているこれらの素材を使って、お題に沿ったものを作成してください!! 制限時間は1時間……初め!!」


 その掛け声と同時に、アリア君と絢が動き出す。

 素材選び、火の調整、アリア君の集中は非常に深くまで潜っていたものになっている。そんな姿を横目に見ながら、一切手加減をしない絢がその手を動かす。


 二人の作業に向ける視線が周囲にも伝わったのか、いつの間にか歓声も収まっていた。


△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼


 ふと絢が顔を上げる。

 作業が終わり、横を見ると、鉄を叩いているアリア君の姿があった。


「はぁ、はぁ、できた……」


 時間は30分ほど、二人ともが自らの作品を完成させた。

 そうしてアリアが作り上げた作品を前に絢が声をかける。


「お疲れ様です、良い物を作りましたね」

「つ、疲れた……」


「次はその集中が長く続くするようにしましょうね」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ