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85話・何故こうなったのでしょうか

「なぜこんなに遅れたんですか?」


「投稿を忘れてました」


「胸を張らないでください」


「えっへん」


「胸を張るなって」

「なぁいいか?」


 絢にそんな言葉をかけたのは鍛冶を教えていた頑固おやじである。


「なんですか?」


「お前はできるのか? 鍛冶」


 ぼそっとそんなことをつぶやいた頑固おやじに、ほんの少し悩んだ絢が返事をする。


「やろうと思えばそれなりにできますよ、やろうと思えば……」


「それなりか……」


「はい、それなりです」


 はっきりと言い切る絢を見た頑固おやじは少し考えると、とある提案をする。


「開店と同時にデモンストレーションをするのはどうだ?」


「デモンストレーションですか?」


「ああ……」


「何をするつもりですか?」


「勝負だ」


「え……」


 絢が一瞬驚いたものの、それ以上何も言うことはなく互いに自分の作業へと戻っていった。


△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼


 二日後、初めての開店当日である。


『さぁ皆様!! 本日は当店舗の開店日!! 開店初日のデモンストレーションです!!』


 スピーカーから流れるそんな声に、歓声と酒の噴水が飛び交う。


『まずはこの町一番!! いや国一番!! 鍛冶師ヴェルダーがとった5人目の弟子!! アリア君と店主姫宮絢との鍛冶勝負!! 練習期間は3日とのことで、アリア君は店主に勝てるのかぁー!!』


 さらに大きくなる歓声、そんな中で一人……


(考えていた10倍……、一体何の人気が……?)


 自らの予想を大きく外し、疑問を感じる少女がいた……

「何の人気ですかこれ」


「考えてみろ」


「全くわからないです」


「あまり見れないその表情は感動ものだな」

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