コラッツ予想(8)終わりが見えた?
無限2進補数表示で計算すると、この演算は3倍して下位に現れる0を消去していることがわかる。
0を消して1は残す。
当然、0だけが減っていき、最後には1だけが残ることが予想される。
ここで問題は、0がどこからどのくらい発生するかだ。
補数なのだから上位から0が供給されることはない。
下位からの供給は一位が桁上がりしないので、供給はない。
またオール1の場合は当然0は発生しない。
つまり、もとの数列に含まれる0が発生源だ。元の数列の0の個数から大幅に増えないとすると、やがて0はなくなることになる。
3倍して0が発生するパターンや頻度がわかれば、証明できるのではないだろうか。
これは整数の問題ではなく数列の問題として考えねばならないのだ。数の大小ではなく、0と1の発生頻度の問題。
正数では上位から0が供給されるし、+1で下位からも供給され続けるのでわからなかったが、補数にすることでどちらの供給も止め、純粋にもとの数を調べればいいことに帰着できた。