5話 悪夢の終末
今回は短めで…。
蘇生させた者達は、鬼界で暮らすように促した。
俺は、俺の生活を始めた。
仲間と共に暮らす。まだ、伝説の剣を持っている。
食べ物は、全然美味しくなかった。動物もいるんだが、不味い。この世界の空気は酸素が薄いし、変な匂い?気体が混ざっている。それに鬼以外の生物は少し汚染されるのだ。
木の実や、動物が不味い。汚染されて。
食料は、生まれたばかりの動物を申し訳ないが狩っている。汚染があんまりされていないからだ。
その肉は、結構上手い。火起こしは、俺が魔法で起こす。薪を用いて火を起こしても、その火で薪が消し炭になるけど…。
俺はこの「鬼界」とやらを、世界を変えるために、そろそろ動き出さなければいけない。
この生き残りをかけたゲーム。このゲームは、俺が優勝し、この、他の参加者たちは俺が蘇生させた。
結局、全員生き残った。鬼共の計画は、俺が潰したのと同じだ。
----------鬼の牢獄では----------
「何故だ?何故だ!何故、牢獄に入れておいた死体が消えているというのだ!?」
「俺達の食い物が!取られた…!」
「一体誰がこんなことを?」
「思い当たるのがいる。」
「星鬼様!」
「一体だれなんですか?」
「匂いを嗅いでみたんだが・・・これは、ヒロトだ。」
「ヒロトって、ゲームの優勝者ですよね…。」
「あいつも同じ人間だ。救いたかったのだろう。」
「じゃあ、俺達のエサは?」
「次のゲームの死者でいいだろうな。」
鬼達は憤る。エサを取られて。エサは人間なのだ。
鬼は、昔。悪魔と天使、精霊など世界大戦をして、鬼が勝った。悪魔や天使は、世界が鬼の世界と化し鬼に変質した。
この世界の住人は、大体は悪魔や天使などが変質した者達なのだ。そして、鬼の王。
帝王 閻魔大王 だ。
この王は、50000年前に世界大戦に勝利して鬼の世界になってから、ずっと王として生きている。
鬼に寿命は無いが、ここまで王として生きてきたのは、閻魔のみだ。
ヒロトは、世界を変えるために、閻魔打倒を目標として掲げる。




