43話 戦いが終わって
短めで…
俺は閻魔帝王を倒したことにより、世界全てが俺の領地となった。が、俺は地球に帰らなければならない。
なので、俺の国は人帝国と統合されて、ナイトメアが支配することになり、他の国は元々支配していた者に与えた。
「ニョレーキ。お前はどうするんだ?」
「ああ。妾は「時空間跳躍」を使って…色んな世界を旅したいんだ。いいか?」
「いいよ。てか、いつの間にそんな技能を手に入れたんだ!?」
それは疑問だった。以前の進化ではそんな技能を持っていなかったんだ。どういうことだ?
「フーラの時空を使った攻撃を見て、閃いたのだ。」
フーラとは時空将の者だ。成程、と俺は思った。
地球に戻る者達は、俺、ミウ、ナルミ、フウカの4人、まあ、この世界にいる地球人全員連れて行くけどね。
嫌ならここで暮らしてもいいとは言ってあるからな。咲良は地球で虐められていて帰りたくないと言っていた。それは仕方がない。
「ミウ、ナルミ、フウカ。帰ろうか、地球に。」
「「「!!!???」」」
皆、驚きの目をしている。
「かえ…帰れるの?」
「ホントに…ヒロトさん…ホントですか?」
「???」
「ああ、帰れるよ。」
ミウとナルミが北海道、俺とフウカが東京出身だ。閻魔帝王が出現させたゲートの行き先を設定し、眠る。
明日が最後の日、なのか…
楽しかったな…
俺は月を眺める。太陽や月がこの世界を照らすようになった。月は大きく、そして輝いていた。
まるで、自分達の成功を祈るように…
次回は長くします。
よろぴく!




