表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
鬼ごっこをしていたら本物の鬼に捕まっちゃいました!  作者: イッチ
4章 閻魔帝王決戦篇
42/62

41話  最終決戦 〜頂上決戦〜

頂上決戦の幕開です!


ヒロトはとある空間に呼び込まれた。

(これは…?ここはどこだ?閻魔帝王が呼んだのか?)


急に先が眩しくなった。走ってそこへ向かった。

そこには、閻魔帝王の王宮があった。


「やあ、遅いぞ。そんなに余を待たせるでない。」

(閻魔帝王…!)






閻魔帝王は剣を抜いて、ゆっくりとヒロトの方へ歩く。逆にヒロトは後ろにジリジリと下がる。


「おいおい、そんなに警戒するな!お前達のせいで十傑達が全員殺されて、ジャイアントも殺されたんだ。」

「………だから?」

「そこで、お前、ヒロトは余の仲間となれ。良いと思うだろ?」


閻魔帝王が猫撫で声で話しかける。


「やーだね!」

ヒロトの姿が一瞬で掻き消える。


「!?何処へっ…」

閻魔帝王が驚きの声をあげていると、右腕を斬られる。また、左足を斬られ、床に倒れる。


「なっ…」

「反応出来てないね。これじゃ、俺に勝てないよ!」

ヒロトが姿を現し、また消える。

閻魔帝王は久々に命が迫る気配がした。死ぬかも、と初めて考えたのかもしれない。


即座に閻魔帝王は回復をする。

「アッハッハ!久し振りだな…こんなに追い詰められるとはな!」


閻魔帝王はそう言い放ち、刀を振るった。

―――天流(てんりゅう)天虚(てんきょ)


閻魔帝王が使う剣技、流派だ。

ヒロトは、閻魔帝王の刀を弾く。


「フゥゥゥァァ…」

ヒロトは大きく息を吐く。ヒロトの刀は大きな太刀に変わる。

―――百華流(ひゃっかりゅう)・一本杉 だ。


閻魔帝王は回避した。巨大な太刀がぶつかった床は大きく破壊された。


「やるじゃん。」

「余も、本気を出そうか。」


二人は剣を構える。

「ハァァッ!天華(あまばな)!」

「フー…喰らえ!七陽華(しちはるか)!!!」


金色に輝いた華が発生し、爆発する。それよりも早く、閻魔帝王に一撃を与える。


「グゥフッ!」

閻魔帝王が血を吐いて、吹き飛ばされる。ヒロトは追い打ちをかける。


三夜藤(みやふじ)!」

ヒロトが剣を突く。大量の突きが閻魔帝王に当たる。

「ガハッ…フッ!」


閻魔帝王が逃げ出した。


(逃げた…!?)

「クソッ!クソッ!クソッ!!!」


ヒロトが剣を振る。

(そんなところからッ…余に攻撃が当たるはずが無い…!)






「奥義・桜花爛漫(おうからんまん)ッ!」






急にヒロトが加速し、閻魔帝王の背後に近づく。そして、首を狙う。

大量の桜の吹雪が刀を纏っている。そして、閻魔帝王の首に刃が当たる…

「うおおお!」

「なっ…!」











結果、閻魔帝王は生き残った。

閻魔帝王が使う神剣・鬼神(キシン)を用い、自分自身の体をバラバラにした。俺が刀を振った時には、空振りしていたのだ。


「クックック…もっと楽しもう…この夜をもっと楽しもうではないか!」


閻魔帝王の刀が変化する。神刀剣・閻魔(エンマ)へと。

この剣は閻魔帝王のみしか握れない、究極の剣だ。閻魔帝王が世界大戦の時に使った、紅く、靭やかで美しい剣。


「ハァァァ…」

「チッ…クソが!」


剣がぶつかり合う。

ヒロトの持つ鬼神剣・無限(インフィニティア)が「バキン」と音を立てて、折れる。


「なっ…」

「では、サラバだ!」


閻魔帝王は刀に力を込める。

ヒロトは焦る。何か手を打たないと、と。


そして、閻魔帝王がヒロトへと迫るのだった。

ヒロトが「百華流」、

閻魔帝王が「天流」です!


中二病ですみません。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ