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鬼ごっこをしていたら本物の鬼に捕まっちゃいました!  作者: イッチ
4章 閻魔帝王決戦篇
38/62

37話  最終決戦 Part7


「コーキにセーキ。分かっているだろうな?」


閻魔帝王は激怒していた。さらに十傑を殺されたことを。


「落ち着きくださいませ、閻魔帝王様。」

「黙れ!」


コーキが反応すると、閻魔帝王は火を帯びた激炎爆弾(フレアボム)をコーキに向けて投げた。

「ドゴォォォォォォォン…」


大爆発が起こる。

「グフォッ…」

コーキは大量の血を吐き、死んだ。実際、閻魔帝王はコーキを要らないと思っていた。何故か、それは弱かったからだ。ヒロト達に追い詰められた過去がある、コーキ。

まだ、弱かった頃のヒロト達にも追い詰められた。


「閻魔帝王様。私のこと、どうなさるのでしょうか。」

「セーキ…お前の強さは余も認めている。まだ、十傑と戦ってない将軍の2人と戦え。」

「心得ました。」


閻魔帝王の作戦。それは、将軍を十傑と戦わせ、消耗させる。残りの将軍2人はセーキが殺す、という作戦だった。


「セーキ。出撃だ!」


閻魔帝王は手を上げ、叫ぶ。


「ハッ!」


―――――――――――――――


灼熱将ヌーラと地底将ウーラは2人で行動した。2人は百鬼夜城の中で出会い、協力する。今、絶大な鬼気(オーラ)を感じ取り、警戒していた。


「この、大きな鬼気(オーラ)…ヒロト様が仰っていた「セーキ」かも知れませぬ…」


地底将ウーラは嘆く。


「ああ師匠。セーキ、俺達でも知っているほど大きな存在だからな。」


ヌーラとウーラは師弟関係だ。ヌーラが小さい頃にウーラに剣術を叩き込まれたのだ。ヌーラの剣は伝説級(レジェンド)だ。薄赤(ライトレッド)に輝き、細く、長い。とても美しい剣だった。


「だんだんとこちらに、鬼気(オーラ)の塊が迫ってきていますぞ。」

「ああ…警戒しましょう。」

「弟子、いや、ヌーラよ。俺達は対等、同じ将軍なんだぞ。敬語や敬称はいらぬよ。」

「分かったぜ、ウーラ。」


そんな会話をしていると…




「ズゴゴゴゴゴゴゴゴ!」

と、揺れだす。

「クッ…何だっこの揺れは!?」

「落ち着きなされ!ヌーラよ!」


揺れが落ち着いた。その時、

「ドゴォォォン…」


「「ッ!?」」

ヌーラとウーラは音が聞こえた方に顔を向ける。


「やあ、今夜は良い月だ…満月だ。良い月、そう思わないか?」

デカすぎる鬼気(オーラ)。それだけで押し潰されそうになるヌーラとウーラ。


「おや?そんなけで死んでもらっては困るなぁ!もっとこの夜を楽しもう!」


さらに拳を振るうセーキ。


星虚無拳(スター・ヒィスト)!」

「させるかよ!爆炎獄界(フレイムキングダム)!」


無数の拳が()()()()()が、ヌーラとウーラを守るように赤く燃えた壁が出来る。

そして、ウーラを治癒魔法にて治癒する。


「おお、やるね!」

セーキから称賛されるヌーラ。

「まあな。これでも将軍の中の最強だからな。」


そう、ヌーラは将軍達の中で一番強いのだ。


「そうかい。じゃあ、これにも追いつけるよね!星滅亡時壊タイム・オブ・スターディストラクション!」


空から異次元の速さで星が降り注ぐ。時空間を極限まで引き伸ばして、遅くなった時間の中でスピードを落とさず星が降る。


「は!?」

「チッ…ヌーラ!ここは儂が!地砕突刺(グラウンドストライク)!」


ヌーラ達がいる部屋が、ウーラの技能(スキル)・空間拡張により、広がる。床が木材から土に変わり、巨大な石が土から一瞬で出てくる。この石はヒヒイロノカネ程に硬い。

落ちてきた星が石に当たり、石や星の破片が飛散する。


「お!生き残ったんだ!なら、俺と戦う権利があるな、お前達!」


セーキは鬼気(オーラ)を練り上げ、神刀剣・星雲(スター)を握る。

その練り上げた鬼気(オーラ)が、星雲(スター)に吸収されていく。


「さあ!早速、戦いという名の宴を始めようか!」


セーキが本気を出していく。

最終回の後に番外編などをやっていくよ〜!本編よりも長くなるかも…

まあ、この作品、短いくせにキャラが無駄に多いんだよね。

仕方ないか!


出来れば(出来ればでいいからね!)感想を書いてほしいですね。読んでくださってるユーザーさんを知りたいのでね。ホントに出来ればでいいからね!




挿絵(By みてみん)


一応、星空の写真である!セーキは僕のお気に入りなのでね。


これからもよろしくお願い致します!

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