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鬼ごっこをしていたら本物の鬼に捕まっちゃいました!  作者: イッチ
4章 閻魔帝王決戦篇
32/62

31話  最終決戦 Part1

最終決戦に入ります。


「何だ?これ…」

ツンと、触れてみる。

「キュイイ!」

高い声で鳴く、白いドラゴン。


あの後、ドラゴンを進化させようと、ジャイアントの魂の欠片の2つを入れた。すると、強い光を放ち、弱まるとそこには、

「ヒロト様。私を開放して頂き、誠に感謝致しますわ。」

白く光る髪。目は、金色に輝いている。スーツを着ていて、いかにも真面目そうな人(?)である。膨大な鬼気(オーラ)、ニョレーキと同等だ。


「この私、貴方様に忠誠を誓いますわ。」

「あ、ああ…人になれるんだな…ドラゴンって…」

新たな仲間を手に入れた。それも、強すぎる仲間を、ね。











閻魔帝王からの手紙から始まった。この地獄の日々は…


「ん〜…コーヒー最高!」

「ヒロト様!手紙が届いております!」


この時点で、閻魔帝王から送られた手紙だと分かった。




ヒロトよ!

お前は余を殺すのだろう?ならば、最終決戦といこうではないか!

閻魔十傑の下から送り込むから、よろしく頼む!


俺は思わず、飲んでいたコーヒーを吹いた。




「え?嘘だろぉ…!」




閻魔十傑の下から送られてくるなら、閻魔十傑の九が来るだろう。改めて確認しよう。

「俺が殺した閻魔十傑は、三と五と十、か…」


とにかくヤバいのを俺は知ってる。十傑の一である、星鬼(セーキ)だ。あいつはヤバい、俺を超えるだろう。

他にも、暴力巨神鬼(ジャイアント)。これは、セーキを超える、確実に。


「これから、会議を始めようか。」

「ハッ!」

俺は緊急会議を開いた。閻魔帝王との、最終決戦が始まると、皆に告げた。


「丁度、十傑は7人。将軍達と数は同じだが、十傑の二と一のコーキとセーキ。こいつらは強すぎる。出鱈目な程の力を持っている。」

「それ以外は、弱いのですか?」


これは答えられない。戦ったことがないからだ。だが、強いってことは分かる。


「それは分からない。一と二が強い。必ずニョレーキやフウカ、ミウやナイトメアと共に戦ってくれ。」

「仰せのままに!」

「腕がなりますね!」

将軍達もヤル気だ。勝てるかは分からない。が、結構戦えそうな気がする。


「ナルミ皇帝。人帝国(ヒューマンカントリー)も共に戦ってくれるか?」

「そうねぇ…そもそも、閻魔相手に勝てると思ってるわけ?」


この質問は来ると思っていた。


「勝てるという保証はない。だが、来ると言うならば、やらないといけない。」

「………へえ。分かったわ。協力してあげる。まだ、私は死にたくないもの。」

「助かる。」


人帝国(ヒューマンカントリー)が協力してくれることになった。

これで、戦えるのか?

本当に、大丈夫なのか?

だが、やれることはやる。


「ミウやナイトメアも戦えるのか?」

「当然でしょう。私もこの軍に所属しているんだもの。」


そうだったな。2人は俺の軍に所属していたんだったな。


これでも相当な戦力だぞ。

軍の全員の武装をランマにより、強化させてもらう。

準備は整った。




戦場は、百鬼夜城。城門を壊し、中に入る。

戦いが始まった。

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― 新着の感想 ―
[一言] 次回からの最終決戦が楽しみです。
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