17話 軍事力
閻魔帝王との個人戦に勝って、閻魔帝王の国から帰る時に、
「あぁ、そっちに俺の兵150万をあげるから〜」
「は???150万って、お前の戦力の半分じゃねーか!いいのか!?」
「ええよ。」
まじか!マジカ!間近!真近!まじかーーー!
これは嬉しかった。これにて、自分の軍事力は、兵がカンナス王国の騎士団の捕虜含めて250万となった。
天鬼に乗って帰り、上空から俺の国を見る。建物がズラリと並び、王宮が建築途中だ。いつの間にこんなことしたんだ!?天鬼が下降し、地上に降り立つ。
「おお、ヒロト!」
仲間のタクミが叫ぶ。
「おおい!ヒロトが帰ってきたぞ〜!」
ぞろぞろと人が来る。この住民、どこから連れてきたんだよ…カンナス王国の住民もいるけど…こんなに建物造ってて悪いんだが…
「ハァァァアアア!?閻魔帝王が、せっめてっくるっ!?」
こいつ、驚きすぎて今にも死にそうだ。
「ホントなのか!?」
「ああホントだ。」
会議を王宮の最上階で開く。
「ランマさんが次の戦いに向けて戦車を百万台程作ってます。」
(ナイス!ランマ!)
「一応、核爆銃も放てるようにしてますが。」
(核?核???どこにそんなもの…核って···原爆と同じやつ?マジで?ホントに!?)
考えるのをやめて、会議を続ける。
会議で決まった事。
閻魔帝王軍を迎え討つ。攻性結界を全面にはる。前方に戦車を展開し、核による攻撃をする。その後ろに軍を展開して、戦う。軍の奴らは強化してある。もしも王都に入られても、俺が戦って、ピンチになったら、フウカの部下達が助太刀に来る。フウカが戦えたのが驚きだ。
余談だが、風呂上がりのフウカも良かった。浴衣から双丘···いや、胸が見えそうで···美しい···と思ったら、気付くとフウカの胸に顔を突っ込んでいたのだ。でも、何も言われなかった。動揺はしていたようだがな。一応、美少女だ。少女でもあんなに大きいのか!?とか思ったよ。
「フウカ、俺の軍がピンチだったら援軍として参加してくれ!」
「いいですけど···それほど強くはないですよ?」
「ダイジョブダイジョブ〜!俺が助けるから。助け合いの心!」
「なら、安心です。」
ニョレーキは、魔法による迎撃だ。
準備が進み、戦の開始が近づく。
俺の国を囲む閻魔帝王の軍勢。
戦の始まり。
フウカは、ヒロトと同じくらいの少女です。フウカを想像してみてください…どう思いましたか?
俺はもうこの人に殺されても文句はない!ってほどの美少女です。あなたのフウカはどんな感じ?




