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鬼ごっこをしていたら本物の鬼に捕まっちゃいました!  作者: イッチ
第2章 小国激突篇
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11話  小領地

短めですが、よろしくお願い致します。


閻魔帝王から呼び出された。移動がダルいんだ。

遠いいからな…ニョレーキが付き添いで来てくれる。ま、来なくていいって言ったんだが、

「お前がいなくなると、妾はどうすればいいのだ?」

とか言って、付いてきた。


王宮の入り口にセーキが立っていた。

「ご案内致します。」

「サンキュ!」

(毎回思うんだが、サンキュとは…?)

「こちらです。ここでおやつを食べておられます。」




「よぉ、来たぜ〜!」

「あぁ、ん???」

「どした。」

「お前、何でニョレーキを連れてるんだ?」

「そんなこと聞かなくても、俺を監視してるから気付いてただろ?」

「クッ、クゥハッハ!ハッハッハ!流石だな、気付いていたか。お前に小細工は効かないな。」

「で、用は?」

「いや、お前に領地をやろうと思ってな!」

領地って歴史で習った、自分だけの領土ってことか!!!

最高じゃないか!俺だけの国!

「その領地、ありがたく頂こうと思うぜ。」

「アッハハ!強欲な者よ。良かろう。お前の領地には、俺の配下が案内する。暴力巨神鬼(ジャイアント)。連れて行け!」

「ウゥゥァア…」

(デッッッカ!何だこの巨体!)

「あの巨神、閻魔陣営で最強だ。」

ニョレーキが教えてくれた。


ニョレーキは国を取られ、この国で強制労働されていた。閻魔の王宮は、色々と見て、覚えているそうだ。軍の訓練も見に行ったそうだ。そこで、


巨神を見た。


絶大な鬼気(オーラ)。一撃で殺されそうな程の力、目には見えないが、巨神のパワーが良く分かる程の鬼気(オーラ)がビンビン放たれている。


王宮を出て、他の仲間を連れて歩く。巨神の後ろを。

2時間程経ち、到着した。

何故か、建物が立っていた。

「これは、妾の国!」

「・・・こぉ、こ、だぁぁ…」

巨神が急に喋る。喋るのに慣れていないのだろう。

「あぁ、分かった。」

まずは、領土の広さだ。ニョレーキの魔法、「探知」で色々と分かった。まず、国境にはとても薄い結界がはられている。その内部での活動が許されている。


「ここに鍛冶師の地区があったんだろ?だから、ここに鍛冶師を開くからな、ランマ。」

「了解だぜ!」

マジで閻魔って適当だよな…




「俺の配下をあげるから、存分に使え。」

「え………?」




って感じのやり取りしたんだよ。

手に入れた配下、その数およそ3万。

都市を再建する。






そして、元々ニョレーキが支配していて、滅ぼされたというこの国は、俺の領土となり、前世の記憶を利用し再建が完了した。高層建築物に、議事堂。


ついに、俺の、いや、俺達だけの国が出来たのだった。

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