表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/19

転入初日、学園長室にて

既に学園長室にきているシリルは、モリスに用意してもらった制服に着替えている。 

制服は、ライトグレーのジャケットに中はシャツでネクタイはなく、パンツは黒であった。 

他、運動着、教科書、筆記道具等は既にシュン作成のマジックバックにいれてある。 シリルの耳にはイヤーカフがついており、見えないが魔力制御用の腕輪がついており、左手首にも腕輪が一個ついている。右の一指し指には太目のリングがついている。シリルの魔武器用である。 首にはシルバーの鎖のペンダントがしてある。


担任が来るまで時間があるという事で、モリスとコーヒーを飲んでいるシリル。

「シリル君、Sクラスじゃが、例の勇者6名と王国の騎士見習い6名と王国の第三王女と王国の貴族子息子女8名ほどおるんじゃ。 あとは傭兵団の候補生じゃ。 王国からの勧誘があるかもしれないが気を付けてくれ。 そのネックレスの意味を知るものはほとんどおらんしな」といわれ、「おれは大丈夫だぞ。 それに、ネックレスはあるいみお守りみたいなものだぞ」とニッコリする俺シリルだぞ。


このペンダント、魔力の質を一応人間に変換する役割もあるんだぞ。 シュンさんに念のためって事で作ってもらったやつだぞ。


◇◇◇

学園長室の扉がノックされ男性の声で「学園長、アンカーです」という声がする。

モリスが「なかにどうぞ」というと、細いがしなやかな筋肉がついておりな茶髪短髪で190CMありいかにも好青年がはいってくる。 


「アンカー先生、この子が今日からあなたのクラスの生徒になる、シリル・グレイ君じゃ。」といい、「シリル君、担任のエイダス・アンカー先生じゃ。 この学園でも結構人気ある先生じゃよ」といって紹介された。

「シリル・グレイだぞ。 よろしくだぞ」というと俺が立ち上がっていうと、モリスが苦笑いして「この子は敬語がはなせないのじゃ」とフォローしてくれたぞ。


「ええ、わかりました。」というエイダスは、シリルの目線に合うよう膝をまげながら「グレイ君、エイダス・アンカーです。 よろしくね」というのだった。  そして、エイダスが小声でモリスに「あのーこの子は本当に17歳でしょうか? 背も低いですし、どうみても14歳ぐらいにしか」と聞くと、モリスが小声で「本人もきにしとるのじゃ。 保護者が童顔で子供の頃から背が低くてやっとこの身長になったようじゃ。 確認してしかもこの前18歳になったばかりじゃったよ」と苦笑いしながらいうのだった。


エイダスが気持ちを切り替えて「グレイ君、クラスにいきましょう」といわれ、シリルは「わかったのだぞ」といって荷物をもって一緒に退室するのだった。 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ