7人の人外対300万の人間
7人対300万の殲滅がはじまる。
それを離れた所でみているモリスとギルドマスター。 ギルドマスターが「王に言って聞いてくれませんでした。 黒帝様が本気になったらこの大陸なぞ簡単に滅ぶといってもね。」といい、モリスが「ええ、皆さま近接戦だけでやってますね。 手を抜いていただいているんでしょう」と徐々に数が減る王国軍。 そして、モリスが「白炎がみれて、興奮してしまいました」というと、ギルドマスターも「ふふ、私もです」というのだった。 近くにいるカミルが震えながら「あの、この状況が信じられないんですが、学園長。 地獄絵図そのもので、たった7人が数十分もしないで半分殺してますが。。。」というと、モリスが「彼らは、この世界の傍観者であり、調停者です。 我々は今やってしまった事の罪をうけているのです」というのだった。
一方、殲滅の状況をみて、自分のした事の愚かさをやっと気づく国王はあおざめ震えがとまらない。
国王の前にシュンが姿を現す。
そして、シュンが「手紙にかいておいたよな。」というと、首だけ縦にふり、んじゃぁ、「てめぇーが俺を調停者にしたんだよ」といって国王の首をはねるのであった。
1時間未満で300万の兵を殲滅し、7人が集まる。 シュンからエールをもらい、シュンが「少しは八つ当たりできたか?」というと、みんなニヤリと笑いエールをのみながら「「「「「ちょっとだけ(じゃ)(たぞ)」」」というのであった。
しばらくみな血塗れでエールをのんでいると、アークが「シュン、魔人族と1人のこってるぞ」といい、シュンが「あ、忘れてた。」といって、リンに「あの5人のガキは異物だから黒炎で燃やしてくれ」というと、リンがエールをのみほし「われ、了解」といい、シュンがシリルに「シリル、のこりおまえ浄化してくれ。 おれ、転送で結構魔力つかうからよ」といい、シリルが「わかったぞ」と承諾する。
◇◇◇
シュンがモリスの所に転移する。
タバコに火をつけながら、カミルに「そこのガキ、わりぃーが、お前は異物だ。 元の世界へ帰す」というと、カミルは震えながらも「帰りたい」といって、シュンが魔法陣をカミルの頭上にだし、それがカミルを包みこむとカミルの姿は消えてなくなる。
モリスとギルドマスターはシュンの魔力にあてられ気絶してしまった。
◇◇◇
シュンがすぐ魔人族のほうにいき、舌を切られたものを回復させる。
シュンが魔人族に「島ごといくから、たぶんおめぇーら気絶するが、起きたら元の世界だ。」といい、リン達に「結構魔力解放すんから、きをつけろよー」と叫び、みなが少し離れたのを確認して魔法陣を出現させ島ごとつつみこむと島ごと消えるのであった。
シュンが「んじゃ、帰るか」といいみな頷きその場から消えるのであった。
王のいた場所には一通の手紙が残っていた。 そこにはこうかかれていた
【 おまえの命令で30年前と4年前に召喚したのは見た目は違うが同じ人間だ。 彼らと話し合い事実を公表し戦争を回避するのであれば、彼らを元の世界に帰そう。しかし、最後通告を無碍にした場合、この度の時空の歪みに対して秩序を乱した罪を償ってもらうため我調整者として現れる。
0番隊隊長 白銀の黒帝
追伸:魔大陸にるのが魔皇帝だぞ。 魔界にいるのが魔王だぞ。 いいかげん覚えるのだぞ BY 魔王 】
気絶から目覚めたモリスとフリークス家の面々は、さっきまであった島がなく海が広がり、そして死体が一つも残ってない状況に唖然としつつもこれからの後始末に頭を抱えるのであった。