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対抗戦の前に来た食堂の来客

それから、数か月経過し、シリルは金曜日はサボりマイペースな学園生活をすごしていた。

とある金曜日の夜、学園長であるモリスが、食堂の閉店間際に来店するのである。


「シュン殿、あいてるじゃろか?」と言われ、「カウンターでいいか?」聞くと、「ああ、あといつものじゃ」といって座るモリス。 すると、リンがワインの小樽をモリスに提供する。 この日は既にお客もおらず、リンはそのままドアの看板を”Close”にする。


しばらくして、俺がタバコを加えながら「ふとるぞ」というと、「うまいんじゃ。」といって、提供されたフライドポテトとピザをつまむのである。 それから、俺が賄いを作り、リンとゲールに渡し2人ともそのまま事務所へむかう。


俺がエール数本もって厨房から出て、モリスの隣にすわるのであった。

俺がタバコをふかして「なんか用か?」というと、「ああ、儂にはわからんのじゃ。 なぜ、魔大陸の魔皇帝が襲撃したのかがじゃ。 それに過去の文献によると彼らの文明は非常に高いはずじゃ。 なのに、襲撃に来た時も陸をわたってきたのじゃ。 彼らの技術なら造船でこれたはずじゃ。 おぬしは何かしらぬのか?」と聞かれた。


俺はニヤリと笑いながら「おれは単なる傍観者だ。 人間社会のことはお前らが考えろ」といいエールをのむ。

するとモリスがワインをのみながら「そうだったな」といい、「別件じゃが、来週学園で対抗戦があるんじゃ。」といわれ、俺がタバコをふかし「シリル、わすれてんぞあいつ」というと、モリスが「そうか。」と笑う。

そして溜息をつきながら「国王が来賓するそうじゃ」という。 


「ふーん」といってエールをのみ、モリスが「実力のある生徒でどこにも所属していない生徒を国王命令で騎士団にいれるようじゃ」という。 俺がニヤリと笑い「そうか」というだけであった。

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