父さん、バカなの?
娘を名乗る少女を招き入れてしまいオレの中で様々な思考がグルグルと巡る。
「これって誘拐になるのか?迷惑防止条例で捕まるのか?」などなど
「いや、待て。友人の誰かのイタズラの可能性もある。そういう設定でデリヘル嬢を呼んだのかもしれない。」
しかし目の前に居る少女は正に少女でありどう見てもそっち関係の人間とは思えない。
こちらをジッと睨んでくるその目がオレに突き刺さる。
そして少女はそっと口を開く
「そりゃあいきなり未来から来ました貴方の娘です。扉を開けてください。なんて言って開けるバカだとは思ってなかったからやり過ぎたとは思ってるわよ。」
急に態度が180度変わったのを見てああ、そういう設定かと納得し
「悪いけどチェンジで」
そう一言告げた。
「は?」
少女は口をポカンと開け固まっていた。
「だから、『チェンジ』で。悪いけどオレはもっと大人な女が好きなんだ。貧相な体型には興味は無いんだよね。」
「父さんってさ、バカなの?」
突然娘を名乗る少女が現れたがオレはそれを友人の誰かのイタズラだと判断しチェンジを言い渡す。
そして告げられるバカなのかという言葉とゴミを見る様な目
次回
これでもくらえ!