服屋
なんとか服屋の前についた。
送ってくれた老人にお礼を言い俺は店の中に入った。
店の中に入ると服屋と聞いていたが周りには服が一着もない。
どういうことだと思っていたが、
いきなり
「いらっしゃゃいませゃ」という声が店の奥から聞こえてきた。
おれは「服をが欲しいのですが服はありますか?」と質問した。
その言葉に店主はいきなり目の前で土下座して
「きぞゃくしゃまでしたか・・・」
おいおいとおもったが、、、
まぁこの際服が手に入るのであればなんでもいい。
「そうだ。服を準備してほしいと命令した」
そうすると店主は頭を下げたまま奥の部屋に行き
俺の身体にあった服を準備してくれた。
俺はそれに着替えた。
悪くはない。現代でいうシャツにズボン。営業マンには欠かせない感じだった。
俺はこれを頂こうと伝えた。
店主は「代金はどうさゃれますでしゃょうか?」と質問してきた。
俺はお金は持っていない。
持っているのはぶかぶかの服ぐらい。と思っていたが
ひらめいた。
もともと営業マンとして仕事をしてたスキルを活かしてこのぶかぶかの服を売りつけようと・・・
昔は10円を100円で売りつけた記憶もあったので大丈夫なはずと思い。
店主に対して
「ではこの貴族が着ていた服と交換というのはどうか。貴族が着ているとなると他で売れば価値は今の倍になるはずだ。そうすれば今着ている服以上の儲けを出す。その際に本当は売った利益を返金してもらう形だが、今回はそれをなしということでどうだ」
と言うと店主は感銘を受けたのか再び土下座をして
「ありがとうござゃいますゃ」と言ってくれた。
おれはうなずきこれはやばいと思ったので早々に立ち去った。
それにしてもここの方言は特殊すぎる。
そして素直なのかあまり頭がいい人種ということでもないのか・・・
考え事をしていると、前からさらに杖をついた老人がよってきた。
書くペースを1日1話かけるように頑張ります。
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