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枕の下に 希望の上に(1)

精粋フィードバック

嫌な事が無ければ

皆 幸せになる

そんな頭の悪い事を

考えている人は居ないだろう




嫌な事が無くなった世界

皆 幸せにする

それだけに頭を使って

幸せの上限が無限に広がり

幸せにする事の意味に 価値に

押し潰された顔して

無理矢理作り出している

世界になるだろう




そして

作り出した幸せが

値踏みされて

認めるか 認め無いかで

質を決められて

認められないなら

たらい回しになって

次の人へ 次の人へと

紹介という名の

譲り渡しが行なわれ

人としての

一番隅に追いやられるだろう




幸せな世界はおとずれない

それで良い それが良い

幸せな時間はやってくる

素早く通り過ぎる

あの時間を

大切だと言えるままで居たい

他に比べられる物が無い

そんな世界の中で




不幸せなままで

不幸せと幸せを比べてる世界で

だから

だからと

幸せの前に無条件降伏する

幸福追求者にはなりたくは無い




ある日突然

目の前に現れて

そして一瞬

姿だけを確認出来る

幸せとは

どんなに取り繕っても

そういう物だ

欲望に押し潰された

幸福など

誰も見たくは無い


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